#最近の学び
恵まれていても、人は悩む
先日、母が「あなたは、昔から運がいいからね」と何気なく言われた。
週末で人が多く、駐車場がいっぱいだったお店の駐車場にて。偶然一台空いていたので、スッと停めた際に母がつぶやいたのだ。
そう、昔から私は「運が良かった」。
実はそれが、ぼんやり抱く悩みの原因にもなっていたと先日ハッと気づいた。
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私が高校3年生のとき、世間は就職難だった。学校にくる求人も大幅に減り、商業高校にもかかわらず、
「エッセイを書く理由」はあってもなくてもいい
当時は強烈な出来事で「なぜこんな思いをしないといけないのか」「絶対に忘れるもんか」と思った決意や感情、衝動でさえ、半年、1年、5年そして10年と経つと、どうしても記憶があいまいになる。
「あれ?あのとき、結局どうしたんだっけ?どんなことを感じていたんだろうか」
そんなことがこの頃、増えてきた。
あんなに大切だったのに。
忘れたくないし、きっと忘れることはないだろうと思ったのに。容赦なくやっ
「問題」が導いてくれるのは、実は「望み」へのきっかけ
ここ最近、子どもと向き合いながら、親や幼少期のことを思い出すことが多い。
嬉しくなったり、イライラしたり、悲しくなったり、楽しくなったり、無力感を感じたりもする。
「もしかすると、親と同じような怒り方しているかもしれない」
「しまった。今の声かけは、子どもにとって望ましくないのかもしれない」
あれこれ考え、不安や焦りもある。
自分の親とは、現在良好な関係ではあるけど、昔の親は怖くて苦手だっ
自分の枠を超えていく感覚
「この人と同じように考えなきゃいけない」
「こうするのが正しそうだ」
子どもの頃から、自分の意思や感覚と他人のそれとの境界線があいまいになるときがあった。
本当はそれらとは逆の「こっちがいいな」「わたしはこうしたいな」と感じていたとしても。
人と話していると、言語化していない目の前の人の意図や思惑、期待などがドドドッと流れ込んでくるイメージ。
なので、違ったことを発言しようとすると、
「繊細な気質」を自分への諦めに使わず、自分を好きになるために使いたい
「感受性が豊か」
「細かな変化に気づく」
今やさまざまな情報が発信されている繊細な「HSP気質」の特徴の一つにそう書かれてある。
「確かにそうだな」と思う人もいるだろうし、「誰にでも当てはまる」と思う人もいるだろう。
ほとんどの要素が当てはまる側のわたしにとっては「確かにそうだな……!」と深く共感するわけだけど、真相は個人的にはどちらでもいいと思う。
HSPに限らず、その情報を得てどう思う