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厳選エッセイ・ジャンルを問わない力作たち

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エッセイ形式で書いたnoteから、とくに力を入れたものと好評だったものをセレクトしました。
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#日記

正確に理解されたい人がいれば、正確に理解したい人もいる

正確に理解されたい人がいれば、正確に理解したい人もいる

自分を正確に理解されたい人は、誤解されていると感じた時に心が反発する。地面にぶつかったスーパーボールが勢いよく跳ねるかのように。

他人や状況を正確に理解したい人は、自分の理解(解釈)と現実のギャップを感じた時に失敗したような気分になる。その後どうするかはその人次第だ。

自分は正確に理解されたい人間(現実にはなかなか難しいことだとしても)であるのと同時に、なるべく正確に理解したい人間でもある。

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この記事を読むと大掃除したくなります

この記事を読むと大掃除したくなります

なんという挑発的なタイトル。大掃除を始めました。

限られた空間に物が多すぎると、そもそもどう整理してもスッキリしないので、まずは物を捨てることから始めています。

誰かの勧めで買った読み終わった本とか、
昔は好きだったけどもう面子が集まる見込みのないボードゲームとか、
あの思い出の日に着てたけどもう古びてきた洋服とか、
何かの記念の品とか。

たくさん、たくさんありすぎるよ。

そういうものを改

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"知っている人"の小説を読むのが楽しい

"知っている人"の小説を読むのが楽しい

この前、友達とお互いに小説を見せ合って、感想を交換した。

学生の頃なら文芸部とかもあるだろうけど、今となってもそういうことに付き合ってくれる人はとても貴重だ。

自分としては小説という形態で文章を書くのはあまり得意じゃないけど、
向こうは小説を書きたがっているし、
じゃあ自分もそれに合わせるか、と思った。
他の形態なら上手に書けるというわけでもないし。

それに、リアルの人間関係において、エッセ

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ライブ配信者とリスナー、ブロガーと読者などの関係性の深掘り考察。(もう一度やってみようと思ったきっかけの出来事の話 "心の光")

誰も知らない、知られちゃいけない、"Konoha 02" が誰なのか ha ha

(ごあいさつ)

これは、自分ももう一度noteでやってみようと思ったきっかけになった、ネット上での出来事の話。そしてそこから気づいた少しユニークなこと。

考察する前に、まずは個別のエピソードから語っていきます。

さて、たびたび話題にしているニコニコとかYoutubeのライブ配信(※)で、もう5年くらい続けて見

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友達だけに話すようなことを書きたいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めました。その思惑とか中身について。

友達だけに話すようなことを書きたいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めました。その思惑とか中身について。

友達だけに話すようなことを書ける場所がほしいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めます。

いま自分のいくつかの個人的な話に250円を出してくれる方がどれくらいいるのだろうかという、実験的な意味合いもあります。新しい試みをやるのって楽しい。

(買い切りというのは月額課金ではなく、一回きりのお金のやり取りでおしまいだということです。月額でやる自信はまだなかった)

誰でも見れて、誰が見

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ストレングスファインダー(才能・強み診断)をやってみた! その診断結果と感想、今後の行動指針などを語っていく。

ストレングスファインダー(才能・強み診断)をやってみた! その診断結果と感想、今後の行動指針などを語っていく。

才能や強みの診断テストは他にもいくつかありますが、その中でも最も評判が良い「ストレングスファインダー」。
今後どうしていくかを考えるためにも、自分をまず知りたかったのでやってみました。

ツイッター(@sdw_konoha)も見てくれている人はご存知かもしれませんが、最近どうしていいかわからなくなりつつあったので……。
何をするべきなのか、何を書くべきなのか、何が得意なのかとかね。

Amazon

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私は何かを殺さないために、何かを攻撃する文章を書いている

このnoteのタイトルを
「私は"誰か"を殺さないために、"誰か"を攻撃する文章を書いている」
にしようかとも思ったけど、
それだと特定の個人を攻撃しているかのような印象を与えかねないので今の形にしました。

私がnoteを書き始めた理由。内容的には"誰か"のほうに寄っています。ロック・アーティストが初期衝動を曲にぶつける、みたいな話です。

あるいは『若きウェルテルの悩み』において、主人公ウェル

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自分が通った高校を再び訪れて感じた、複雑な気持ちと過去

自分が通った高校を再び訪れて感じた、複雑な気持ちと過去

久々に母校を訪れた。見覚えのある制服を着た高校生たちの楽しげな声が聴こえた。

……ちくり、と胸が痛んだ。

その辺りはなかなか景観の良い場所で、しかも土の地面があるのでジョギングに向いている。近所の人たちがよく走っているようなところだ。観光客はめったに来ないので、程よい静けさがある。

(少し話が逸れるけど、フラットで同じ景色が続いているように見えるところにも、道を一本逸れるだけで意外と違う景色

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人の名前を呼ぶのが苦手だった。そういう人いません? ……あと一人称についての戸惑い。

人の名前を呼ぶのが苦手だった。そういう人いません? ……あと一人称についての戸惑い。

大学生くらいの頃まで、人の名前を呼ぶことに抵抗感があった。人の呼び方には、距離感が表れているから。

「○○さん」「○○くん」「○○!」(名字や下の名前)
「(ニックネーム)」「(ふざけた感じでごまかした呼び方)」
「(他の人と同じ呼び方?それでもどこか不自然さがある)」

最近はそれほどでもない。自信がなかったのかな。

これは興味があるテーマだけど、はっきりとした理由がよくわからない。

その

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約2年間続けてきた創作物全般の批評ブログの停滞と、それに伴う挫折感と喪失感をリアルに語る。

約2年間続けてきた創作物全般の批評ブログの停滞と、それに伴う挫折感と喪失感をリアルに語る。

2017年にnoteを始める前から、ブログ(影絵の木の葉 ゲーム(特にフリーゲーム)/音楽/文学 等のレビューと感想)を書いていました。

この二つの場所を、使い分けていました。

ブログとnoteの使い分け
ブログには、主に特定の作品に関するレビュー(ジャンルは小説でもゲームでも映画でも音楽でもなんでも)を書いている。それ以外にも雑多な内容。

noteには、とても内面的なエッセイや、怒りに満ち

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知名度の低いブロガーが作った有料noteの具体的な売り上げデータとその考察。良かった事・悪かった事を振り返る。宣伝の方法や導線づくりについても。

知名度の低いブロガーが作った有料noteの具体的な売り上げデータとその考察。良かった事・悪かった事を振り返る。宣伝の方法や導線づくりについても。

時流に乗っかって素早く行動!ということで、2018年4月14日に初の有料noteを公開しました。その売り上げデータと考察などを書いていきます。宣伝や導線づくりの方法についても。

(このnoteは、途中まで無料で読めます。後半は有料です)

さて、件のnoteはこれです。イケダハヤト氏が巻き起こしている「第2次noteブーム」(2018年4月~)の影響を受けて作りました。

ブログに1000時間書

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今日見た印象的な夢と、そこからふと気づいた人生と傷の示唆について

今日見た印象的な夢と、そこからふと気づいた人生と傷の示唆について

今日は夢を見た。起きた後もはっきりと覚えていた。

その夢は、私の人生の中で繰り返されているパターンのようなものにハッと気づかせてくれるような印象的な内容だった。

そして、自分の心の傷つきに関連するような示唆に富んでいて、とても面白い内容だった。人生が一歩前進したかのような感覚がある。

2018年4月10日のとてもとても印象的な夢和風で黒を基調とした、お酒が飲める飲食店の個室のようなところに私

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キラキラしてない人が、instagramでも詩を少し投稿してみた感想と考察

「インスタ映え?? オシャレなカフェとかの写真??」なにそれおいしいの。

キラキラしているというイメージをもたれているらしい、写真や画像コンテンツが中心のSNS……それがinstagram(インスタグラム)です。でも画像にした詩などもメジャーコンテンツの一つです。

日本だけでなく、海外の利用者も多くスケールが大きいです。絵や写真なら海外にも発信できます。文章コンテンツでも英語で書ければ海外もO

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自分の中での、自己開示度の段階と生きやすさのイメージ

「自己開示」(どれだけ自分をオープンにするか)が時代の課題となっているような気がします。つまり、ありのままに生きるのが難しくて、みんな試行錯誤しているってこと。

そしてその自己開示には段階があるように私には見えています。自分の心の中で、こんなモデルを作って整理して受け止めています。

1.ただ子供らしく振る舞う。周りの人間をあまり気にしない。

2.社会規範や常識を重んじる。自分を表に出さなく

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