大見謝

大見謝(おおみじゃ)は本名でござい / 1988年生まれ / 企画編集でただよう「合同…

大見謝

大見謝(おおみじゃ)は本名でござい / 1988年生まれ / 企画編集でただよう「合同会社TENG(テン)」の人間代表 / 水木しげるおっかけ / 個人での課外活動は「ケケケ」

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【1本600~2000字を、月5~10本配信】 「あの世とこの世」のように「都会と田舎」を行き来する編集者の、SNSでは書ききれない日々の生活や考察、ついSNSの建前で包み隠してしまう本音のぶちまけ、コンテンツの雑感などをぬるっとお届けします。 メンバーさんからの「こういうの書いてみて」があれば、なるべく投稿できればと。あと、そのうち、本や映画の感想戦、日々のモヤモヤの共有、ちょっとした企画づくりの場も+αでととのえられたらと作戦練ってます。 馬鹿にかまってください。

  • とりあえず

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マガジン

  • なんとか400

    なんとか400字ちょうどで書く、記録か記憶。

  • ケケケの日記

    日記(のようなもの)

  • なにかと800

    なにかと書きたいことが増えちゃって、400字で足りず×2倍の800字でちょうどで書く、記録か記憶。

  • 本との距離

    現状、本を「好きでも嫌い」でもないけど、「本を売ること」をしはじめた、地方出身・中産階級以下で育ってきた人間が、どのように本と関わってきたのか。 年齢とともに本との距離感が移ろってきた記録を辿ることで、「本を読む」意識が芽生えた瞬間を探っていく。

  • 猫とくらせば

    猫たち(たら、とび、よね、みそ、もず)と古民家で暮らしてます #NAWAFIVE

最近の記事

丁寧か雑かじゃなくて、ただの気分

スーパーで買ってきたペットボトルのペプシを、冷蔵庫でちょい冷やす。 で、うすはりのロックグラスを出し、大粒のブロック氷をカランと入れ、氷に当てないようにコーラを流し込んでいく。最後に、スライスしたドライレモンを乗せたら完成。 お待たせしました、ただのペプシです。 こういうことを手間をかけてやるのって、超単純な分類で「丁寧な暮らし」とかに括られがちだ。たしかに、ドライレモンなんては乾かす時間があるし、なんならコーラに加えなくてもいい蛇足ともいえる。 ただね、言っちゃうと

    • きょうのピーエス#4(からかい上手の高木さん、だいじなケモノ道、ビジュアル・シンカーの脳)

      くらえ、p.s.返し!  ってことで、映像、音声、文章の順番で、最近の見聞きしたコンテンツを振り返ってみます。 小豆島の記憶のゆさぶられ毎週の見逃し配信系はとりわけ触れず、新たな作品でいえば『からかい上手の高木さん(2024)』をNetflixで数日に分けて視聴した。原作漫画、そしてアニメの存在はなんとなく知ってたはけど踏み込まなかったやつ。 ただ、『愛がなんだ(2019)』『あの頃(2021)』『ちひろさん(2023)』といくつかの作品を観て、「なんだ、このうまく言語

      • 「犬」以外の「狛○」は合成獣?

        「狛犬」を知らない日本人はあまりいない。神社に行くと、右と左とで対をなし、それぞれ阿吽の口の形をとり、神を守らんとする、あの銅像だ。 いろいろ調べてみると、派生というのか、「犬」以外にも猫や鼠、猿、兎、のような動物の「狛〇」がある。特殊なものでいえば、河童や柏餅なんていうものもある。 それぞれ、どういった経緯で建った像かはまだ不勉強なんだけど、「狛犬あるんなら、うちは猫でもいんじゃね?」くらいのノリで建ってしまった像の一つや二つあってもおかしくはない……。 そもそも「狛

        • 声と英語の一石二鳥

          「腹から声を出す、ってどうやってたんだろ」 ふと、そんなことを思う。運動部に入ってて、叫ぶくらい声を出していた時期はあった。おそらく、あの頃のそこそこお腹の使い方を知っていたんだろう。だけど、今思い出そうとしても、身体が忘れている。一度できるようになったことでも使い続けなければ、身から抜けていく。おぉ、こわ。 春から通う学校で、ボイスレッスンなるものがある。そりゃあもう口すっぱく「腹式呼吸で」と言われる。鼻から息を吸って、お腹に溜めた空気を、口から吐き出す。この練習(宿題

        丁寧か雑かじゃなくて、ただの気分

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        メンバー特典記事

          体重って、青春だ。

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          変革の秋。2週間ほど前から、朝、体重計に乗るようになった。これが意外とたのしい。

          体重って、青春だ。

          蓋をして進んでいく未来

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           ただ流れる窓の外を観るだけのお仕事です   星野源の『ある車掌』の冒頭リリック。  これを聴くたびに、「おいらは大丈夫だろか」と、自分の今の地点を確認しなくちゃという気持ちになる。 「ただ流れてくるものをひたすら流していやしないか」

          蓋をして進んでいく未来

          「どこに住もうか」なんてまじめに考えなくていいのかも。

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           ずっと地元がある人がうらやましかった。あ、それも今も変わらないか。うらやましい。  この「地元がある」というのは、物理的あるいは法的な意味ではなく、心理的な意味での地元の有無の話なんですよね。  ぼくには地元がない。  物理的な話をしちゃえば、長崎平戸島で生まれ、すぐに神奈川へ。そこでも川崎や横浜のなかを行ったり来たり。9歳くらいで沖縄伊平屋島に移り、高校から那覇に出て、大学からは東京へ。東京も学生生活から約10年くらいいたわけで、じつは一番滞在した都道府県でもある。

          「どこに住もうか」なんてまじめに考えなくていいのかも。

          手放し、演じる、日々はドラマ

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           予想だにしなかったお題が飛び込んでくる。そんなとき、どう受け身をとり、攻めに転じられるかって、つねに求められてることだよなぁ。  「求められる」ってのも、相手に求められてるってのはあるけど、それ以上に、自分に求められている感覚とでもいいましょうか。今の自分を上書きするためには、「なんか必要かもね」というやつ。

          手放し、演じる、日々はドラマ

          うんちは人生のスパイス

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           にゃ〜ん、と訴えかけてくる鳴き声が聞こえたら、これは「トイレに今すぐ連れてけ」の合図である。一緒に暮らす5匹の猫のうち、「もず」だけがトイレ時にまだ甘えを見せてくる。  一時期もう直ったかなぁ、という安定期があったのに、ボクが3日家を空けている間にトイレ以外でうんちをするという粗相を起こしており、以前のようにまたトイレットトレーニングが始まったわけなんです。  前は、朝目が覚めたかと思えば、にゃ〜んと声をかけてくる。この鳴き声は食べものをねだってる感じじゃゃない。とすれ

          うんちは人生のスパイス

          コンディションと、物怖じボーイ&ガール

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           コンディションが大事なんすよね。  自分が今どんな心理状況にあるのか。たとえば、恋人にフラれて哀しいだとか、仕事で理不尽なことに遭遇して煮えきらないだとか、滞りなく物事が進んだからいい日でハッピーだとか、その前提を抱きながら、今目の前にある物事を判断していかなくちゃいけないのが人間だ。  それを前の感情を引きずったままに、物事の経過を眺め、相手の言葉を受取り、選択しようとするとどこかでズレが生じてくる。こういうときほど事実をもとにした冷静な判断が求められるのだけど、それ

          コンディションと、物怖じボーイ&ガール

        記事

          Wander(VR)で、世界の果てに置かれてみた

          試験前なのに勉強に手がつかず、なんとなく整理してたら、部屋の片付けを本格的にしはじめちゃった。そういうことが死ぬほどある。死ぬまでずっとゾンビのように繰り返す愚行だとあきらめつつ、逃げ場があるだけマシだと思うようにしている。 今日は試験ではないけど、やらないといけない作業が控えてるにもかぎらず、ふと視界に入り込んできたメタクエスト2が気になり、吸い込まれるようにVRゴーグルに頭を持っていかれた。 メタになる前の「オキュラス」のときに購入してからもう2年以上が経つがいまだに

          Wander(VR)で、世界の果てに置かれてみた

          妖怪「ジブンニシカ」:自分じゃなくてもいいことから、自分にしかできないところまでの道のりは

          「自分にしかできないことをやりたいんですけど……」 自分よりもずっと若い人と話をしていると、そういった言葉をときどき耳にする。「〜ですけど」と言うだけあって、現状は「自分にしかできないことをやれてない」という不満不服が込められているわけだけど、むしろ「自分にしかできないこと」を20代前後ですでにできていたらすごい!あっぱれ!じゃないか。 その不満不服は、99%の人が経験する通過儀礼なんじゃないかなぁと思う。学生(アルバイト)〜新社会人の頃、ぼくも多分に漏れず「自分にしか」

          妖怪「ジブンニシカ」:自分じゃなくてもいいことから、自分にしかできないところまでの道のりは

          無駄印のきびだんご

          「桃太郎印のきびだんご」。おとぎ話の桃太郎のようにその団子を食べると、どんな動物でも瞬く間に人に懐いてしまう。ドラえもんのひみつ道具である。 作品中あまりにも動物たちの食いつきが異常だったり、人間にも有効な場合があるというのは、少しダークな設定に加えると急におそろしいブツだと気づく。 それに道具というよりは”食品(薬品?)”だし、未来の(ロボットテクノロジー)科学というよりは"化学”の進歩の賜物だろう。こいつを使うための法律は未来ではどうなってるんだろうか。 さて、そん

          無駄印のきびだんご

          本との距離⑨(400字)

          文字ばかりの本に慣れつつも、漫画から興味を広げることも覚えた頃、転校することになった。ちょうど3年になる手前だったような。 ついに親が別居することになり、4人姉弟みなで母に付いていく(そのだいぶ前から籍は外していたようで、子どものために一緒に住んでいたとか)。 学校が変わること、仲良い友達と会えなくなることに、いうほど不満があったわけではない。けど、環境の変化にうまく対応できなくて、転校後の学校の記憶はほとんどない。そう、登校拒否をしていた時期があった。 なので、ほとん

          本との距離⑨(400字)

          制服を脱いだら剥がされるもの

          「卒業して、制服を脱いだら、主人公感がなくなって戸惑った」 とあるラジオでとあるゲストが話していたのを聴いて、なぜかビビッときた。そのあたりをフラーっと考えてみる。 高校に限らず、大学生くらいまでは「わたしが最強!」という匂いがぷんぷんすることのほうが多い気がする。自分がどうだったかといえば、大学1年くらいまでは沖縄から上京してへんに調子に乗ってた気がするから、その"主人公感"を持ててたんだろう。 だけど2年からは、まあ学費も含め自分で払うんだったな、という現実を突きつ

          制服を脱いだら剥がされるもの

          ハリボーと水木しげるは同級生

          雑学というメガネをかけると、ものは同じなのに見え方が変わるものってある。ぼくにとっての最近のそれは、ハリボーだ。 言わずと知れた、グミ。商品名でもあるし、会社名でもある。ドイツ生まれで、世界初のグミこそハリボーが開発したものとされる。120カ国以上で取り扱われ、発売数世界一、売上世界一ってそんなにすごいのね、あなた。 そして、ハリボーで馴染み深い「ゴールドベア」の祖となるフルーツグミ「ダンシングベア」ができたのが、1922年ときた。小さな台所で、世界を巻き込むグミが生まれ

          ハリボーと水木しげるは同級生

          猫とくらせば / どうなるかわからないノイズだらけ

          「ああすれば、こうなる」といった合理性だけで動く世界を前提とし、取捨選択をする。「どうなるかわからない」ものは手入れしない。それどころか「ないもの」として扱い、人間を同じ論理に当てはめながら考えていく現代。それが脳化社会だと、養老孟司『ものがわかるということ』では指摘する。 一方、三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』では、新自由主義が浸透するなか、コントローラブル(制御可能)な自分の行動の変革が重視され、自分以外のアンコントローラブルな社会はノイズ(雑音)として

          猫とくらせば / どうなるかわからないノイズだらけ

          本との距離⑧(400字)

          シリーズもの、推理もの、そして、文字中心の本に少しずつ慣れてきた小学低学年期。そういえば、転校する前の話として記録しておきたい本があった。 『学研まんが ひみつシリーズ』である。特に、トン子・チン平・カン太の3人組が登場する『トン・チン・カンの科学教室』はよく覚えている。「なぜお風呂だと歌が上手く聞こえるのか」などの日常の不思議に応えてくれる嬉しさがあったし、すぐに試してみたくなる実験の紹介も多かった。 恐竜に宇宙(UFO)と首ったけの頃、化学/科学としての「なぜ」を紐解

          本との距離⑧(400字)

          □おもしろくないがおもしろい #交換日記 https://omij.art/uninteresting-is-interesting/ 期待してたものが手に入らなそうだから途中でやめる、というよりは、端から期待はしてなかったけど期待以上のものが見つかった、という”ヤンキー捨て犬可愛がり”ギャップ現象が起こっていた。

          □おもしろくないがおもしろい #交換日記 https://omij.art/uninteresting-is-interesting/ 期待してたものが手に入らなそうだから途中でやめる、というよりは、端から期待はしてなかったけど期待以上のものが見つかった、という”ヤンキー捨て犬可愛がり”ギャップ現象が起こっていた。

          本との距離⑦(1226字)

          「給食早食いできるとすごい!」みたいな、低学年特有のなんでも競争としてはしゃいでしまう性質のせいで、小学校の図書室でちょっとしたバトルが勃発していた。 貸出カードをめぐる争いだ。 図書室の本の最後のページには、必ず小さな封筒が付いてて、カードが挟み込まれている。そこに過去に借りた人の名前がずらりと記されていた。知ってる名前もあれば、全く知らない名前もあったが、今思い出すと、facebookのように校内の人の情報をかじる媒体としてカードは存在していたんだなあ。 まずは、本

          本との距離⑦(1226字)

          □空気を抜く力 #交換日記 https://omij.art/let-the-air-out/ 次の一手を考えるときの表現として「半歩先」「一歩先」とかあるけど、この「半歩先」が「あるない」に近いのかもしれない。先取りしすぎると「ないない」になってしまい、周りがぽかんとしてしまう。

          □空気を抜く力 #交換日記 https://omij.art/let-the-air-out/ 次の一手を考えるときの表現として「半歩先」「一歩先」とかあるけど、この「半歩先」が「あるない」に近いのかもしれない。先取りしすぎると「ないない」になってしまい、周りがぽかんとしてしまう。

          本との距離⑥(400字)

          あの頃のぼくにとって、「図鑑」は、チョコボールの「おもちゃのカンヅメ」くらい期待に胸を膨らませてくれるものだった(しかし、金銀のエンゼルをすべて集め切ったことはない…...)。 時期は同じくして、小学低学年。ぼくは横浜は都筑区の小学校に通っていた。今と違って、まだまだこれから開発していくぞ、というエリア。母の意向か、家の近くに畑も借りていて、たまにその作業を手伝っていた記憶がある。 その頃は、まだまだ外で遊ぶのが楽しく、家に帰ったら、駄菓子屋に立ち寄り、公園に集まることの

          本との距離⑥(400字)