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皆様の素敵だなと思った作品をご紹介😊✨

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このマガジンは後で見返したいなと思ったものや紹介したいくらい素敵だなと思うものをマガジンに追加させて頂いております✨
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#小説

他人の可能性を否定しない生き方 藤井聡太プロの将棋八冠は本当に不可能なのか 

他人の可能性を否定しない生き方 藤井聡太プロの将棋八冠は本当に不可能なのか 

世の中には他人の可能性を否定ばかりしている人がいますが、私はむしろ人間の可能性は無限だと思っています。当noteの記事で、人様の可能性を少しでも広げることにお役に立てればと考えております。そのため、内容は他分野にまたがり雑記となります。

<<<おかげさまで2022年3月9日(水)に1000スキに到達しました。今までスキを押してくれた方々に心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。ここ

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小説: ペトリコールの共鳴⑮

小説: ペトリコールの共鳴⑮

←前半

第十五話 愛しの遥香 ①
ここに来るのは遥香へプロポーズをして以来、約3年振りになる。
俺たちが始まった場所だからこそ、ハムスターのキンクマを連れて来たいと思った。

この1年はジェットコースターのような、地に足がつかない月日だった。

遥香のガンが再発し、余命3ヶ月と宣告された時は俺と遥香は一晩中ソファーの上で語らい、泣いていた。

「神も仏もないね。私、どうしてこんな罰を受けるのかな

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📕小説(ショート)【パラレルワールド】 765

📕小説(ショート)【パラレルワールド】 765

 世代が違う。
でも好きだった。
ファン?
フリークス?
マニア?
推し?
そんな「好き」だった。
決して交錯することはない一方的な好き。
 恐らく彼は気づいていた。

 交錯させたのは彼の方。
私にとっては思いもかけない僥倖。
利用されたとは思わない。
それほど打ちひしがれていたから。
それほど純粋な人だったから。
 重なる筈のない世界が重なる奇跡。
それだけで充分だったから。
ましてやそれが彼

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三鶴✖️仲川光🌸共作小説                  「白い春~君に贈る歌~」                      連載開始のお知らせ✨

三鶴✖️仲川光🌸共作小説 「白い春~君に贈る歌~」 連載開始のお知らせ✨

noteの皆様へ

いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

この度、温めていた新企画を謹んで発表させていただきます。

三鶴✖️仲川光🌸
共作小説「白い春〜君に贈る歌〜」
5月最終週〜連載開始✨
(週2回更新予定)

【あらすじ】

【三鶴・仲川光🌸の自己紹介】

おそらく、お互いのアカウントには、三鶴をご存知ない方、仲川光をご存知ない方がいらっしゃると思うため、あらためまして2人の

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エッセイ | おじさんと小説

エッセイ | おじさんと小説

 知人と久々にランチをした休日。出先でヤマト運輸から不在通知をメールで受け取った。
 休日の朝、私のもとに届くゆうパックであれば、それは九割以上の確率で送り主はおじさんだ。だけど、今回はヤマト運輸からの荷物だったために、私はしばし考えてしまった。

 ちなみに、おじさんというのはわたしの長年の文通相手のことで、御年80歳、血縁関係にはない。幼少期の近所付き合いから、住む土地が変わっても30年間文通

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短編: 最期の言葉 最初の別れ

短編: 最期の言葉 最初の別れ

スーパーの軒先ではカーネーションが半額で売られ
母の日が過ぎたのを曜日以外で知る。
今年はカーネーションすら買わなかった。

うちの母は去年、ちょうど今の時期に他界した。
母の日を祝った数日後だった。
思ったより早く、思ったより静かに、思ったより呆気なく母は私の元から居なくなり、そして今日が来る。

母からの最期は
「凛は本当にかわいい」
瞼を閉じたまま、かろうじて聞こえる声は
『さようなら』でも

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5月は、うさまろと散歩

5月は、うさまろと散歩

5月は、うさまろと散歩

青空は
天宮から降り注ぐ恵みだね

心地良い風が今日を包む

爽やかな気分な五月の日々
花々が愉快に、新緑は跳ねる
鳥の声が耳へ軽快に響き
この瞬間を丁寧に進む

薫風によって心は開放され
五月晴れは「どうにかなる」望みを与える

美しい季節を共に楽しもう

心地良い言葉がひらめき
幸福感を胸に、うさまろは歩み続ける

【読書コラム】とどのつまり、文体ってなんなのだ?! プロとアマチュア、男と女、人気のあるなし。その差はいったいどこにある? - 『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』ベン・ブラット(著),坪野圭介(訳)

【読書コラム】とどのつまり、文体ってなんなのだ?! プロとアマチュア、男と女、人気のあるなし。その差はいったいどこにある? - 『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』ベン・ブラット(著),坪野圭介(訳)

 高校生の頃、幸運にも、大江健三郎さんとお話しする機会を得た。最初、有名な小説家ということで、

「大江先生」

 と、お声かけしたのだが、「先生はやめてくれ」と言われたことが印象的だった。

「大江さんと呼んでください」

 当時、大江さんの初期作品にわたしはハマっていたので、どうしてこんな現実離れした設定を書くことができたのか、いろいろ質問させて頂いた。「そんなむかしの話を聞かれても」と言いつ

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透明な感受性のやり場

透明な感受性のやり場

先日は食事を作らず
母と外食に出た

隣の席へお座りになった
高齢のご夫婦が上品で
店員さんにも丁寧な言葉遣い

杖をついて歩くご婦人が
転びそうになって恥ずかしかったと
頬に両手を添えて俯かれた

「ちっとも恥ずかしくないよ」ご主人は慰め

ご婦人は溢すように「ごめんなさい」

「支え合ってきたのだから
これからも
足りない部分を補い合おうね」
って、ご主人

わたし、咄嗟にこのようなセリフが出

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noterにファンは要るのかな

noterにファンは要るのかな

うちの祖父(以下、爺さん)は大の応援好きだった

うちの大おじが議員だったこともあり
後援会の役員や自治会の役員など、自ら挙手し
家のことは二の次
祖母と頻繁にケンカへ突入した

誰かを応援するとは多少の自己犠牲ありき
爺さんを見ていた感想で
お金を全く使わず、SNSにイイネするだけで
応援やファンだと言えるのか、考えてみる

議員でも、アーティストでも
名を馳せた人物であるなら
応援に自己犠牲は

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青空人間と災害人間と

青空人間と災害人間と

老若男女問わず
「この人、好きだな」感じる人がいる

無条件に好きな人は、わたしを受け入れてくれる人

わたしが好きだと思う人達には共通点があり
嫌われる要素がない・少ない
青空のように澄んでいる、心穏やかな人

自分の軸がブレることなく
周囲と上手にコミュニケーションを取りながら
流されない強い意思を感じ
話に耳を傾けながら、一瞬一瞬を楽しんでいる

和みや癒しの天才だと思う

凄いなと感心する

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noteに出会う前は本をよく読んでいました。それが少しずつ『今書いてみたらどうなるだろう』に変わり、偶然noteに出会いました。そして、書くがメインになり『楽しい』がありながらも読むことの楽しさを少し忘れています。noterさんと本の話をして、あの読了後の気持ちをまた味わいたい。

詩: ある女との出逢い

詩: ある女との出逢い

星空にできる月の輪は
穏やかな笑顔のあなたを映す

壮齢になっても色褪せない美は
画廊にかかる絵のようで

時空を止めることなく心を奪う輝き
知性と深慮が滴り
周囲を煌めかせる光彩

雅やかな雰囲気に身を包み
品位と気遣いが目を惹く

人々が見惚れる姿に
たくさんの思いが集中する

経験を積み重ねた温かさに
男性たちは魅了されてゆく

透明な俊敏さが
中年でありながら永遠に続く清らかな詩を思わせる

過去は変えられないけれど

未来は自分の手で築いていける✨

どんな時も未来を形作るのは

今この瞬間の選択

恐れずに進む勇気を持って

希望に満ちた明るい未来へと変えていこう

夢に近づくために今日踏み出す一歩が

徐々に積み重なり

思い描いた未来を現実に変えるんだから💖