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「俺が太宰で君が〇〇なのかもね」

 たとえ、会ったことのない人であっても、その言葉に救われるときがある。そういう意味では、文章って、空間的にも時間的にも遠くにとどくツールのように思う。

 で、言葉に刺激をもらっていた人と話ができる機会があったら、予習たっぷりという状態ではあるので、かなり濃密な時間になるのは間違いない。

 一昨年くらい、リリー・フランキーさんに人生相談するという雑誌の企画に申込み、話を聞いてもらったことがある。

 そこで打ち明けた悩みは、「"好き"という感情がわからないんすけど、どう思います?」みたいな感じのものだった。

 アロマンチック気味の性質も含め、もっと自分の根っこにありそうな価値観まで掘り返されたような時間だったように思う。ようは、結果、相談してよかった。

 今、思い出して見ても、不思議で、意外な言葉をいくつももらっていた。

 「君が人が好きになれないということを思い悩んでるとしたら、それこそがロマンチックな悩みじゃん。だって、それを自分の中から排除できる人間だったら、そのことで悩まないもん」

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