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東京修行僧日記

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カンボジアで得た学びを東京でも体現できるよう、日々と格闘する修行僧の日記です。
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#ライフスタイル

わたしが文章を書けるようになったのは、書くことをやめなかったからだと思う

わたしが文章を書けるようになったのは、書くことをやめなかったからだと思う

先週末、パッとアプリを立ち上げたら、noteさんに、「10月31日までに投稿すると、16ヶ月毎月連続投稿になりますよ!」といわれた。
会社のnoteでは記事を書いていたので、「ああ、今月は個人のほうではまだ1本も書いてなかったか〜」と思い、悩んだ末に、おそるおそる書き始めてみる。

「文章書くの上手だよね」「才能だね」「すごいね」今年になって、いろんな場面でわたしが書いた文章を読んでくださる人が増

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愛に生きること

愛に生きること

カンボジアに行く前の私は、自分にとって本当は何が大切なのか、わからなかった。

当時の私には、それが地位かもしれないし、名声かもしれないし、安心かもしれないし、達成感、優越感、他者からの承認や賞賛、自己実現、成長、回復、安定、お金‥‥かもしれなかった。

とにかく、そういう上滑りしていくようなキーワードに縋るしかない自分に焦っていて、本当に大切にしたいものが何なのかわかっていなかった。

カンボジ

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言葉にならないことを行動に移す勇気

言葉にならないことを行動に移す勇気

最近、パートナーと話し合った。

どんな言葉を重ねても、どんなに話し合っても
何かモヤモヤした気持ちが晴れなかった。

かれこれ1年くらい、
小さなモヤモヤを抱えていて
話し合いのたび、
私はなんだか腹落ちしない状態だった。

でも、何がなんなのか
どうしても言葉にできないことがあった。

モヤモヤの正体なぜなのか説明がつかないことや
自分でも解決策が見つからないことを
相手に投げかけても、
基本

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ふまじめを心に飼うこと

ふまじめを心に飼うこと

まじめな人ほど、心を病みやすい。

人や、記事や、テレビなんかで、当たり前のように語られている。

「まじめ」という言葉自体は、「よいこと」のニュアンスを含んでいるのに、「まじめな人」になった途端、なぜかネガティブ要素を含む印象に変わる。

まじめなのは、損なのだろうか。

そんなことはないと言ってやりたいのにそんなことはないと、言ってやりたい。
そんなことはないと、誰かに言ってほしい。

でも社

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「普通」は人によって違う

「普通」は人によって違う

何年一緒にいたって、他人は他人だ。

他人らしく、お互いを尊重する心を失ってしまったら、
その関係は終わりだと思う。

相手は自分の持ち物ではないどんなに近づこうとも、自分が生まれ落とした命であろうと、
その人は、私の持ち物ではない。

相手にも気持ちがあって、考えがあって、したいことがあって、
そうやって自由に生きる人間だ。

自分の思い通りにならないから、してもらえないからと
腹を立てることは

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前言撤回する勇気を持つこと

前言撤回する勇気を持つこと

昨日の朝早く、大学時代の後輩から連絡が来た。

「会社を辞めるか残るか、今日決めないといけない」

彼女には以前から、やりたいことがあった。

今の会社のポジションや、空いているポジションへの異動では、その夢が叶わないから転職を決意したと言っていた。

聞けば、辞めると言い始めて会社から引き止められる‥‥というやりとりは今回2度目。

「今度こそは」と思った矢先、
会社から新しいポジションを作るか

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会えることの有り難さ

会えることの有り難さ

1日は24時間。

誰にでも等しく与えられている。一応。

(組織のトップは、また少し勝手が違って、
チームメンバーの時間をいくらか自分の為に使うこともできるけど)

決められて、毎日等しく分配される「時間」

最近は時間の概念が少し変わってきたように思う。

可処分時間の使い方コロナウィルスが蔓延して、私たちの生活は劇的に変わった。

「オリンピックがあるから時差出勤やテレワークを導入しようね」

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自分の言葉、誰かの言葉

自分の言葉、誰かの言葉

発散する時期と潜っていく時期がある。
自分の言葉を発していくときと、誰かの言葉を呑み込んでいくとき。

でも、潜りすぎると現在地すらわからなくなることもある。
発散するときも同じ。大事なのはバランスかもしれない。

このあいだ、息の詰まりそうな狭い部屋をやっと解約して、
大きな部屋に引っ越しをした。

それからはリハビリをするようにゆっくりとだけど、毎日を取り戻している。
なんたって、とっても私好

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