snufkinsmile

こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 …

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こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 日記みたいな、詩みたいな、エッセイみたいな。 よろしくお願いします。

記事一覧

20240717「網目の事情」

輻輳しつつ どれかが零れ 見えないまでも それらを支えている 重なりつつ倒れ またべつの生命たちが 立ち上がり 絡まった糸を解きつつ 再縫合を忍ばせている どれもが簡単…

snufkinsmile
46分前

20240716「一葉の下」

ゆったり前後して 風に揺られ 上下を煽ぎ しなやかさを強化している 緑に囲まれた 忘れられた庭では 粛々と各々が全うしている それが許されないまでも 誰が言う訳でもない…

snufkinsmile
56分前

20240715「幸せが転がって」

幸せが転がって こっちに来たり あっちに行ったり ふと転げ それがどうなるかは 誰も知らない ただ願いの何か それを捕まえるように 見えない空気の中を 皆が泳ぐ 息継ぎし…

snufkinsmile
1時間前

20240714「雨のこと」

雨の日の朝に 雨に濡れ 皆がそこで暮らしている 打たれつつ 凌ぎ 横殴りであっても 何とかして 生きながらえる 生存の連結を繋ぎ 一方ではそれを放している どれもが洗われ…

snufkinsmile
1時間前
1

20240722「針溝ピックアップ」

鈍い銀色を掬い 後は黒 そして肌理を調整して 薄いベージュ オレンジ色のアクセントで 今は構成しいている 白さは必要 書かれたメモを通し 一日が執り行われる それもわず…

snufkinsmile
11時間前
3

20240721「清浄歩」

休みの日には 掃除して 片付けして 要らないものを選別して さよならをする いっぱい溜めてた 余計なものは 必要だったはずなのに もう見ることも少なくなって とっておい…

snufkinsmile
1日前
4

20240720「ここに居ること」

誰もが知ってて 誰もが言ってないけれど 内緒のことは どこか遥か いっときの充溢で わたしを忘れ あなたを思い出す よくある話しを聞いて どこかで聞いたことあるみたいな…

snufkinsmile
2日前
4

20240719「どれもが零れるから」

百度の湯 百三十cc 三十五秒 夏のほうじ茶 ゆっくりしつつ その時間で 現れる香りと 口に含まれる 早朝の出来事 まだ眠っている街で 誰かが働いている 掻い潜った罠を それ…

snufkinsmile
3日前
4

20240718「偲ぶころに」

ささやかな日常だとしても それがわたしのことで またわたしたちのこと 送ることと 流すこと 耐えられないくらいに それでいて平然の時もある これっぽっちの時間を 今持っ…

snufkinsmile
4日前
6

20240713「紫色の朝だから」

紫色の朝だから 今日はきっといいことがある そう思えたら少し安心 鳥たちは鳴いているし 水も流れている まだ眠れていない誰彼の 夢の中まで飛んで行って 宙を操り 翻る …

snufkinsmile
9日前
7

20240712「空気を纏う」

ほらほらと澄んで それでいて靄 湿り気を棚引かせ 白さが降りてくる どれもが静か そして鈍いくらいに 肌に届く 状況はまずまずだとして 中心辺りをぐるぐる廻る きっと何…

snufkinsmile
10日前
3

20240711「何度目かの一滴」

いつものように いつものことで 違う毎日 わたしがわたしであるうちで わたしがわたしでないまでには ずいぶん遠く 寄せて戻り ふわふわとしながら それでいて 確かに刻ん…

snufkinsmile
11日前
3

20240710「結んで、解いて」

さっきまで寝てたのに もう眠い 目を瞑って 外の音を聞いてたら 心臓の音も聞こえて来るかも ふと心配して 手を胸に当て それなりに生きてるみたい 呼吸を探し 空気を集め …

snufkinsmile
12日前
4

20240709「ビューティフル:ピープル」

自分のことだけど 本当の所はわからない それでいて 生きていられているのなら それはそれでいいのだろう 知らないわたしを探し ほぼ近くに そしてかなり遠くへと わたしま…

snufkinsmile
13日前
3

20240708「それぞれの内声」

待っているのは誰なのか 並んで鳴いて 泣いては転び 烈火の暑さで 梅雨を過ごす 電線で歌って集まって 集会は賑やかさを醸す どれもが曇って 湿り気が身体を纏う つばくら…

snufkinsmile
2週間前
5

20240707「それぞれのひかり」

ひび割れた壁を目にして その隙間をひとつひとつ眺める 小さな隙間から 長く微細に模様を描く 水分を放ち 水分を蓄える 呼吸をしながら わたしもそうなのだと 血管の膨れを…

snufkinsmile
2週間前
5
20240717「網目の事情」

20240717「網目の事情」

輻輳しつつ
どれかが零れ
見えないまでも
それらを支えている
重なりつつ倒れ
またべつの生命たちが
立ち上がり
絡まった糸を解きつつ
再縫合を忍ばせている
どれもが簡単なように
誰もがその手腕を絡め
奏でる複層は
更に変化を講じるように
再生のループを
そのルートに乗る
知らぬ間に加わり
また落ちている

千切れた雲を
放り投げ
離合を繰り返し
雲たちはそれぞれの造形を
顕にさせつつ
寺院なり生命

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20240716「一葉の下」

20240716「一葉の下」

ゆったり前後して
風に揺られ
上下を煽ぎ
しなやかさを強化している
緑に囲まれた
忘れられた庭では
粛々と各々が全うしている
それが許されないまでも
誰が言う訳でもないのだから
より静かに生存の歌を歌い
季節を案じ
転ばぬ杖を地面に接地させている
どれもが枯れると言うのに
繁茂は遠近を絡ませて
濃く薄く
虫音を響かせ
小さな庭に何かの花が咲く

掻き分けた緑を倒し
根こそぎ平にしては
その平衡もま

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20240715「幸せが転がって」

20240715「幸せが転がって」

幸せが転がって
こっちに来たり
あっちに行ったり
ふと転げ
それがどうなるかは
誰も知らない
ただ願いの何か
それを捕まえるように
見えない空気の中を
皆が泳ぐ
息継ぎしては
潜って
ぷはっと
生き返る
その先を思えば
こちらから赴き
それらを掴もうとしている

訪ねたら
それが何かがわかるかもしれない
何ならそれで
気づくこともあるだろう
行動の先
思考と感情の切っ先で
遭遇するだろう物ごとを

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20240714「雨のこと」

20240714「雨のこと」

雨の日の朝に
雨に濡れ
皆がそこで暮らしている
打たれつつ
凌ぎ
横殴りであっても
何とかして
生きながらえる
生存の連結を繋ぎ
一方ではそれを放している
どれもが洗われ
その一滴を飲み干し
あるいは一時的に保持する
一時の間くらいは
わたしのものとしておこう
それらが循環し
関係性を取り持つ

騒がしかった昨日もまた
今日の静けさを送り
しとしと呟き
柔らかな空気を吸っている
吐き出したその他を

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20240722「針溝ピックアップ」

20240722「針溝ピックアップ」

鈍い銀色を掬い
後は黒
そして肌理を調整して
薄いベージュ
オレンジ色のアクセントで
今は構成しいている
白さは必要
書かれたメモを通し
一日が執り行われる
それもわずか
零れるくらいに
もう分子間の引力で
そこに留められている
それがわたしというのなら
それでもいい
また一部を取り替えることだろう

文面の意味を保持して
今になってその意味らしきを捉える
どれもが過去として在って
その通過でやっ

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20240721「清浄歩」

20240721「清浄歩」

休みの日には
掃除して
片付けして
要らないものを選別して
さよならをする
いっぱい溜めてた
余計なものは
必要だったはずなのに
もう見ることも少なくなって
とっておいてもいいけれど
埃かぶってるから
もういいかなって
袋に入れる
どれもが交換され
循環の中で
それぞれが場所を変える

どこにも行けないけれど
どこかに在って
変化し続けている
きっとわたしもそう
綺麗になるならと
汚れを落とし洗い

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20240720「ここに居ること」

20240720「ここに居ること」

誰もが知ってて
誰もが言ってないけれど
内緒のことは
どこか遥か
いっときの充溢で
わたしを忘れ
あなたを思い出す
よくある話しを聞いて
どこかで聞いたことあるみたいな
そんな日常の出来事さえ
遠ざかっている
さよならしながら
振り向きつつ
また離れている
ここに居ること
それが全て

どこに居てもいい
他に居る所もないのだけれど
狭い部屋で本を読む
せめて大きな窓があったらと
何度そう思っただろ

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20240719「どれもが零れるから」

20240719「どれもが零れるから」

百度の湯
百三十cc
三十五秒
夏のほうじ茶
ゆっくりしつつ
その時間で
現れる香りと
口に含まれる
早朝の出来事
まだ眠っている街で
誰かが働いている
掻い潜った罠を
それぞれに埋め
擦れる写字を
まどろみに移し
息をしている

九十度のお湯
百五十cc
四分
ハーブティー
疲れた身体を浸し
まだ暑い部屋の窓を開け
それでも寝苦しいのは
わたしの熱で
他の誰かに負荷を与えている
そんなことどうで

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20240718「偲ぶころに」

20240718「偲ぶころに」

ささやかな日常だとしても
それがわたしのことで
またわたしたちのこと
送ることと
流すこと
耐えられないくらいに
それでいて平然の時もある
これっぽっちの時間を
今持っているのだとしても
それもまた零れるのなら
受け皿を手に取ろう
せめてもの掬いで
思い出のどこかへ
仕舞っておけば
いつかとこれからも
繋ぐことができるだろう

もういない
さっきまでいたのに
わたしのどこかは
当て所なくそれらを探

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20240713「紫色の朝だから」

20240713「紫色の朝だから」

紫色の朝だから
今日はきっといいことがある
そう思えたら少し安心
鳥たちは鳴いているし
水も流れている
まだ眠れていない誰彼の
夢の中まで飛んで行って
宙を操り
翻る
でたらめな出来事でも
夢の中なら
どこまでも行こう
何なら日中でも
どこそこまでも行ってもいい
許しを与え
そんな権限もないのだけれど

夜の内に
既にやっているから
体内の循環で
休みをとって
疲れをとる
汚れたわたしのどこかから

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20240712「空気を纏う」

20240712「空気を纏う」

ほらほらと澄んで
それでいて靄
湿り気を棚引かせ
白さが降りてくる
どれもが静か
そして鈍いくらいに
肌に届く
状況はまずまずだとして
中心辺りをぐるぐる廻る
きっと何かを見つけるだろう
そんな適当さで
眠いままで
こちこち進む
そう遠くはないまでも
気づくこともあるだろう
潜めた空気をかき混ぜる

どれもが抽象でありつつ
身体経由で具体化している
気づけないものまでも
既に抱え
抱えつつそれらを

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20240711「何度目かの一滴」

20240711「何度目かの一滴」

いつものように
いつものことで
違う毎日
わたしがわたしであるうちで
わたしがわたしでないまでには
ずいぶん遠く
寄せて戻り
ふわふわとしながら
それでいて
確かに刻んでいる
少しずつ零し
なくなるまでは
空回りだとしても
ポンプを働かせておこう
わたしのどこかで
気付いている

同等の出来事
他者の懐
在るようで潜りつつ
また深く沈む
眠りの最中
夢の浮遊
雲を覆い
ぷかぷかと寝そべっている

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20240710「結んで、解いて」

20240710「結んで、解いて」

さっきまで寝てたのに
もう眠い
目を瞑って
外の音を聞いてたら
心臓の音も聞こえて来るかも
ふと心配して
手を胸に当て
それなりに生きてるみたい
呼吸を探し
空気を集め
少しずつ返す
言葉にならないものを
見つけに行って
夕方には帰る
夜になったら
振り返りまた眠る

今日にすることを決めて
半分くらいは残るもの
大事なことはどれもがそうだけど
欲張りなのだから
全部を全うすることもない
自分に聞

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20240709「ビューティフル:ピープル」

20240709「ビューティフル:ピープル」

自分のことだけど
本当の所はわからない
それでいて
生きていられているのなら
それはそれでいいのだろう
知らないわたしを探し
ほぼ近くに
そしてかなり遠くへと
わたしまで漕ぎ出す
水辺から深海まで
嵐と凪を交互にくべて
揺られる様を
同等に映す
波紋の間隔を
次第に安め
息継ぎをはじめる

身体のどこかで
炎症と滞り
呼吸の連続
動いてくれる心臓で
わたしは生きられている
かなりの重症
それでいて

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20240708「それぞれの内声」

20240708「それぞれの内声」

待っているのは誰なのか
並んで鳴いて
泣いては転び
烈火の暑さで
梅雨を過ごす
電線で歌って集まって
集会は賑やかさを醸す
どれもが曇って
湿り気が身体を纏う
つばくらめのほっぺに
紅がさし
熱をもって
滑空を持て余す
下に下に
そして
また上昇する

普段なら気にならないものの
それでいて気にしてしまうのは
わたしの欠片を持っていったから
いつかのそれを探してるのは
きっと気のせい
なのにまだ堪

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20240707「それぞれのひかり」

20240707「それぞれのひかり」

ひび割れた壁を目にして
その隙間をひとつひとつ眺める
小さな隙間から
長く微細に模様を描く
水分を放ち
水分を蓄える
呼吸をしながら
わたしもそうなのだと
血管の膨れを同時に眺め
囲んでいる部屋で
朝を過ごす
ためらわずに許し
誘われた行事を断り
落ち着きを保つ
皮膚に描いた模様に
わたしの分裂を与える

保持しつつ微かな崩壊
見えないくらいに静かにして
鈴を鳴らし
歩いて行く
どこがどこへと道に

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