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#小説
他人の可能性を否定しない生き方 藤井聡太プロの将棋八冠は本当に不可能なのか
世の中には他人の可能性を否定ばかりしている人がいますが、私はむしろ人間の可能性は無限だと思っています。当noteの記事で、人様の可能性を少しでも広げることにお役に立てればと考えております。そのため、内容は他分野にまたがり雑記となります。
<<<おかげさまで2022年3月9日(水)に1000スキに到達しました。今までスキを押してくれた方々に心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。ここ
📕小説(ショート)【パラレルワールド】 765
世代が違う。
でも好きだった。
ファン?
フリークス?
マニア?
推し?
そんな「好き」だった。
決して交錯することはない一方的な好き。
恐らく彼は気づいていた。
交錯させたのは彼の方。
私にとっては思いもかけない僥倖。
利用されたとは思わない。
それほど打ちひしがれていたから。
それほど純粋な人だったから。
重なる筈のない世界が重なる奇跡。
それだけで充分だったから。
ましてやそれが彼
エッセイ | おじさんと小説
知人と久々にランチをした休日。出先でヤマト運輸から不在通知をメールで受け取った。
休日の朝、私のもとに届くゆうパックであれば、それは九割以上の確率で送り主はおじさんだ。だけど、今回はヤマト運輸からの荷物だったために、私はしばし考えてしまった。
ちなみに、おじさんというのはわたしの長年の文通相手のことで、御年80歳、血縁関係にはない。幼少期の近所付き合いから、住む土地が変わっても30年間文通
【読書コラム】とどのつまり、文体ってなんなのだ?! プロとアマチュア、男と女、人気のあるなし。その差はいったいどこにある? - 『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』ベン・ブラット(著),坪野圭介(訳)
高校生の頃、幸運にも、大江健三郎さんとお話しする機会を得た。最初、有名な小説家ということで、
「大江先生」
と、お声かけしたのだが、「先生はやめてくれ」と言われたことが印象的だった。
「大江さんと呼んでください」
当時、大江さんの初期作品にわたしはハマっていたので、どうしてこんな現実離れした設定を書くことができたのか、いろいろ質問させて頂いた。「そんなむかしの話を聞かれても」と言いつ