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#インド
アジアの仮面―神々と人間のあいだ
アジアの仮面―神々と人間のあいだ
アジアの仮面を使った芸能について、書かれた本です。仮面劇、仮面舞踊などですね。
日本、韓国、中国、ネパール、インドネシア、インド、スリランカの七カ国が、取り上げられています。
日本人であっても、日本の仮面の文化について、詳しい方は、少ないでしょう。
ましてや、他国のこととなれば、情報は、ごくわずかです。
本書は、複数のアジアの国々を取り上げ
仏教美術のイコノロジー―インドから日本まで
仏教美術のイコノロジー―インドから日本まで
仏教美術が、どこで、どのように発達してきたのかを、解説した本です。
インド、中央アジア、中国、日本と、仏教の来た道筋を追っています。
仏教美術といえば、まず、仏像が思い浮かべられますね。
けれども、仏教美術に含まれるのは、仏像だけではありません。
本書では、蓮や聖樹など、仏教美術に現われる植物の表現について、取り上げられています。
アジア遊学 (No.71) アジアの怪
アジア遊学 (No.71) アジアの怪
勉誠出版から出ているムック『アジア遊学』シリーズの第71号です。
「アジアの怪」の特集号です。
アジア諸国に伝わる怪異現象や、妖怪が、紹介されています。
とはいえ、紹介されている地域には、偏りがあります。中国と日本とがほとんどです。
他の地域は、冒頭の「序言 大地・山川・ジャングル・海から沸き立つものたち」の章で、少しずつ触れられてい
アフガニスタンの美(ショトル・ミュージアム)
アフガニスタンの美(ショトル・ミュージアム)
アフガニスタンは、アジアの内陸にある国ですね。二〇一四年現在は、政情不安な国であることで、知られています(^^;
また、イスラム教国であることでも、有名ですね。
かつて、この国では、仏教が栄えました。その頃の遺跡が、たくさん残っています。
正確には、「残っていました」と言うべきかも知れません。イスラム教の勢力が強くなり、政情不安と相ま
シルクロードの象 (1980年) (シルクロード史考察 正倉院からの発見〈14〉)
シルクロードの象 (1980年) (シルクロード史考察 正倉院からの発見〈14〉)
『シルクロードの象』とは、不思議な題名ですね。
内容は、この題名どおりです。シルクロードに現われるゾウ(象)を紹介した本です。
シルクロードと象とは、普通は、あまり結びつきませんよね。
けれども、考えてみれば、シルクロードの途中には、ゾウの分布する地域があります。東南アジアや、インドを中心とした地
日本の美術 第271号 六道絵
日本の美術 第271号 六道絵
六道絵【りくどうえ】とは、仏教の六道輪廻【りくどうりんね】の様子を描いた絵です。
本書は、さまざまな六道絵を集めて、解説した本です。日本の主な六道絵は、本書一冊で、ほぼ、網羅されていると思います(^^)
日本の仏教的世界観では、生きる者はすべて、六つの世界を生まれ変わってゆくことになっています。地獄道・餓鬼道・畜生道・阿修羅道・人道・天道の六つの世界で
日本の美術 no.330 飛天と神仙
日本の美術 no.330 飛天と神仙
飛天【ひてん】と呼ばれる超常的存在と、神仙と呼ばれる超常的存在とを、解説した本です。
類書は、ほとんどありません。飛天を扱ったものとして、わずかに、小学館の『飛天の道』があるくらいです。
飛天も、神仙も、日本をはじめ、アジアの美術に、よく現われるものです。一見しただけでは、飛天なのか、神仙なのか、わからないものも、少なくありません。
ごく簡単
シルクロード 歴史と今がわかる事典 (岩波ジュニア新書)
シルクロード 歴史と今がわかる事典 (岩波ジュニア新書)
シルクロードを実際に旅した著者が、それぞれの土地の文化や歴史について、書いた本です。
著者が旅した範囲は、西はトルコ、東は中国、南はイエメンやインド、北はウズベキスタンやタジキスタンにわたります。
これだけ広い地域には、さまざまな人々の生活があるなあ、と感じられます(^^)
解説書や事典というよりは、エッセイです。著者の
吉祥・弁才天像 (日本の美術)
吉祥・弁才天像 (日本の美術)
『日本の美術』シリーズの317号です。
仏教に登場する女神、吉祥天と、弁才天との特集号です。
吉祥天も、弁才天も、もとは、インドで信仰されていた女神です。それが、仏教に取り入れられて、日本にも渡ってきました。
この二柱の女神は、性質が似ています。どちらも、容貌が美しく、福徳を司るとされます。このために、混同されることもありました。
本書では、
天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)
天使と悪魔の大事典 (Gakken mook―ムー謎シリーズ)
題名のとおり、天使と悪魔とについて、解説した本です。
天使や悪魔といっても、キリスト教のものとは限りません。イスラム教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教、道教など、各宗教において、天使や悪魔に相当するものを紹介しています。
本書が一冊あれば、基本的な天使と悪魔とについては、ほぼ、カバーできると思います。
本書がもの足り
飛天の道―東洋の各地に舞う天人・天女たち (Shotor Museum)
飛天の道―東洋の各地に舞う天人・天女たち (Shotor Museum)
飛天【ひてん】を御存知でしょうか? 空を飛ぶ天人や天女のことです。
その飛天について、美しい絵画や写真とともに、紹介した本です(^^)
飛天は、東洋版の天使ですね。西洋の天使が、キリスト教の神の周囲を飛ぶように、東洋の飛天は、仏さまの周囲を飛びます。
仏像や仏画がお好きな方なら、必ず、目にしているでしょう。
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
日本の美術 (No.382) 不空羂索【ふくうけんじゃく】・准胝【じゅんてい】観音像
雑誌『日本の美術』のうちの一冊です。不空羂索【ふくうけんじゃく】観音と、准胝【じゅんてい】観音との特集号です。
仏像について、少し詳しい方ならば、観音菩薩【かんのんぼさつ】に、いくつもの種類があることを、御存知でしょう。千手【せんじゅ】観音、如意輪【にょいりん】観音などという名が、付いていますね。
インド神話―マハーバーラタの神々
インド神話―マハーバーラタの神々
題名のとおり、インド神話を紹介した本です。
日本語で書かれているインド神話の資料のうち、二〇一二年現在で、最も入手しやすく、読みやすいものだと思います。文庫本ですからね。
インド神話は、膨大で、複雑怪奇です。素人は、どこから手をつけていいのか、わかりません(^^;
本書は、迷えるインド神話初心者に対して、良い導きとなってくれます(^o^)/