マガジンのカバー画像

滋味飯のすゝめ

128
地味で滋味深い料理の作り方、考え方のマガジンです。 無料 有料混ざってます。
運営しているクリエイター

#おうちごはん

いつもと違う昼メシが食いたい時に読むnote、40数品の準レギュラーランチ。

いつもと違う昼メシが食いたい時に読むnote、40数品の準レギュラーランチ。

『たまにはいつもと違う昼メシが食いてえな。』という気分のアナタに送ります。

まぁ俺が欲しいから書くんだけどね。うむ。

・定型と自由型

昼メシは一人で食べる事が多いので、縛りが少なく自由だ。
夜は家族の好みや量や栄養や時間や色んな事を考慮するので、それと比べると一人の昼メシは自由だ。

といっても、前日の余りや賞味期限、冷凍庫や冷蔵庫の整理、自分が食った方があとあと食事が作りやすくなるだろうな

もっとみる
おいもどらやき。

おいもどらやき。

さて、今日はどらやきの話をしましょう。
パンケーキでもドーナツでも、鯛焼きでも無く、どらやきです。

『私はどらやきよりドーナツ派だ』という皆様には読むのを無理強いしません。
この記事でも読んでホットコーヒーでも飲んでください。

読んでもたいして実利の無さそうなどうでもいいnoteですが、なんか書きたいので書きます。
どうぞよろしく。

今日は秋の味覚。お芋。

好きな甘い物ランキング1位がドー

もっとみる
oh!!おでん🍢🍢

oh!!おでん🍢🍢

ある昼、きしめんを茹でていると電話がかかってきた。
電話のベルが12回鳴って消えた。と言いたいところだが、携帯電話の設定でかバイブ音だけで気づけなかった。

できあがった料理の写真を撮ろうと思い携帯を開いたら、画面には不在着信が二件と留守電が一件。
電話をすると言われていた人だ。

まぁ良い、急ぎではないし。
なにより麺類を熱々で食べること以上に大切な事なんて人生にそう多くない。

固めにきしめん

もっとみる
サヤの出汁で味重視の豆ごはん。

サヤの出汁で味重視の豆ごはん。

豆ごはん。
筍ごはんと共に
春の炊き込みご飯を引っ張る大御所。

豆ごはんは、塩、昆布、酒をベースにする炊き込みごはんだ。
この系統は他にも、栗、芋、銀杏、枝豆、ムカゴ、などなども仲間だ。

これらの共通点は、甘味がある事と、淡い味ということ。
醤油やみりんを入れ甘辛くすると素材の仄かな甘味や香りが負けてしまうので、塩と昆布と酒くらいにするのが良い。

ムカゴと銀杏のご飯も好き。

ただ、豆ごはん

もっとみる
普段のシンプルな副菜達を50品ほど。

普段のシンプルな副菜達を50品ほど。

副菜に悩んだらバーーーッてスクロールして参考になったら嬉しいな。
書いてる本人が一番使うと思うけど。

料理人だからって普段から手の込んだ料理をしているわけでは無い。
むしろシンプルにザッと作った料理の方がよく食べる。
手間や時間もだけど、そういう味が好きなのだ。

今回はなんというか、わざわざnoteに書いてこなかった料理達です。
簡単すぎるけど献立に悩んだら便利かも。

我が家の晩ご飯は一汁二

もっとみる
ゆるやかな食生活の変革。(地味な和食へ移行した半年の記録)

ゆるやかな食生活の変革。(地味な和食へ移行した半年の記録)

食生活を変える。
と言っても簡単じゃ無い。

アレ食べたい、コレは嫌い、またコレぇ??、みたいな食べ手の問題もあれば
作れる物のレパートリー、作る時間、買い物の時間、いつも買う物などの作り手の問題もある。

でも、変えなくてはいけない場合がある。
健康、節約、作り手の余裕、、、毎日の食事は様々な要因が絡んでいる。

・ゆるやかな改革のはじまり。我が家では、ここ半年程度で、かなりの変革をした。
家族

もっとみる
ぽてところっけ。

ぽてところっけ。

ポテトコロッケではなく“ぽてところっけ“
ひらがなで書きたくなる様な
ふわっふわ サクサク ほっくほく。

揚げたてをそのまま、ソースをかけても、パンに挟んでも、ご飯と合わせても良い。
芋の素朴な甘さが大好きだ。

沢山作るつもりでも毎回無くなってしまう。
だから、今回はがっつり大量にこしらえた。

高校の頃、学校帰りに肉屋で買い食いしたあの味を思い出しながら。

・材料大量なので、半分や1/4と

もっとみる
豚蕪 出汁と酒塩 葱生姜。

豚蕪 出汁と酒塩 葱生姜。

野菜の煮物には、醤油や砂糖をいれる事が多い。
もちろん、それも大好き。

けれど、蕪、冬瓜、大根、玉ねぎ、などの淡白な野菜は塩味で炊きたい。(野菜自体の味が薄いから塩味の方がわかりやすい)

でも、家庭では、塩味の炊き物は敬遠されている。
理由はいくつもあると思いますが
・醤油が入らないから旨味が弱い。
・ご飯が進まない。
この2つが特に理由だと思います。

和食屋で賄い作りをしていた頃
コレを作

もっとみる
トマトに塩をかければサラダになる。

トマトに塩をかければサラダになる。

約25年前、王様のレストランというTVドラマで、“ミッシェル・サラゲッタ“というフレンチの巨匠(架空の人物)がコメントしたとする名言だ。

レストランが舞台のコミカルな人間ドラマで、ミッシェル・サラゲッタの名言も面白いので興味があれば是非。

25年も前の作品だが
いまだに色褪せない面白さがある。

今回はそんなドラマの話、、、ではなく
料理に手を加えすぎなくても良い。
って話をしよう。

『トマ

もっとみる
肉は煮込んで、野菜は焼いて。

肉は煮込んで、野菜は焼いて。

久々にトマト煮込みを作った。
豚の肩肉と、羊の肋肉をよく焼いて、玉ねぎとニンニク、トマトと赤ワインでコトコト煮込んだ。

水煮大豆を具に足し、何種かのハーブとスパイスをいれ香りを足して、塩と蜂蜜で味を整え、バルサミコ酢を少したらして味の〆に。

焼いた夏野菜をたっぷり皿に盛り、煮込みをたっぷりかける。
さっぱり美味しく、なんだかオシャレに見えるわけだ。

元々は、野菜も煮込みに入れようかと思ってい

もっとみる
白いご飯はメインディッシュになる。

白いご飯はメインディッシュになる。

先日、生の粒山椒を手に入れたので、ちりめん山椒をこしらえた。
自分で作るんだし、甘すぎず、水分多すぎずで、好みの味に仕上がった。

ちりめん山椒と言えば、湯気が立ち上る白飯にたっぷり乗せて食らうのが1番。

「じゃあ、土鍋で炊くか。」

土鍋炊きにおける、米の水分量や、吸水などは色々なやり方があるけど…
炊飯器のメモリは優秀なので、炊飯器で計って移すのが家庭だと楽だと思う。

・米を炊くコツ・最初

もっとみる
“おひたし“のすゝめ

“おひたし“のすゝめ

外出自粛で家に引きこもってるんで、ほぼ毎日ご飯を作ってます。
んで、やっぱり家でのご飯って、献立考えるのが大変ですよね。

『あと1品欲しい!』
そんなあなたの強い味方がおひたしです。

という訳で、とりあえずおひたしについて。
最近のおひたしは浸さない傾向強いんですが、浸さなくてもおひたしでいい気がします。

【本来のおひたし】
野菜を茹でる
⬇️
出汁に浸す(浸すからお浸しなんです!)

もっとみる