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サードカルチャーキッズ

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サードカルチャーキッズの私を構成する文化の数々
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記事一覧

頭が良くなる漫画、第1位に恐れ入った

頭が良くなる漫画、第1位に恐れ入った

今日、テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」で、東大生300人に聞いた、読むと頭が良くなる漫画ランキング20が放送されていた。

選ばれていたのは、わかりやすく知識がつきそうな歴史マンガや医療マンガだけでなく、スポーツマンガやバトルマンガ、ファンタジーマンガも選ばれていた。スポーツマンガからは精神論、バトルマンガは受験とリンクさせて読むと、メンタルの保ち方とかモチベーションとかを学べるんですって。

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悪いと思うところは、裏返してみるといいところ。

悪いと思うところは、裏返してみるといいところ。

先日Twitterである方から、

「高木さんの言葉はいつも悲観的に終わるんじゃなく前向きに終わるとこが素敵だと思います。"これだから日本人はダメなんだ"系の記事が多い中でとても前向きで、それでいて押し付けがましく無くてスッと心に入ってきます」といううれしい言葉をもらった。

わたしも昔は、「だから日本人はダメだよなあ」と思っていた。

思ったことは口に出さないこと。空気を読みすぎることろ。イヤな

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田中、「外国にルーツを持つ子ども」って呼び方やめるってよ。(小さくマニアックな新年度の決意)

呼び方定まらず、もやもや

年度末がまだ終わらないけれど、日付だけは新年度になったということで、2018年度の(小さな)決意を。「外国にルーツを持つ子ども」という呼び方はまだまだ定まりきっていなくて、支援者や地域によって「外国につながる」「外国につながりを持つ」「ミックスルーツ」「外国由来の」などなど、バラバラ。

そもそもこれらの呼び方が「良い」のかどうか、そもそも「当事者」である子どもたち自身

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名探偵コナンのOP・EDから魅力を語る

名探偵コナンのOP・EDから魅力を語る

3月6日(土)放送の名探偵コナンで「ピアノソナタ『月光』殺人事件(前編)」が放送されます。
この事件、コナンファンなら誰もが知る名作だと思っていて、コナン(新一)にとって、その後の彼の探偵としての指針にもなっている事件です。
昔の絵のタッチの『月光』もいいけど、今の絵のタッチでリブートされるとどうなるのか今から楽しみです。

この企画はアニメの放送(アニメのエピソード話数)が1000回になった記念

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“日本人”が理由で近づく人

“日本人”が理由で近づく人

私が海外に住んでいた間の経験として、感じたことを書いておきたいと思う。
それは、私が“日本人”だからという理由で近づく人達のこと。

オーストラリア人も含めた外国人は、道端で他人とあっても挨拶を交わす場合が多い。そして、それから自然と雑談になる場合も多々ある。そこでの1つのネタとして、どこがルーツなのかを尋ねる人も沢山いる。
これは、聞いている人でないから全て分からないが、間を埋めるため、話を膨ら

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- バカに説教するあなたも既にバカである -

という名言を見た。

要は時間の無駄だという事。

考え方や価値観が異なる人に説教する事というのは、相手に分からない方言で話しかけているようなもの。説教する事自体が馬鹿げている。

なるほど、と思った。

【海外記事解説】教員には、自己同情が大切である。

【海外記事解説】教員には、自己同情が大切である。

こんにちは、edbe編集部です。

edbeでは、海外教育トレンドや世界の教育事情について最新情報を発信しています。

今回は、以下の記事をぺい先生とあやかちゃんに解説してもらいましょう!

登場人物

ぺい先生:優しく穏やかな性格で、生徒たちから慕われている先生です。教員として働くことを目指すあやかちゃんにアドバイスをしています。

あやかちゃん:陽気で明るい性格の女子大生です。教員を目指してお

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「私は差別主義者ではない」が免罪符にならない理由(植田かもめ)

「私は差別主義者ではない」が免罪符にならない理由(植田かもめ)

植田かもめの「いま世界にいる本たち」第33回
"How to Be an Antiracist"(アンチレイシストになる方法)
by Ibram X. Kendi(イブラム・X・ケンディ)2019年8月発売

連邦議会議事堂の襲撃事件など、最近のアメリカをめぐるニュースを見ていると、よく言われる「分断」状態よりも、さらに重苦しい「緊張」状態にあるような印象を受ける。

人種をめぐる対立もその緊張(

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人類史上、最もバカな世代

人類史上、最もバカな世代

 子供の頃、大人ってのはいろいろなことを知っているものだと思っていたんですが、大人になってみると、まぁ、そうでも無いなぁと思って。そりゃ、子供よりはいろいろと知っているかもしれないけど、大して変わらない。会社で働いていても、その、特定の会社での生き方を知っているだけであり、何でも知っているかというと、そんなことは無い。

 例えば、きちんと会社で働いて、育児もしっかり出来て、家事も出来て、人付き合

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日本を絶望の国にしてはならない

あけましておめでとうございます。
僕の年明けは、例年のように、
「朝まで生テレビ!」の生放送で始まった。
テーマは「激論!ド~する?! 日本再興2023」。

2000年には一人当たりGDPが、
世界2位だった日本。
しかし、2021年時点では
27位と大きく後退した。
少子化と高齢化、
増大する国家予算と赤字国債……、
日本はいったいどうしたらいいのか。

自民党の片山さつきさん、
慶応大学准教

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隣人が幸せでない社会は幸せな社会ではない

隣人が幸せでない社会は幸せな社会ではない

コロナ、経済低迷、、どんどん生活が縮こまりそうになりますね。
少し目線を上げるだけで、私たちの意識は変わるんじゃないか。
そんなことを書いてみたいと思います。

以前こんな記事を書きました。

書いたきっかけは、こちらの対談でした。

この中で、もう少し取り上げたい話がありました。

隣人が幸せでない社会は幸せではない

対談の中で磯田道史さんが語っていた言葉。

隣人が幸せになれる社会は、自分も

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英語の間違いで夫婦の離婚危機になった話

英語の間違いで夫婦の離婚危機になった話

今日は、私の英語の間違いで危うく離婚しそうになった・・・という話です。

数年前、アメリカ人の夫・マイクがビザの更新手続きをしていた時の話。

夫は、日本人である私の夫ということで、配偶者ビザの在留資格で日本で生活して働いています。

夫の仕事については、過去にこの記事でも書いたことがあります。

配偶者ビザでも、日本での仕事に制限はないし、生活に特に支障はありません。

とは言え、配偶者ビザだと

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日本が嫌い!欧米に移住したい!と言う人に伝えたいこと。

日本が嫌い!欧米に移住したい!と言う人に伝えたいこと。

突然ですが・・・

海外旅行、留学、ワーホリなどを経験された方、もしくは海外在住者のブログを見て海外移住に憧れている方、1度はこんなこと考えたことはありませんか?

寝ぼけたこと言ってんじゃねぇ!…なんて言うつもりはありません(笑)
どちらかと言えば私も海外移住に賛成派なので。

しかし、現実問題として短期滞在や一個人のブログだけではその国の本当の姿が見えてこないので、「海外移住」を「旅行感覚」で

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ほめられるつらさって、あるよ。

ほめられるつらさって、あるよ。

 そういう言葉が、深く、痛く、えぐってくるときあるよな。

 さっきこの動画を観てたらふと思い浮かんだ、率直な感想だった。

 コメント欄に見つけた「何でもできる」「世界で戦えるハイレベルな表現者」「すべてがパーフェクト」などの称賛の文字。それらを眺めていたら、ザワついてしまった。なぜか。

 誰かをほめたたえることが、その人を追い込み苦しめる原因になってしまうときがある。「できる人」と受けとった

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