snufkinsmile

こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 …

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こんにちはsnufkinsmileです。 日々の日記のようなものを書こうと思います。 日記みたいな、詩みたいな、エッセイみたいな。 よろしくお願いします。

最近の記事

20240419「旅するごとに」

旅するごとに 変わって行って どれを見て どれを躱し 拾えないものをも わたしに預け 糧とする 幾らばかりを持って 少しずつ減らしていく 足りなくなったら また足を伸ばし 栄養を蓄える 見聞きしたものを 全部は憶えてはいないように どこかで保存されうる 小さな欠片 どんなものでも存在している 眼差しの静けさで 朝を待って 夜を過ごす 眠ったままの夢を 小削ぎ落として 夢を喰む 地味を開き そこここを平らげ また別の所に種を撒く 報われないとしても 成長段階を示し 振り向きつ

    • 20240418「今日も生きられるなら」

      今日も生きられるなら あれしてこれして 好きなことしたらいいのに そんな1日は 来るのだろうかと そう思いつつ 何秒かが過ぎている この時も あの時も これからも そんな日はあるのだろうけれど それは明日か今日か あるいは昨日だったのか それぞれの1日は どれだけのものなのだろう 何をしてもいいと 自分を許しておこう それが最後 もう最後なら きっととか さっととか すっととか さっさとすればいいものを 余計な物ごとがたくさんあって それでいて手放せないものも やっぱり多く

      • 20240417「遊んで遊んで仕事して」

        遊んで遊んで 仕事して仕事して 少し休んで また面白さを廻す 簡単なことではないけれど 気付いて来るなら もうちょっと先へ行こう 些細な傷なら問題ない すぐに修復できるから それも範疇の中 それでいてはみ出して また戻り 違うルートで 同じような感覚で遂行する 似たようだが違いが出て これも有りだとわかって来る どの道を選んでもかまわない 堂々巡りでも その都度に違いを感じ それこそが時間のこと さっきまでのわたしは きっと今のわたしではないのなら 別のわたしでもいいと思う

        • 20240416「きっと静か」

          憂いと願いを混ぜ合わせ どっち着かずを交互に据え 気分の左右を選んで こっちかなって 進ませる 考えたことないようでいて いつもと違う方へ そっちでないよって どこかで教えてくれるのは 本能のどこか 何となくわかってるって そう思えるくらいに きっと静か 眠れるくらいに 漣の擦れ そっと触れるくらいに 息をしている ひとくち飲んで また生き返る それを繰り返せば 途端に出会す物語の続き 栞を挟んだ本を抱え 山々を見ながら 数ページを捲る しばらく目を閉じたら その向こうへ

        20240419「旅するごとに」

        マガジン

        • 202310
          4本
        • 202210 snufkinsmile
          31本
          ¥500
        • 202309 snufkinsmile
          30本
          ¥500
        • 202308 snufkinsmile
          31本
          ¥500
        • 202307 snufkinsmile
          31本
          ¥500
        • 202206 snufkinsmile
          30本
          ¥500

        記事

          20240415「白黒と淡い」

          白いものを集め そこここに並べ それがどこから来たのか類推して もどかしいどこかを 漠としたものと捉える 確かに形あるもの それでいて霞んでは 層の厚さで手は届かない なのにわたしのどこかでは 既に気付いている 一針を進ませ 連結される一筋のひかり 目が眩むようで 薄暗がりを誘って 開けるようで 閉めるような 気配の佇まい 黒いものを集め そこここにないとするもの 在っては在るが 無いとすることもできる ただこちらが気づけていないだけ 広大でちっぽけで 晦ますままに漂うだけ

          20240415「白黒と淡い」

          20240414「フィール」

          何も考えていない ただ感じているだけ 思考はどっかに行ってしまって 目の前のことに 集中するわけでもなく うわの空みたいでも 身体が憶えているから あとは自動で良くなるまで それを続けている 1日のひかりの加減や 冷たさと暖かさ 体調とその日の気分 どこかで感じながら 大事な所は別に在って 近すぎず遠すぎず 適度な間合いで 遂行している 誰が命令するわけでもなく 誰かがお願いするでもなく ただわたしを通して 充たされる物ごとを 少しだけ増やして 継続と豊穣と破棄を続け ない

          20240414「フィール」

          20240413「水の宙返り」

          緑の中に飛び込み 泡にまみれ 息継ぎもせずに そのまま潜る しばらくすれば 視界が開けるだろうけれど 底に着くことはないだろう そう感じたなら そこで振り向き 蜻蛉返りで 上昇する 息が続かないのに 目も開けられず 空を目指すばかり ぷはっとはいて また飲み込む 辺りは静かなのに 浮かんでいる雲を見上げて 波に揺られ わたしのボートは 小さなお椀 小さな櫂もないのだけれど 湾曲に寝そべって 日がな一日を過ごす どこに行ってもいい 流されるまま 流されないまま ふっと浮かぶ

          20240413「水の宙返り」

          20240412「バーズアイ ブロッサム」

          黒墨を混ぜ 白を加え 灰を足して 乳を数滴 合わせられないもの また混濁したまま 雨に濡れて 風に吹かれ 晒されたものとして 風化を唱える 誘われたはずの隣人の声 遠くに聞こえる鳥たち どちらもかき消され 銃声の轟きで 身を隠している まだらな風景だとしても 苛立ちは隠しきれない 物ごとの推移と そんなこと知らぬ存ぜぬと 言うこともあるだろう 在ったかもしれないし なかったかもしれない 風化した岸壁で 雛たちが歌っている 詳かにほぐし 幸いの糧を得ている どこかに在って 啄

          20240412「バーズアイ ブロッサム」

          20240411「コンステレーション」

          それぞれを追い越し 振り向きざまに わたしを置いている どの知片をも遅れているが それもそう 追いつけないままに 各々がばら撒かれている そこでの出来事さえ 感覚のどこかで 事後処理を続けつつ 忘れてしまうものを 置き去りにして 淡いの痕跡を濁している 雨が降ればいいものを あいにく晴天であっても 時々の事件では あなたを落としている 物音を届かせ その存在を輝かせ あろうことか なきものにしようと 時が教えている 鐘が鳴れば成ったで 金属の祠で倍音を修める 空虚であるはず

          20240411「コンステレーション」

          20240410「そわそわそっと」

          気づけないのに そこにあるような そんなこと 誰も見てないけれど そこはかないのに 振り向いても やっぱり何もない それでいい そんな時間を持っていれば 別のわたしにもなれるのだろう そうしよう そういうことにしておこう 知らないわたしに聞いてみて そうかもしれないって そう言う仕草で ふっと消える そっと触れる なくなったけれど まだ感覚を持っていれば いつか役に立つかもしれない そんな出番もどこかで待機 待ちの姿勢で 勢いを慣らし 持続のスイッチを保持している 為れば即

          20240410「そわそわそっと」

          20240409「海嘯の震え」

          黒を塗しておけ 黒金の様子を見つつ どれもが爽やかだが それだけではないはず 見様見真似でも どこか違うのだから 雨に討たれ 矢を放たれ 勘所もないのに 矢鱈滅多ら 降り注ぐ雨の中 少しだけ錆びて 遠くの方から 誰かが叫ぶ にしても獰猛でありつつ 眠る時だけは静か 要塞からの連絡係 耳を塞ぎ 届かせる知らせの暗号 それでいて身に覚えがない 解読の鍵を持ち合わせてないけれど 引っ張ってきたそれらを 懐柔させては不問に付す 安楽の防波堤で 干からびたそれらを晒し 最果てなく滞る

          20240409「海嘯の震え」

          20240408「転んで遊んで寝そべって」

          転びそうな 満開で 日差しは穏やか 風は少し冷たいようで 日差しは暖かさを与えてくれる どれもが吸い込まれて 空はそのどれもを 受け持っている 子供たちははしゃぎ 花びらはそこにまだ止まっている 見える遠くでは まだまだ白さが残って 風景を為している 湖畔ではその青さを湛え 地震の跡形を示し でこぼこな道を 皆が通っている くだらない日常でも 大そうな日々でも 転びつつまた転んで 起き上がるのは わたしたちの問いの先 あるいはでっち上げた理りの末 変化する様子を横目にして

          20240408「転んで遊んで寝そべって」

          20240407「そっとはっときっと」

          少し眠って また再開して 散らかったものを整理して 元の所に戻す 入りきれない物たちを吟味して どれでもいいから手渡して 無ければいい 無くともいいと そうして わたしを手放す どれもが必要だったはず それがもう要らないという わたしのどこかもきっと 要らないはず それでいて 離しきれないものまでも 在るには在ってしまう どれもが新鮮なはず それでいて置き去りにした跡 既に忘れてしまって こんがらがるように転んで もう一回目が覚める よいしょと起きて 視線の高低を動かし そ

          20240407「そっとはっときっと」

          20240406「爆ぜるもの」

          爆ぜるものを遠ざけ それでいて杞憂ながらも その核心のところでは 見様見真似でも 触ろうとしている どれもが危ないのだけれども それがなければ 居合わせることもなく 漫ろにさすらい 盲目の檻を戻すのだろう 少しだけなら構わないとして 恐る恐るに手を伸ばす すぐに引っ込むけれど それでいい 好奇心の種を撒いたのは いつだったのだろう 危なっかしかったその時でも 触れようとしないで 眼で追って 見たことあるようで 気になるものがあれば 近づいておこう そのどれもが別で また違う

          20240406「爆ぜるもの」

          20240405「転化上等卑下謙遜」

          眼を閉じつつ 眼を開けて 眠たげな気持ちも 更に遠く そして誘われる風から 山を下ろす 見たものすべてを 見ているわけではない 見たいものを見て 見たくないものを見ない 認識できないそれを 細々と見ていたら いつの間にか わたしを忘れて 別の視点で 支えている 目蓋を閉じてもひかりが射す 与えられた役割を演じつつ それをずらしながら 違う様相を醸し出す どれもが言いたげで 何も言わないけれど 発しているのは気づいているはず それらの集合と抽出の練磨で 平常を保ちつつ 零れる

          20240405「転化上等卑下謙遜」

          20240404「続く呼吸」

          すぐに忘れてしまって 気づけばいつものように いつもやっているのに すっかり遠退き また帰ってくる 戻って深呼吸 ゆっくり吸って ゆっくりはいて 自分を意識して 我に帰る どこに行ってたのか もうそのことを 思い出せないままに 遠く近くへと 繰り返す ただに生きている それでいてどっかで考えている 自分のことも知らないくせに 何だか偉そうで そんなこともないけれど そんな自分なのだとしておこう どんな体調とか どんな成分とか 具合悪いわけではないけれど 何かを優先させて ま

          20240404「続く呼吸」