大見謝

大きく見せて謝る(ごめんなさい)人生 / 1988, 長崎生まれ, 沖縄育ち / 猫…

大見謝

大きく見せて謝る(ごめんなさい)人生 / 1988, 長崎生まれ, 沖縄育ち / 猫五匹と古民家二軒と店舗二軒 / 水木しげる追っかけ / TENG(法人)とケケケ(個人)

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【1本600~2000字を、月5~10本配信】 「あの世とこの世」のように「都会と田舎」を行き来する編集者の、SNSでは書ききれない日々の生活や考察、ついSNSの建前で包み隠してしまう本音のぶちまけ、コンテンツの雑感などをぬるっとお届けします。 メンバーさんからの「こういうの書いてみて」があれば、なるべく投稿できればと。あと、そのうち、本や映画の感想戦、日々のモヤモヤの共有、ちょっとした企画づくりの場も+αでととのえられたらと作戦練ってます。 馬鹿にかまってください。

  • とりあえず

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マガジン

  • なんとか400

    なんとか400字ちょうどで書く、記録か記憶。

  • ケケケの日記

    日記(のようなもの)

  • 書くか喋るか

    TENG(テン)の活動で考えたこと/感じたことを、書くか喋るかで記録してきます。

  • コンテンツ考

    コンテンツを観た/聴いた/読んだ感想や考察、ときどきメモ

  • なにかと800

    なにかと書きたいことが増えちゃって、400字で足りず×2倍の800字でちょうどで書く、記録か記憶。

最近の記事

□漏れることば #交換日記 https://omij.art/leaking-word/ そうそう、「ほぼ日」ということばがすごいんだ。糸井さんしかり、「自分なくし」のみうらじゅんさんしかり、そういう思考のみならず、生活習慣まで染み入り、自分を意識を整えてくれることばってある。

    • 本との距離②

      恥ずかしながら、20代までを年間1万も本に使わない生活していた。と書いた。本離れはしてたけど、雑誌には、活字にはどうにかしがみついていた。 大学生になった18歳からは、暇あれば大学図書館にいた。手にするのは図書館の奥にある難解な本ではなく、図書館の外のエントランスにあった、表紙やレイアウトに惹かれる雑誌だった。 AERAの最後らへんにあった(今でもある)「はたらく夫婦カンケイ」というコラムを毎週楽しみにしていた。彼女なし童貞野郎だったくせに……と今思えば、なんとふざけた娯

      • きょうのピーエス #3(アダムスファミリー、表現を仕事にするということ、コミュ力は副詞で決まる、他)

        先日、勢いのままに『アダムス・ファミリー(1991)』を観てしまった。去年観終えた『ウェンズデー(2022~)』がよかったのもあり、もう一度観直してみたら何か気づくことがあるんじゃないかと思って。 おそらく最後に観たのは、小学生の頃、金曜ロードショーとかじゃなかっただろうか。全然ストーリーに覚えがなく、そして予想してたものとは違っていて、普通に展開を楽しんでしまった。アダムス・ファミリー2は課金すればレンタルできる。観るかあ。 2周目しているといえば、『マーベラス・ミセス

        • 本との距離

          「最近の人は本を読まない」 若者の読書離れを突かれるなか、あまり本を読まずにきた(30歳手前で少しずつ読むようになってきた)ぼくですら、「本を読んでる人のほうが珍しいんだなぁ(たしかにネットや動画で情報を拾えるけども…..)」と感じることが多くなった。 つまり、読書離れと指摘される中に自分も含まれるのだろうけど、その中でもさらに「ああ、全然読まないんだ」と下の世代に対して感じてしまうことがあるわけだ。 ちなみに、大学生の頃は、講義で使う以外の本に年間1万円も使わなかった

        □漏れることば #交換日記 https://omij.art/leaking-word/ そうそう、「ほぼ日」ということばがすごいんだ。糸井さんしかり、「自分なくし」のみうらじゅんさんしかり、そういう思考のみならず、生活習慣まで染み入り、自分を意識を整えてくれることばってある。

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        • ゆかいな40へ向かってゆけ(仮)
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        メンバー特典記事

          体重って、青春だ。

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          変革の秋。2週間ほど前から、朝、体重計に乗るようになった。これが意外とたのしい。

          体重って、青春だ。

          蓋をして進んでいく未来

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           ただ流れる窓の外を観るだけのお仕事です   星野源の『ある車掌』の冒頭リリック。  これを聴くたびに、「おいらは大丈夫だろか」と、自分の今の地点を確認しなくちゃという気持ちになる。 「ただ流れてくるものをひたすら流していやしないか」

          蓋をして進んでいく未来

          「どこに住もうか」なんてまじめに考えなくていいのかも。

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           ずっと地元がある人がうらやましかった。あ、それも今も変わらないか。うらやましい。  この「地元がある」というのは、物理的あるいは法的な意味ではなく、心理的な意味での地元の有無の話なんですよね。  ぼくには地元がない。  物理的な話をしちゃえば、長崎平戸島で生まれ、すぐに神奈川へ。そこでも川崎や横浜のなかを行ったり来たり。9歳くらいで沖縄伊平屋島に移り、高校から那覇に出て、大学からは東京へ。東京も学生生活から約10年くらいいたわけで、じつは一番滞在した都道府県でもある。

          「どこに住もうか」なんてまじめに考えなくていいのかも。

          手放し、演じる、日々はドラマ

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           予想だにしなかったお題が飛び込んでくる。そんなとき、どう受け身をとり、攻めに転じられるかって、つねに求められてることだよなぁ。  「求められる」ってのも、相手に求められてるってのはあるけど、それ以上に、自分に求められている感覚とでもいいましょうか。今の自分を上書きするためには、「なんか必要かもね」というやつ。

          手放し、演じる、日々はドラマ

          うんちは人生のスパイス

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           にゃ〜ん、と訴えかけてくる鳴き声が聞こえたら、これは「トイレに今すぐ連れてけ」の合図である。一緒に暮らす5匹の猫のうち、「もず」だけがトイレ時にまだ甘えを見せてくる。  一時期もう直ったかなぁ、という安定期があったのに、ボクが3日家を空けている間にトイレ以外でうんちをするという粗相を起こしており、以前のようにまたトイレットトレーニングが始まったわけなんです。  前は、朝目が覚めたかと思えば、にゃ〜んと声をかけてくる。この鳴き声は食べものをねだってる感じじゃゃない。とすれ

          うんちは人生のスパイス

          コンディションと、物怖じボーイ&ガール

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           コンディションが大事なんすよね。  自分が今どんな心理状況にあるのか。たとえば、恋人にフラれて哀しいだとか、仕事で理不尽なことに遭遇して煮えきらないだとか、滞りなく物事が進んだからいい日でハッピーだとか、その前提を抱きながら、今目の前にある物事を判断していかなくちゃいけないのが人間だ。  それを前の感情を引きずったままに、物事の経過を眺め、相手の言葉を受取り、選択しようとするとどこかでズレが生じてくる。こういうときほど事実をもとにした冷静な判断が求められるのだけど、それ

          コンディションと、物怖じボーイ&ガール

        記事

          「一人」と「みんな」、二足の草鞋を履いてみるすゝめ

          大学受験、そしてフリーランスとして執筆や企画の仕事など、ずっと独学でどうにかやってきた経緯もあり、基本は「まず自分一人でやってみる」といいう姿勢をとるようにはしている。 けど、独学だけではどうしようもないこともある。いや、というよりも、そもそも「どうしようもない」と自覚できないことすらある。こいつが怖い。若いときであれば、それなりに指摘してくれる周りの大人がいるけど、まあまあ年を取ってくると"粗"の部分は言われなくなってしまう。 ぼく自身、一人の限界を何度も感じてきた。

          「一人」と「みんな」、二足の草鞋を履いてみるすゝめ

          向き合う角度と心意気をずらしたら

          真正面に向かって仕事をしてはいけないタイプの人間がいると思う。 まともに、ちゃんと、真摯に、そこに血流注げるの凄いことなのだけど、向き合いすぎて、視野が狭くなって、空回りしがち…って少なからずいる。 よく笑いの説明で「緊張と緩和」という表現がされるけど、緊張だけで仕事していて、自分にも周りにも緩和がないから、みんなキツくなっちゃうみたいな感じ。 何事もまじめに取り組んじゃうのであれば、性質に乗っかる術も身につけたいところ。 勝手に標準を定めグググとのめり込める良さがあ

          向き合う角度と心意気をずらしたら

          週1のお店を2つ、オープンしてるわけですが

          「週1でお店を開く」というスタイルは、わりとどんな職業の人でもやれるんじゃないか。 自社プロジェクトとして、4月から週1でやるお店を同時に2つ(本屋とカフェ)はじめたわけだけど、「うん、週1っていうペースが悪くないかも」という感想。1ヶ月(各4日)ほど試すなか、すでに伸び代を感じている。 その(小)商いにポテンシャルがあるなか、じゃあ他とのバランスをどうとりながら、「もっと」と踏み込んでいくのか。そのタイミングについては、もうちょい今のペースを味わってから調整方法を考えて

          週1のお店を2つ、オープンしてるわけですが

          「ホームシック」の一言もあつかえなくて

          9歳から15歳までは、母の出身である伊平屋島(いへやじま)という小さな島で暮らしていた。沖縄の最北端に位置し、人口は1200前後、5つの字(あざ)からなる離島だ。 沖縄の人でも「知らない」「読めない」という島であることも多く、幼いながらにも、観光客を観てよくこんな辺鄙なところまで来るなぁと思っていた。 中学生のとき、英語の授業をサポートするALT(外国語指導助手)として、アメリカから赴任してきた先生がいた。黒人の女性で、日本語もほとんどできないに等しかった。でも陽気で、ど

          「ホームシック」の一言もあつかえなくて

          無気力365日

          5月が終えても去らない5月病と知り合って、どれくらいの年月が経つのだろう。 以前は「6月ならまだしも7月まで」と書いてたけど、今じゃほとんど年中付き纏われている気がする。無気力365日。5月だけのものにしておくのは勿体ない!と各月がシェアしはじめた。人気者はつらいね。 そう、調子良いことがデフォルトなわけがない。自分に期待したいところで何かが変わるわけではない。変えられるのは、期待うんぬんの信仰ではなく、身体を動かしたぶんだけのリアルな蓄積だ。 「うまくいかなくて当然」

          無気力365日

          意識できないから「塵」なんだ

          塵も積もれば山となる。ではないけど、たしかに気づけば「あ、こんなに溜まってたんだ!」というものはある。 もう15年ほど付き合いの先輩と、それぞれのブログを介して「交換日記」をやっている。ちょうど1年が過ぎた。 直前に何をしていたか(考えていたか)といった超近況に加えて、最近チェックしてる本や映画などのコンテンツ共有がいつの間にか主たるものになっている。 相手の文章に反応する部分もあれば、読んで気になったとしてもいちいち反応せずにスルーすることもある。どちかといえば、相手

          意識できないから「塵」なんだ

          ものは

          何事も、ものは試し。 ……と思ってはいてもなかなか手を出すまでには時間と勇気がいる。であれば、意識の強さなど頼りにせず、環境の強制力に身を任せちゃったほうがいい。 4月から学生に通いはじめた。ほぼ毎回、課題が出されるので、仕事とのバランスを大いに崩し、ひぃひぃ提出に追われる1ヶ月であった。 先日、SNSに関する講義があり、「TikTokアカウント作成し3投稿せよ」という課題があった。ここで初めて、気になるも消極的だったツールについに踏み込めた。 正直、使いはじめても「

          昔ばなしと悪巧みのマーケティング

          良いことだけでなく、悪いことにもマーケティングは役立つ。 『まんが日本昔ばなし』 で放送された「二ツ道のおいはぎ」では、追い剥ぎのずる賢さに唸ってしまった(物語の肝はそこではないけど)。 栃木の山奥にあった平野村には馬頭街道が通っていて、ここを通らなければ、他の町まで行けない。つまり、物の売り買いもできず生活に困るわけだ。そして、街道には家一軒もなく、助けも呼びにくい立地ときた。 ここに目をつけたのが追い剥ぎで、村から物を売りに行く/よそから買って帰って来るところを狙い

          昔ばなしと悪巧みのマーケティング

          黒(苦手)が白(得意)にひっくり返るとき

          人間関係に対する姿勢がよくないと親にツッコミを入れられたのが小学生のときで、人に会わず机かテレビにかじりつく自分は「人間関係×」というタグが確実にあった。 そのときの記憶はえぐく凄まじく、引きずっていたのか大学生になってからの人生初バイトは接客業を選んだ。苦手なら苦手なりに克服できる、鍛錬の場にいけばいいんじゃないかという逞しさを不思議と持っていた。 「処世術」とはいったもので、コンビニ飲食店などいろんな対人のバイトを重ねるうちにいつの間にか人との会話も苦じゃなくなってき

          黒(苦手)が白(得意)にひっくり返るとき

          徒歩とメモは比例する

          月に2回は外に出る。それ以外はほぼ家か徒歩20分圏内をうろつく生活だ。「散髪」と「買い出し」、今日は月2回分をまとめて行ってきた。 髪はお店を変えるから、また数軒まわる羽目になるのかと覚悟してたけど、まさかの1軒目でもう良さそう。次もここで。 買い出しは、fabmixという飲食店メニューの試作のために大好き業務スーパーであれこれ物色。時間さえあればずっと商品を眺めていられる。 fabboxと同じく立ち上げ期のfabmix。何事も「はじめる」ときに体力を使う。でもここでノ

          徒歩とメモは比例する

          カンフー事変

          ときどき、ほんと何がスイッチになったかもわからないのだけど、幼い頃の記憶がフラッシュバックすることがある。そして思い出すのは、たいていテレビの前にいる自分だ。 小学生に上がる前は、一人、もしくは弟と家で過ごすことが多かった。母もパートで働きに出ていたこともあり、留守番担当であった。そんなとき、テレビの前に身を置いて、毎週のように足を運び借りてきた作品をビデオデッキに押し込んでいた。 みつばちマーヤ、ムーミンのようなアニメはもちろん、ジューレンジャー、ウルトラマン、ゴジラの

          カンフー事変

          。こわい

          35才の大したことのない年齢でも、ジェネレーションギャップってのは偉そうに感じてしまうわけで。 「マルが怖い」 若い人たちの中には、LINEなどのやりとりで文章に「句点(。)」がついてると「圧」だとか「怒り」を感じることがあるそうだ。「マルハラ(スメント)」なんていう言葉もあるとかないとか。 なんじゃそりゃ、もう行き着くとこまで行っちゃうと本すら読めないじゃん? と反応してしまった。が、逆に考えれば、想像力が豊かとも言えるのかもしれない。しかしまあ、勝手に予想して勝手に

          。こわい