ゾロアスター教

【虚空蔵菩薩から古代会津を考える】

今年は丑年。年男となった私の守り本尊は「虚空蔵(こくうぞう)菩薩(ぼさつ)」である。 子供の頃、会津高田町(今の美里町)の祖父に連れられ、柳津の圓蔵寺へお参りした。 暗いお堂で、頭がよくなりますようにと虚空蔵菩薩に手を合わせ、撫で牛の頭もなでた思い出がある。今年もお参りしたいところだが…

「哲学と宗教全史」でショックを受けてしまった話。

本当は昨日書こうと思ってたことを書きます。 先日、友人と3人でおしゃべりしていた時。 「3人それぞれが、持ってる知識とか勉強したことを講義しあうの、面白そうだよね」 という話になった。 心から、ワクワクした。楽しそう。 自分が勝手に勉強していることを、「誰かに説明する」っていう目標…

書記の読書記録#183「ゾロアスター教」

青木健「ゾロアスター教」のレビューと読書記録 レビューゾロアスター教の興亡の歴史について書かれた本。思想についてはざっくりした解説となっている。世界史では,ヒンドゥー教やイスラーム教の影に隠れ主役を握る機会は少ないが,後世への影響は侮れない。 読書記録# 1p16〜146 ・古代オリエン…

信じる者は救われるのか?

ゾロアスター教の教祖はザラスシュトラである。 ゾロアスター教は世界最古の宗教と考えられている。 彼らは宇宙のワンサイクルを12000年とした。 地軸の傾きは23.4度だから26000年をワンサイクルと考えた方が正しい気もするが、12星座とか時計の12時間制から12000年ワンサイクル説も頷(うなず)けないこ…

中東におけるセム系宗教の善悪二元論と北欧神話(アース神族と巨人族)

 善悪二元論には、長所と短所が存在する。その長所は敵(悪)と味方(善)をはっきり区別できることである。短所は人間を0と1のように機械的に捉える可能性が存在することである。しかし、中東における善悪二元論は非常に先進的であった。 以下では、俺は中東におけるセム系宗教の善悪二元論の先進性…

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1999~2000アゼルバイジャン旅行(2)

 バクーでの宿は「ホテル・アゼルバイジャン」。ずばりなネーミングだが、これは旧ソ連の名残のようなもの。  ソ連時代は外国人が宿泊できるホテルが限られていて、それは大抵その街で一番のホテルだった。もっとも実のところ一番というほど大したホテルではないのだが、ソ連時代にたまたまアクシデ…

グノーシス思想とは

 グノーシス思想とは、紀元三世紀頃、救済は集団による儀式や集会によらないとし、人間の奥底にある本当の自己は至高の唯一者と本質的に同じであるという「認識」(ギリシア語のグノーシス)が救済の原型であるという思想運動が起こった。  この至高の存在のみが善であり、現世や宇宙全体は実は悪であ…

檸檬と火起こしと走れ謙也

火を操れる人間は、この火で文明を作った。聖なる火は、全員に生きる勇気と生命の躍動を与える。人間には、真っ赤な血が流れている。まるで、その血を奮い立たせるように火は我々にやる気と底力を与えれくれると謙也は思った。 世界三大宗教である、キリスト教、イスラム教、仏教に大きな影響を与えた…

真人、マロウト、客人の関係

飛鳥時代、八色の姓と言う制度があった。最高位を真人。継体天皇の近親とそれ以降の天皇、皇子の子孫に与えられた姓。天武天皇の皇親政治の一翼とされる。真人は道教由来の概念とされるが、私の見解は違う。 真の漢字の語源 死者である。もはや化することのない永遠にして真実なるものの意味。 真人…

【つの版】ユダヤの謎13・善悪二元

ドーモ、三宅つのです。前回の続きです。 ユダヤ教やキリスト教、イスラム教に共通する歴史観として、世界には始まりと終わりがあり、世の終わりには災害や戦争が起きて世界が滅び、善人は天国へ、悪人は地獄へ割り振られるという「最後の審判」があります。いわゆる終末論の一種ですが、仏教やヒンド…