Envelope Magazine

株式会社カフーツが運営する、小さなお店の集まり。心地よさをもたらすものをお届けします。…

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株式会社カフーツが運営する、小さなお店の集まり。心地よさをもたらすものをお届けします。https://bit.ly/2JDrb4t [SHOP]LISETTE、the linen bird、KOHORO、MOORIT、OXYMORON、ELMERS GREEN、FLAVÉDO

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    きっとその人だけにしかつくれない、美しい道具や作品。つくる人を訪ねて、お話を聞きました。

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18年目の小さなお店たち。これからを綴るnoteをはじめます

はじめまして。 Envelope(エンベロープ)のいしかわです。 私たちは、リネンの洋服の店 LISETTE(リゼッタ)、器の店 KOHORO(コホロ)、リネンのインテリアと手芸の店 the linen bird(リネンバード)、カレーショップ OXYMORON(オクシモロン)、コーヒーショップ ELMERS GREEN(エルマーズグリーン)…など、「小さなお店」の集まりです。全部で12ブランド、約30のお店を運営しています。 その「小さなお店」の集合体ともいえるのがEn

    • カフーツ代表 米田の話したい気分 vo.1

      EURO2020と全英テニスが終わった。それぞれの試合の内容はさておき、とにかく観客の騒ぎぶりに驚かされた。 会場のWembleyとWimbledonにはそれぞれ6万人、1万5千人がパックされ、ほぼノーマルな状態での騒ぎぶりだった。いつまでもコロナ禍で自粛を続けていくわけにはいかない状況で、テスト運営の側面があるという。 これからどのように変化していくのだろう、悪化することはあっても、コロナ禍自体が改善することがないことは明らかだ。それでも、別のいいことのために、リスクをと

      • 毎日の必需品。エンベロープオリジナルのハンドスプレーをつくりました

        エンベロープで、初めてオリジナル商品をつくりました。オリジナル商品第1号は、今の生活には欠かせない、ハンドスプレー。わざわざオリジナル商品としてつくった経緯や開発までのお話を、担当スタッフが語ります。 ■エタノールスプレーに選択肢を 2020年春から私たちの生活はガラッと変わってしまい、新しく必需品のひとつとなったのがエタノール(アルコール)スプレーではないでしょうか。 当時春から夏にかけては全然手に入らず、値段が高騰したり、買うために朝から行列ができたり、一時は本当に貴

        • 「させていただきます」とは言わなくていい

          社内で電話をしていると、社長からダメ出しされることがあります。 よくあるのが「させていただきます」。そう言っているのを聞かれたら「させていただかなくていいから!」って電話口の向こうに聞こえるんじゃないかという声でつっこみが入るのです(他にも「お名前様」や「よろしかったですか」など色々とあります)。 初めてそんなシーンに居合わせた時はドキドキしたのですが、その一方でああもう「させていただく」って言わなくていいんだってほっともしました。 なので社内では使わないし、お客様や取

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          2本

        記事

          12人のスタッフが選ぶ、わたしたちが買ってよかったもの/後編

          前半に引き続き、6人のスタッフの今年買ってよかったものをご紹介します。 振り返るといつもどこか心落ち着かなかった2020年。だからでしょうか。心を潤してくれるお買い物は、やっぱりいいものだとあらためて感じた一年でした。 肌触りがいいものを身に着けたときの喜びとか、使い心地のいい道具やつくり手の想いが感じられる作品との出合いなど、ものを通して元気をもらえることってあると思います。 よろしければ最後までお付き合いください。 ■ソファを手放したリビングに/「リネンバード」フ

          12人のスタッフが選ぶ、わたしたちが買ってよかったもの/後編

          12人のスタッフが選ぶ、わたしたちが買ってよかったもの/前編

          お届けする商品をピックアップしていると、お客様の気持ちが伝わってくる気がします。「家で過ごす時間を大切にしたい」「いい日用品を選びたい」「自分や家族の身体を労わりたい」この一年はそんな気持ちの方が多いのかな、と感じました。 特別な日というより、日常にしあわせをもたらしてくれるものが求められているのかもしれません。 わたしたちスタッフのお買い物事情も同じく、今までとは違う日常をどうしたら穏やかに過ごせるのか、そんなことを軸にものを選ぶことが多かったです。その中から12人の買っ

          12人のスタッフが選ぶ、わたしたちが買ってよかったもの/前編

          小さなお店のオンラインショップのつくりかた

          今年に入ってから、ものをつくったり売ったりすることを生業としている方々で、初めてオンラインショップを開設したという方は多いのではないでしょうか。 私たちはエンベロープオンラインショップをはじめとして、社内のそれぞれのお店もお店独自のオンラインショップを持っているので、気付けば社内に6つオンラインショップがあります。 (初めて読まれた方へ、ちょっとわかりにくいエンベロープオンラインショップのことについては以下の記事からどうぞ) 日本には270万店(2019年5月時点のデー

          小さなお店のオンラインショップのつくりかた

          “花が好き”をかたちに。「deuxR」渡部裕美さん

          独自の手法でドライフラワーの新たな美しさを表現する、deuxRの渡部裕美さん。ドライの花を蜜蝋でコーティングした「アベイユフルール」や、 季節の草花を使った植物標本「ボタニカルボトル」など様々な作品を手掛けています。ご自宅兼アトリエを訪ねて、お話を聞きました。 ■唯一、変わらなかった「好きなもの」幼いころから花好きのおばあさまの影響で生け花を習い、花のある環境で育った渡部さん。 「ほかの習いごとは飽きてしまっても、花だけはずっと好きなものとして変わらなかったの。今でも作品

          “花が好き”をかたちに。「deuxR」渡部裕美さん

          お守りになるジュエリーを。「装身具LCF」立川博章さん

          エンベロープでは毎年一年の終わりに「装身具LCF」の企画展を開催しています。原石水晶を使ったその作品は、どれも1点もの。アクセサリーというよりも作家ものの器やヴィンテージの家具に近い存在感です。東京大岡山の工房にて作品づくりをする立川博章さんをご紹介します。 ■鎌倉で出合ったシーグラスをきっかけに 天然の石そのものの美しさを大切にしながら、装身具に仕立てる作家立川博章さん。その作品は派手ではないけれど、静かでありながら力強い輝きがあります。 まるで石と会話をするようにもの

          お守りになるジュエリーを。「装身具LCF」立川博章さん

          一年で一番力を注ぐ「クリスマス特集」が今年もスタートしました

          私たち「エンベロープオンラインショップ」が一年で最も気合を入れて準備するのがクリスマス特集。今年も本日11月17日(火)よりはじまりました。 色々あった2020年ですが、締めくくりとなる12月を少しでも心穏やかに過ごせるように。また自粛で忘れがちだった、うきうきとした高揚感をお届けできるように。そんな想いを込めて、今年も様々な企画をご用意しています。 ■スタッフおすすめのクリスマスギフト 「クリスマスの贈り物」ページでは、スタッフおすすめギフトをご紹介しています。今はな

          一年で一番力を注ぐ「クリスマス特集」が今年もスタートしました

          ポストコロナを生き抜くために。小さな会社の強みとは

          「おかしいと思うことがあったら、うちの会社では自分で変えられるんだよ。それってすごいことなんだよ」 これはエンベロープの運営会社であるカフーツ代表米田の言葉です。 私たちスタッフは常々「自分たちの頭で考えて」と言われています。なのでどのショップにもマニュアルらしいものはないし、お客様に通り一遍の対応をしたら叱られます。 求められるのが売上のように目に見えるものではないので、正直面倒に感じることもありますが、根っこの部分ではそれがこの会社のよさだと思っています。 でもな

          ポストコロナを生き抜くために。小さな会社の強みとは

          夏の体感温度が変わる。リネンのペチパンツのススメ

          「リネンのもの、まずはじめに買うおすすめってありますか?」 新しくスタッフが増えると、よく聞こえてくるのがこの質問。私も、入社当初に聞きました。エンベロープが取り扱う数多くのリネンアイテムを試してみたいけど、洋服、タオル、ベッドリネン…とあまりにも膨大でどこから試したらよいものかと悩んでしまうんですよね。 そんな時に教えてもらったのが、リネンのペチパンツ「ヴィオレーヌ」。 私も当時聞いてすぐ買ってからずっと愛用しているし、その後同じ質問をされた時にいつもこれをおすすめし

          夏の体感温度が変わる。リネンのペチパンツのススメ

          先が見えないこの春、救いだったのは手芸部門の過去最高売上でした

          新型コロナウィルスの影響でこの春は実店舗の営業をストップしていたのですが、とてもありがたいことにオンラインショップでは多くの方がお買い物をしてくださいました。 その中で一番好調だったのがクラフトショップ「リネンバードハバーダッシェリー」です。「家にいるから手芸をしよう」というおこもり需要もあり、4、5月のオンライン売上は過去最高となりました。 私たちカフーツの店で扱っているのは、いわば不要不急のものばかり。この先どうなっちゃうんだろう!?先が見えずどんよりとしていたところ

          先が見えないこの春、救いだったのは手芸部門の過去最高売上でした