記事一覧
チャイチャイチャイチャイ! チャイのこと
紅茶やチャイの歴史は紀元前の中国の「茶」からスタートします。
中国やチベットの山岳地に自生していたツバキ科の常緑樹の茶葉を採取し、ウーロン茶のような「中国茶」が作られ、それが日本に伝わり、緑茶の基礎となる「日本茶」として進化しました。
日本茶の歴史は中国に次いでとても古く、日本書紀にも登場します。
諸説ありますが、当時は中国茶や緑茶の茶葉をヨーロッパに船で運ぶ際に、長旅で茶葉が自然発
咀嚼ってなんで大切なん?噛むってどれだけのことなん?教えてツッチー!!
お元気ですか!?
さて、堀江座も絡ませていただけるとてもとても興味深く目からウロコの発見だらけの「咀嚼、噛む」をテーマにしたセミナーのお知らせです!!噛むと言ったって、噛んでるよ!というあなた!!もう一歩踏み込んで、「噛む」から自分を知り、美容と健康、最強の毎日に近づいてみませんか!!
お話たっぷり聴いたあとに、「咀嚼」をテーマにした堀江座のご飯を食べてみてね!!
そして、胃腸をはじめとした体全
【カシアスパイス】ケイヒ、ニッケイ、ニッキ
カシアは最も古いスパイスのひとつです。原産地はアッサム地方とミャンマー北部ですが、紀元前2700年の中国の植物誌にすでに名があがっています。聖書にも、モーゼが神との会見の幕屋を清めるのに用いたスパイスのひとつとして登場しています。また、アラブとフェニキアの商人が、古代にカシアをヨーロッパに運び込んだ記録も残っています。カシアはクスノキ科の木の皮を乾燥したものでシナモンとは親戚筋にあたり、チャイニ
もっとみる【フェヌグリークスパイス】コロハ
今日はフェヌグリークスパイスについて!!
スパイスが世界を作ってきたといっても過言ではない歴史の中で、フェヌグリークは人類とどう関わってきたのか!? 今日も朝からスパイスにびっくり!!
次のスパイス大学カレーゼミは、
11月3日文化の日ですよ!
場所は北野のsumico
時間は多分15時半から!
給食も付きます!
予定空けといてね!
フェヌグリーク 古代から料理用のほか薬用のハーブとして
【ジュニパースパイス】セイヨウビャクシン、ヨウシュネズ
ジンなどスピリッツ類に使われている有名なスパイスのひとつです。北半球一帯生育するヒノキ科の常緑の針葉樹で、とげとげした丸い実(ジュニパーベリー)を利用します。温帯に育つ数少ないスパイスで、安価なうえに野生のものも多いのですが、その割には、英語圏ではあまり利用されていないようです。しかしスカンジナビアでは牛肉やエルク(大鹿)の肉の酢漬け、ローストポークの赤ワイン漬けなどに使われ、また北フランスでは
もっとみる【ジンジャースパイス】ショウガ
最も古くから重宝されているスパイスで、今からおよそ3000年もむかしから熱帯アジアで栽培されてきました。古代にはインドや中国で珍重され、どちらかの国から広まったスパイスだと考えられます。スパイスのなかでも最初のもののひとつとされ、フェニキア人によって地中海地方に運ばれて古代ローマやギリシャ、エジプトなどでも広く知られていたようです。紀元1世紀のローマの美食家アピシウスは肉用のソースや干し豆、レン
もっとみる【コリアンダースパイス】コエンドロ、パクチー
地中海地方が原産ですが、現在では世界中で栽培されています。歴史は古く、紀元前1550年の医学書「エーベルス・パピルス」やサンスクリットの書物などに料理法や薬としての使い方が記されています。聖書にも登場し、神がイスラエルの民に与えた食べ物マナについて、コエンドロの種のよう白いと形容しています。また、ギリシャの医学の父ヒポクラテスはコリアンダーを薬として使ったということで、このころ、ローマ人によって
もっとみる【サフランスパイス】
最も高価なスパイスで、やはり高価なバニラの10倍、カルダモンの50倍の値がついています。利用するのは干した糸状の雌しべで、2万本集めてやっと125グラムにしかならない小さなものです。ひとつの花から3本しか採れず、しかも手で摘み取らなくてはならないので高価になってしまうのです。
いつから? 最初は、小アジアで栽培されてちたと考えられ、東地中海地方の古代文明の記録にたびたび登場しています。エジプ
【シナモンスパイス】ニッケイ、ニッキ
15〜16世紀の大航海時代、探検家たちが探し求めた最初のスパイスのひとつです。 シナモンはスリランカ原産のクスノキ科の木の樹皮を乾燥させたもので、聖書にも古代エジプトで使われていたという記述がありますが、スリランカでの記録は13世紀までないので、これはカシアのことではないかと思われます。1636年、オランダ人はスリランカのポルトガル人を追い出し、野生のシナモンの栽培を始めました。栽培は順調で
【アサフェティダスパイス】アギ、ヒング
インド以外ではあまり知られていないスパイスで、ジャイアントフェンネルとも呼ばれる植物の根茎からとれる樹脂のような物質を乾かしたものです。ペルシャ語で樹脂を意味する「アザ」とラテン語で臭いという意味の「フェティダ」が合わさった名で、特徴をよく表しています。南西アジア原産ですが、ペルシャやアルメニアからローマ帝国へ運ばれ、シルフィウム、ラセール、ラセルピチウムなどと呼ばれて茎や根から取った樹液が料理
もっとみる【ポピースパイス】ケシ
未熟のさく果を切ると乳液がにじみ出ますが、これを乾燥した粉末が阿片です。阿片からはモルヒネやコデインなど鎮痛や麻酔効果のある薬が得られますが中毒性があり、現在は各国とも一般の栽培を禁止しています。しかしポピーはかなり昔からこの阿片と種を得るために栽培されていました。紀元前1400年頃建てられたクレタ島のポピーの女神像はさく果を切る姿をしています。またローマ時代には煎ったホワイトポピーの種と蜂蜜を
もっとみる【スーマックスパイス】ウルシ
【スーマック】ウルシ
見た目にも美しいウルシ科の灌木で、中近東一帯に広く原生しています。赤くすっぱい実が穂状になり、これを乾かして深いレンガ色になったものをホールまたは粉末にして中近東の料理に使っています。フルーティーな酸っぱさがあるために欧米ではレモンの絞り汁や酢のように使われています。レバノンでは特に人気の高いスパイスで、どの家庭にも常備されています。
ローマ帝国時代のローマ人は、ヨーロッ
【タマリンドスパイス】
【タマリンド】
マメ科の植物で、インドで昔から使われていたのでインディアンデートとも呼びます。
中世にはアラビア人にも人気が出て、ヨーロッパへは十字軍によって運び込まれたと考えられます。イギリスではチューダー王朝に渇きをいやす植物として知られていました。17世紀にはスペイン人によって西インド諸島に運ばれ、以来主要な栽培地のひとつとなっています。利用するのは半乾きのさやをいくつかくっつけた、茶色と