チャイチャイチャイチャイ! チャイのこと
紅茶やチャイの歴史は紀元前の中国の「茶」からスタートします。
中国やチベットの山岳地に自生していたツバキ科の常緑樹の茶葉を採取し、ウーロン茶のような「中国茶」が作られ、それが日本に伝わり、緑茶の基礎となる「日本茶」として進化しました。
日本茶の歴史は中国に次いでとても古く、日本書紀にも登場します。
諸説ありますが、当時は中国茶や緑茶の茶葉をヨーロッパに船で運ぶ際に、長旅で茶葉が自然発酵してしまい、それが「紅茶」の原点として誕生したのではないかと言われています。
芳醇な香りを楽しむ「紅茶」は17世紀頃に砂糖と共に、とても高価な舶来品として、ヨーロッパの貴族や文化人の間で広まりました。
その後、インドでも沢山、紅茶用の茶葉が作られることになるのですが、植民地時代にはインドで栽培された良質な紅茶は、その殆どがイギリス輸出用として生産されていました。
当時から紅茶は高級品として、ごく一部の特権階級の人々にしか出回らなかったのですが、インド国内の、商品にならない残り葉のカスをインドの人々が、美味しく有効活用して飲むたに、沢山のミルクと砂糖、そしてスパイスで味付けて作り出したものが、チャイの発祥と言われ、現在まで世界中の人々愛される飲み物となりました。
参照:日本紅茶協会
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