snufkinsmile

こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 …

snufkinsmile

こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 日記みたいな、詩みたいな、エッセイみたいな。 よろしくお願いします。

記事一覧

20240502「それぞれの答え」

行き交う人々をすれ違い 何かを交換しながら 流れて行く 集う所へ そして離れた所へと 各々が歩んで 三々五々 またそれぞれの家へと戻る もう戻れないとしても いや戻れる…

snufkinsmile
4時間前
5

20240501「野を進む」

野を駆け 四つ足みたいに俊敏に ぶつからないように走る ほぼこちら側に向かって来るが 反対の方へ行くものは 見当たらない ずっと先なのか ずっと後なのか おそらくどこか…

snufkinsmile
1日前
12

20240430「小さな工作」

ないならないで 必要なら工夫して 小さなものを作る 大掛かりだとしても 少しずつ準備をして こつこつやって 少しだけ上手になる 繰り返し繰り返し まあ飽きないのなら そ…

snufkinsmile
2日前
6

20240429「当然に許す」

皮鯨の縁を歩き とぼとぼ右向いて 左をちらり 落っこちそうな所でも 気をつけて進めば ゆっくりでもいい 右回りで右に落ちれば救い 左に落ちれば救いに行く 左回りもまた同…

snufkinsmile
3日前
6

20240428「円周を描く」

輪っかを描いて 繋がらないそれも 繋がるそれらも 同等に何かを目指している 中途半端だとしても 目指す所はそう その先のこと 今始めていつになるかは 誰もわかってはいな…

snufkinsmile
4日前
5

20240427「多重露光」

何度も繰り返し それを見ている 綺麗に汚れたそれらをもって 断片を拾い 組み合わせつつ 輪郭を朧ながらに持つ その裏側は見えていないのに もう凋落しているかもしれない …

snufkinsmile
5日前
3

20240426「今日一日」

今日はまだ空いている 何をしてもいいと 自分を許し 誰かを許し すかすかな1日を過ごそう どれを選んで どれを捨てて といってるうちに秒が過ぎている 大切な何かを選び …

snufkinsmile
6日前
5

20240425「ベージュ」

砂漠の色を移し 干からびたその亀裂で わたしは千切れるくらいに まだ残っている 苆を喰み 海からの塩分と 色味のない風で わたしたちを守る すぐに崩れるわけでもないが …

snufkinsmile
7日前
5

20240424「同調の呼吸」

雨が降って 雨が止んで また静かになる 側溝の勢いはよく つばめの声が飛んでいる 田植えの準備で 休みもないが それでいい 誰から誰かへ そして誰も知らない わかってはい…

snufkinsmile
8日前
7

20240423「深層情付」

疲れたら眠れ 眠ったらどこまでも 踊りながら下へ いくつもの海流を飲み 更に沈下しながら 息もせずに深さを与えられる どれくらいの層を見上げ もう届かないくらいに その…

snufkinsmile
9日前
5

20240422「零れた記憶」

妄想の連続 気づけない過ち 何気ない嘘 答えきれない問い ないならそう そうでもそこに在る いい加減な風に当たり 見過ごせないため息を そっと掴み 柔らかな介入を降り 違…

snufkinsmile
10日前
12

20240421「朝の呼吸」

目を瞑って 静かにしている 呼吸を整え ひかりの強さと弱さ 美味しいのかそうでないのか 空気を取り込み また吐いて わたしのどこかを 意識している 聞こえる物音 どこかで…

snufkinsmile
11日前
7

20240420「珈琲の行方」

泡の中に虹が出て 弾けながら それぞれが小さくなり 数えきれないくらい反射して 収まっていく 継ぎ足したのは わたしのせいで 捉えきれないのも わたしのせい すぐに飲み…

snufkinsmile
12日前
7

20240419「旅するごとに」

旅するごとに 変わって行って どれを見て どれを躱し 拾えないものをも わたしに預け 糧とする 幾らばかりを持って 少しずつ減らしていく 足りなくなったら また足を伸ばし…

snufkinsmile
13日前
9

20240418「今日も生きられるなら」

今日も生きられるなら あれしてこれして 好きなことしたらいいのに そんな1日は 来るのだろうかと そう思いつつ 何秒かが過ぎている この時も あの時も これからも そんな…

snufkinsmile
2週間前
6

20240417「遊んで遊んで仕事して」

遊んで遊んで 仕事して仕事して 少し休んで また面白さを廻す 簡単なことではないけれど 気付いて来るなら もうちょっと先へ行こう 些細な傷なら問題ない すぐに修復できる…

snufkinsmile
2週間前
3
20240502「それぞれの答え」

20240502「それぞれの答え」

行き交う人々をすれ違い
何かを交換しながら
流れて行く
集う所へ
そして離れた所へと
各々が歩んで
三々五々
またそれぞれの家へと戻る
もう戻れないとしても
いや戻れる可能性があるのだと
そう思って
いつかのことを思い出している
今のこととさっきのこと
同時に含んで
また振り向く
さっきの人はわたしだとも思う

それぞれの答えを
皆が持っている
それは各々が担う問い
誰も聞かれてないのに
探そうと

もっとみる
20240501「野を進む」

20240501「野を進む」

野を駆け
四つ足みたいに俊敏に
ぶつからないように走る
ほぼこちら側に向かって来るが
反対の方へ行くものは
見当たらない
ずっと先なのか
ずっと後なのか
おそらくどこかに居て
どこかに居たのだろう
獰猛さを充し
関われない物ものの咆哮
突発的に反射を促し
それでいて躱す身のこなしで
空気を捌いている
駅はもうすぐだというのに

いつくかの川を渡り
いつくかの橋を進む
違う草花を嗅いで
どれもがどこ

もっとみる
20240430「小さな工作」

20240430「小さな工作」

ないならないで
必要なら工夫して
小さなものを作る
大掛かりだとしても
少しずつ準備をして
こつこつやって
少しだけ上手になる
繰り返し繰り返し
まあ飽きないのなら
そのまま続ければいい
中途半端もたくさんあるし
どこに行ったのかも
わからないものも多い
それらのことを思い出そうと
また目を閉じる
そして記憶をかっ浚う

浮かび上がるものと
そうでないものも
同じ所にあるのだろう
動かしたその手の

もっとみる
20240429「当然に許す」

20240429「当然に許す」

皮鯨の縁を歩き
とぼとぼ右向いて
左をちらり
落っこちそうな所でも
気をつけて進めば
ゆっくりでもいい
右回りで右に落ちれば救い
左に落ちれば救いに行く
左回りもまた同じ
影は黒さに紛れるから
明るみの所にわたしがはみ出す
陰影を照らし
肌を濡らし
ざくざくの表面でも
つやつやの角度でも
その一服を飲み干すだろう

汲んできたそれらを貯め
少しずつ持ち出す
同胞の出自をもって
透明さを覗いて
自分

もっとみる
20240428「円周を描く」

20240428「円周を描く」

輪っかを描いて
繋がらないそれも
繋がるそれらも
同等に何かを目指している
中途半端だとしても
目指す所はそう
その先のこと
今始めていつになるかは
誰もわかってはいない
何度も繰り返し
正確に合うことはないのだろう
それなりに合致させ
はみ出たり行き過ぎたり
それらの日常では
当たり前のことなのかもしれない
円周を既に歩いている

遠くの海を見て
その先まで見越して
なだらかな坂を下っている

もっとみる
20240427「多重露光」

20240427「多重露光」

何度も繰り返し
それを見ている
綺麗に汚れたそれらをもって
断片を拾い
組み合わせつつ
輪郭を朧ながらに持つ
その裏側は見えていないのに
もう凋落しているかもしれない
いやそれらを想像させて
自分なりのそれを描いている
何度も反復繰り返しては
別の切片を焼き付ける
大したことないけれど
積み重なる一瞬を多重に乗せて
その時々のあなたを探そう
きっとわたしは知ってはいない

勝手な解釈でもいい
それ

もっとみる
20240426「今日一日」

20240426「今日一日」

今日はまだ空いている
何をしてもいいと
自分を許し
誰かを許し
すかすかな1日を過ごそう
どれを選んで
どれを捨てて
といってるうちに秒が過ぎている
大切な何かを選び
選び損なったものを
また後悔しながら
それを伸ばして
別の所へ移動している
動物の静物の
理りを総べて
時を喰む
自由はまだまだあるだろう

適当にして
空いた時間を確保して
楽しむといい
それが何だというかもしれないし
項垂れるこ

もっとみる
20240425「ベージュ」

20240425「ベージュ」

砂漠の色を移し
干からびたその亀裂で
わたしは千切れるくらいに
まだ残っている
苆を喰み
海からの塩分と
色味のない風で
わたしたちを守る
すぐに崩れるわけでもないが
やがて朽ちては
地面に戻る
焼かれたそれらがあれば
しばらくは持つだろうし
そうでなければ
元に戻ろうとしている
わたしの抜け殻を閉じて
またいつかに開けるだろう

どれとどれを繋げたら
その接点とその接線
細かに見てみれば
更にそ

もっとみる
20240424「同調の呼吸」

20240424「同調の呼吸」

雨が降って
雨が止んで
また静かになる
側溝の勢いはよく
つばめの声が飛んでいる
田植えの準備で
休みもないが
それでいい
誰から誰かへ
そして誰も知らない
わかってはいるだろうけれど
そんなことには構わない
誰もが忙しく
誰もが遠く近くで
今日のことをしている
目を瞑って委ね
同調の呼吸をする

手に入れたからといって
それが何なのかは
一向にわからない話しで
読み人に任せておけば
誤読の精度も

もっとみる
20240423「深層情付」

20240423「深層情付」

疲れたら眠れ
眠ったらどこまでも
踊りながら下へ
いくつもの海流を飲み
更に沈下しながら
息もせずに深さを与えられる
どれくらいの層を見上げ
もう届かないくらいに
その場所を忘れたら
わたしの捜索を始めておこう
どれもが未知ではあるが
それもわかってるつもり
ただ圧倒的な無知を持ってるだけ
どれもがわたし以外
わたしもそれ以外
それでいいのだと
どこかで気付いている
とても静かで息を止める

詰ま

もっとみる
20240422「零れた記憶」

20240422「零れた記憶」

妄想の連続
気づけない過ち
何気ない嘘
答えきれない問い
ないならそう
そうでもそこに在る
いい加減な風に当たり
見過ごせないため息を
そっと掴み
柔らかな介入を降り
違う列車に今日も乗る
遠くからここへ
そしてここから遠くへ
許されない何かを許し
網膜の全面に
何かが映っても
それを見破ることもない

よすがを焼べて
しっかりこんがり
燃え立つそれを
風になびかせ
煙が棚引く
それはそう
いつか

もっとみる
20240421「朝の呼吸」

20240421「朝の呼吸」

目を瞑って
静かにしている
呼吸を整え
ひかりの強さと弱さ
美味しいのかそうでないのか
空気を取り込み
また吐いて
わたしのどこかを
意識している
聞こえる物音
どこかで誰かが
そして鼓動さえ
大きくなって
これからと今までを
自分に聞いて
それでいて止まっているようで
何かが動き始めている

わたし経由の物ものとして
経験した何ものかを既に持ちつつ
離してもいる
取り込んだそれらを整理して
また

もっとみる
20240420「珈琲の行方」

20240420「珈琲の行方」

泡の中に虹が出て
弾けながら
それぞれが小さくなり
数えきれないくらい反射して
収まっていく
継ぎ足したのは
わたしのせいで
捉えきれないのも
わたしのせい
すぐに飲み込みながら
熱さに苦味を加え
どこからかきた
遠くの畑の実から
何を伝えようとしてるのか
そんなことも知らないけれど
今日もそんなことばかり
朝の珈琲をいただいている

それが何なのかを
知らないくせに
色々と宣うように
あれこれを

もっとみる
20240419「旅するごとに」

20240419「旅するごとに」

旅するごとに
変わって行って
どれを見て
どれを躱し
拾えないものをも
わたしに預け
糧とする
幾らばかりを持って
少しずつ減らしていく
足りなくなったら
また足を伸ばし
栄養を蓄える
見聞きしたものを
全部は憶えてはいないように
どこかで保存されうる
小さな欠片
どんなものでも存在している

眼差しの静けさで
朝を待って
夜を過ごす
眠ったままの夢を
小削ぎ落として
夢を喰む
地味を開き
そここ

もっとみる
20240418「今日も生きられるなら」

20240418「今日も生きられるなら」

今日も生きられるなら
あれしてこれして
好きなことしたらいいのに
そんな1日は
来るのだろうかと
そう思いつつ
何秒かが過ぎている
この時も
あの時も
これからも
そんな日はあるのだろうけれど
それは明日か今日か
あるいは昨日だったのか
それぞれの1日は
どれだけのものなのだろう
何をしてもいいと
自分を許しておこう

それが最後
もう最後なら
きっととか
さっととか
すっととか
さっさとすればい

もっとみる
20240417「遊んで遊んで仕事して」

20240417「遊んで遊んで仕事して」

遊んで遊んで
仕事して仕事して
少し休んで
また面白さを廻す
簡単なことではないけれど
気付いて来るなら
もうちょっと先へ行こう
些細な傷なら問題ない
すぐに修復できるから
それも範疇の中
それでいてはみ出して
また戻り
違うルートで
同じような感覚で遂行する
似たようだが違いが出て
これも有りだとわかって来る
どの道を選んでもかまわない

堂々巡りでも
その都度に違いを感じ
それこそが時間のこと

もっとみる