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ときめきコンテンツ

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ときめいたものを格納。自分の書いた記事も、他の方の記事も、一緒に入れさせていただいています。
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地方移住してみたら意外と平気だったこと。

地方移住してみたら意外と平気だったこと。

 溜池山王で5年働いたあと、静岡市に移住、2年半が経ちました。
 入社3年目あたりから漠然と東京を離れたいと思っていましたが、あまり現実感もなく不安も大きいし、と、行動するまで2年かかりました。でも、いざ引っ越すと意外と平気だったな、と思うことがあります。
 誰彼構わず移住すべきなんて思っていません、ただ、例えば、ビル街で働いてはいるけど、渋谷の雑踏が苦手で、神楽坂にほっとして、喫茶店ではソファに

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誰かのはなしが聴きたい - おすすめの個人配信 3選-

誰かのはなしが聴きたい - おすすめの個人配信 3選-

久しぶりの出社が続き、電車での時間も増えてきました。 片道で約1時間、途中で乗り換えがあったり、それなりに混んでいるので、本を読むことも難儀。 なので、最近はこの時間を、目ではなく音からのインプットとして、いろんな音声メディアを聴く時間に充てています。 

音声メディアの定番として、家では普段はラジオを聞くことが多いのですが、広告が入るラジオは移動中は少し勿体ない気がして、この数ヶ月の通勤中は、コ

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小さなお店のオンラインショップのつくりかた

小さなお店のオンラインショップのつくりかた

今年に入ってから、ものをつくったり売ったりすることを生業としている方々で、初めてオンラインショップを開設したという方は多いのではないでしょうか。

私たちはエンベロープオンラインショップをはじめとして、社内のそれぞれのお店もお店独自のオンラインショップを持っているので、気付けば社内に6つオンラインショップがあります。

(初めて読まれた方へ、ちょっとわかりにくいエンベロープオンラインショップのこと

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「言葉の海を渡る」辞書の思い出

「言葉の海を渡る」辞書の思い出

ついさきほど、2代目の電子辞書を選び、買った。

10年ほど使って全く電源が入らなくなってしまった電子辞書を感謝を込めて葬り、もうすぐあたらしい辞書をお迎えする(あえて6年前に発売したものを買ったけど)。

このnoteは、供養も兼ねて、書く。

「辞書」と私私は結構、「辞書」そのものとの付き合いが多いほうだと思う。

後述するが、1代目の電子辞書との出会いは高校のときだ。

それまでは、小学校1

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「やりたいことを見つける」ではなく「満たされない部分を探す」

「やりたいことを見つける」ではなく「満たされない部分を探す」

「やりたいことがない」についてまだ言ってるのか、と自分でもそのしつこさに驚きますが、自分に見えているものを誰かに伝えるには、何度も何度もあらゆる方向から話してようやくすこしだけ伝わるものだと思っているので、まだ言います。

やりたいことを「見つける」ではなく、やりたいことが「ない」について考えている時点でもわかるように、わたしは不足や欠陥など「ない」ものから考えはじめるクセがあります。思考のクセや

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これからを考える3つの質問

これからを考える3つの質問

風が冷たくなってきて、秋。

夏の暑さにのぼせて考える気力を失っていた頭も、だいぶ「考えられるモード」になってきました。

つい先日、今もっているクライアントワークを来年から半分に減らすことを決め(先方にもお伝え済)、いよいよ毎日の8割ぐらいがじぶんジカン業になる日も近づく。

ということで、これからの自分について一度整理したいなと思っていて、そういうときにわたしが自分に問う3つの質問にそって、書

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美しく諦めたりもがいたり

美しく諦めたりもがいたり

今日は、仕事で荒んでいる私の心を潤してくれている2作品をご紹介。

“Hip Hop-eration”   ~観たら自分の祖父母に会いたくなる映画~

邦題は「はじまりはヒップホップ」。

「~観たら~」というのは私が勝手に付けた見出しです。

そしてこれは、映画オリジナル予告編。

Amazonprimeで無料で観ることができました。

これを昼休みに観たら、本当に心が軽くなった!!

ニュージ

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映画脚本術に学ぶ、ストーリー構成の黄金律(フィードバックの流儀IV)

映画脚本術に学ぶ、ストーリー構成の黄金律(フィードバックの流儀IV)

小説やエッセイを書く時や、他の書き手の作品にフィードバックする時に、何か指針となる構成術が知りたい……

そんな狙いで、映画の脚本術に関連する本を色々読んでいます。この記事では、私が編集参加したサトウカエデ『さよならのバックパックがくれたひと夏のこと』(🍺)、ならびに私の初フィクション作品である『【小説】レジに立つ青年』(🍅)のメイキングを実例として、最近学んだ《ストーリーづくりのキモ》をまと

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五輪と貧困と、ときどき牛乳。

五輪と貧困と、ときどき牛乳。

夢はお腹を満たしてくれるか毎年、夏休みになると感じる違和感。
学校や部活で会う、日に焼けた友人達。
口々に交わされる、夏の旅行のお土産話。

微かな違和感だった。高校までは、部活の存在が大きくて気がつかなかった。
大学生になり、自由な時間が増え、サークルの友人と旅行をするようになり、その正体に気がついた。
僕は生まれてこの方、「家族旅行」というものをしたことがない。
あまり人には言ってこなかったが

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会社員時代、自分の看板で活動するために準備したこと(ゆるやかなジョブワーカー化のすすめ)

会社員時代、自分の看板で活動するために準備したこと(ゆるやかなジョブワーカー化のすすめ)

新型コロナが後押しする激動の時代、どんどん流動化していく社会の中で、組織の一員としてはなく「特定の職能を持った個人」として案件ベースで働く「フリーランス」「ギグワーカー」の働き方が一般化してくることが予想されます。

専門スキルと「個人」としてのプレゼンスが必要で、良きも悪きも等身大の自分で引き受ける業態であるギグワーカー/フリーランスは極めて不安定な働き方で、プロジェクト解散など状況によって削減

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実際に観て感じたオンライン観劇のメリット・デメリット

実際に観て感じたオンライン観劇のメリット・デメリット

先週、ソーシャルディスタンスをアートにした二条城ライトアップについての記事を書きましたが、その後にオンラインで観劇した舞台『もうラブソングは歌えない』も「距離」をテーマにした演目で統一されていました。

オンラインで舞台を観たのは初めてです。このタイトルはオンライン向けに作られたものではなく、リーディング劇とはいえあくまで一般的な普通の舞台で、無観客とは違って劇場にも観客がいました。

当然、劇場

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映画、ドラえもん。

映画、ドラえもん。

生まれてはじめて映画館で観た。

見ようと思って恋人を誘った最初の動機は、ただ「せめて夏休みらしいことがしたいから」にほかならなかったけれど、
一度観ようと決めたら、ものすごくわくわくした。

ドラえもんは今年コミック連載開始50周年らしい。

わたしは、小学生の頃毎週テレビで見ていた。
おばあちゃんの家のリビングで、別室でピアノを教えている母のレッスンが終わるのを、おばあちゃんとドラえもんを観な

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「毎日5分ずつ」を積み重ねていたらやりたいことが全部できるようになった

「毎日5分ずつ」を積み重ねていたらやりたいことが全部できるようになった

最近、毎日散歩と筋トレをし、帳簿(家計簿)をつけて、洗濯をしている。

遠く離れて暮らす祖母に手紙を書き、noteを更新し、会社の新しいプロジェクトのために、数字を分析している。

プログラミングの勉強も始めた。

細々としたもやもや、細くないもやもや。気になることは相変わらず沢山ある。でもいまは、ひとつひとつにしっかり対処できている実感がある。

ずいぶんと整ってきた。

一体、何が良かったんだ

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