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超常現象に関する本のレビュー集

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超能力、UFO、幽霊などの心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明、魔術など、オカルト的なことに関する本のレビューを集めてあります。
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#超常現象

あなたの知らない都市伝説の真実: だまされるな!あのウワサの真相はこれだ!

あなたの知らない都市伝説の真実: だまされるな!あのウワサの真相はこれだ!

あなたの知らない都市伝説の真実: だまされるな!あのウワサの真相はこれだ!

 二〇一四年現在、世間でささやかれる都市伝説について、その真相を暴いた本です。
 
 廉価なコンビニ本なので、「都市伝説をネタに、扇情的なことを、あることないこと書き立てた本だろう」と、誤解されやすいですね(^^;

 外見に惑わされてはいけません。内容は、まじめです(^^)
 著者は、筋金入りのオカルト懐疑論者

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超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか

超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか

超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか

 超常現象とは、どんなことでしょうか?
 本書には、例えば、以下のようなことが載っています。

1)占い師のところへ行って、占ってもらったら、自分のことを、ずばずば当てられた! これって、超能力じゃない?

2)うとうとしている時に、自分の体から意識が抜け出して、天井に浮かんでた! これって、幽体離脱っていうやつじゃない?

3)子供の頃、「こっ

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空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

空飛ぶ円盤の真実 (超科学シリーズ)

 「空飛ぶ円盤」という呼び名は、一定以上の年齢の方にとっては、懐かしいと思います。
 現在の言葉で言えば、UFO(未確認飛行物体)ですね。昔は、UFOという呼び名より、「空飛ぶ円盤」―Flying Saucerの訳語―のほうが、一般的でした。

 本書は、UFOが「空飛ぶ円盤」と呼ばれていた頃の、一般向け解説書です。
 著者のフランク・エドワーズ氏は、

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謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

謎解き超常現象DX

 超常現象を、懐疑的に解説している本です。
 というと、何だか、難しそうですね(^^;

 内容は、難しくありません。世の中で不思議に思われている現象の正体を、わかりやすく解説している本です(^^)
 超能力、UFO、心霊現象、未確認動物(UMA)、超古代文明といった分野が、取り上げられています。いわゆる、オカルトとか、スピリチュアルとかいわれる分野ですね。

 こう

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モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

モスマンの黙示 (超科学シリーズ〈2〉)

 超常現象を愛する人たちのあいだでは、伝説となっている名著です。
 残念ながら、二〇一二年現在では、古本でしか入手できません。

 入手困難でも、UFOや、未確認動物(UMA)がお好きなら、読む価値があります!

 本書に書いてあることは、衝撃的です。ドキュメントと銘打たれていますが、どこまで本当に起こったことなのかは、わかりません。
 もし、

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ネス湖の怪獣 (1973年)

ネス湖の怪獣 (1973年)

ネス湖の怪獣 (1973年)

 ネス湖の怪獣、いわゆるネッシーについて、まじめに考察した本です。
 ネッシーについて、まじめに知りたいと思う方には、本書をお勧めします(^^)

 評価は、五つ星(満点)を付けたいところですが、それはできません。
 理由は、出版された年代が古い(一九七三年)ためです。最近の成果が、反映されていません。

 にもかかわらず、本書は、ネッシー関連の本としては、

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謎解き超常現象3

謎解き超常現象3

謎解き超常現象3

 テレビや雑誌やネットには、不思議な話があふれていますよね。
 「心霊写真が撮れた」とか、「UFOを目撃した」とか、「大災害を予知していた予言者がいた」とか。

 こういった話は、わくわくしますね。でも、本当なんでしょうか?
 真実を知りたいと思いませんか?

 そういう方には、本書は、ぴったりです(^^)
 超常現象を「懐疑的」に調査する団体、ASIOSの著作だから

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ストレンジ・ワールド〈PART1〉

ストレンジ・ワールド〈PART1〉

ストレンジ・ワールド〈PART1〉

 「科学で解明できない不思議な現象」=超常現象の例を、集めた本です。
 この分野では、古典的な著作です。超常現象がお好きであれば、一度は、読んでみるといいでしょう。

 例えば、「フラットウッズの異星人」や、「人体発火現象」や、「シベリアの大爆発(ツングースカ大爆発)」など、古典的で、有名な超常現象が、ずらりと載っています。

 本書の原著は、一九五九年

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謎解き超常現象 2

謎解き超常現象 2

謎解き超常現象 2

 超能力やUFO、未確認生物、心霊現象といった、不思議な現象について、解説してくれている本です。

 ASIOSという団体が、著者です。ASIOSは、「超常現象を懐疑的に調査する」団体です。肯定的でも、否定的でもなく、「懐疑的」なのが、ポイントです(^^)

 何か不思議な現象が起きた(と聞いた)場合、それを、いきなり全面的に肯定するのも、否定するのも、どちらも、科学的な

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なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか

 題名を見ると、トンデモ本かと思われそうですね。
 でも、これは、まじめな本です。常識ある大人が読むにふさわしい、と断言できます(^^)
 普通の人には信じがたい話も出てきますが、フィクションではなく、ノンフィクションです。

 エイリアンやUFOの本というより、心理学の本です。
 「エイリアンに誘拐された」と思い込んでしまう人たちを、調べた本で

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ソモフの妖怪物語 (ロシア名作ライブラリー)

ソモフの妖怪物語 (ロシア名作ライブラリー)

ソモフの妖怪物語 (ロシア名作ライブラリー)

 群像社の『ロシア名作ライブラリー』の一冊ですが、著者は、ウクライナ人です。
 ウクライナの民話を基にした、小説の短編集です。原版は、なんと十九世紀の前半に出ました。

 著者のオレスト・ミハイロヴィチ・ソモフは、ほとんど忘れられた作家でした。日本で彼の作品の翻訳が出たのは、これが初めてだそうです。

 本書は、十九世紀前半の、ロマン主義時代の雰

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心霊写真 不思議をめぐる事件史

心霊写真 不思議をめぐる事件史

 うわー、うっかりして、連続投稿記録を途切れさせてしまいました。悔しいです……。
 それはともかく、今回も、読んだ本の書評を投稿します。

心霊写真 不思議をめぐる事件史

 題名と、表紙の感じからすると、「怖い『心霊写真』を集めて、人を怖がらせようとしている本」に見えますね。
 ところがどっこい、この本は、そんなものではありません。

 この本の内容は、硬派です。学術派、と言ったほうがいいか

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日本怪談集 (幽霊篇 下巻)

日本怪談集 (幽霊篇 下巻)

日本怪談集(幽霊篇 下巻)

 日本の怪談を集めた本です。主に、幽霊の登場する話です。中には、幽霊というより、「妖怪」と呼ぶほうがふさわしいものの話もあります。

 この本は、上下巻のうちの下巻です。上巻と合わせて読んだほうが、怖さも、面白さも、倍増します。
 上下巻ともども、日本の幽霊や妖怪に興味がある人には、必読の書です。

 妖怪がお好きなら、同じ著者の『日本怪談集 妖怪篇(上・下)』

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日本怪談集 (幽霊篇 上巻)

日本怪談集 (幽霊篇 上巻)

日本怪談集 幽霊篇 上巻

 これは、題名どおり、日本の怪談集です。主に、幽霊の登場する話を集めています。
 日本の幽霊に興味がある方は、必読でしょう。基本文献の一つだと思います。

 ただし、幽霊というよりは、「妖怪」と呼ぶほうがふさわしいものも、取り上げられています。日本の妖怪に興味がある方も、基本文献の一つとして、必読です。

 妖怪のほうが好きな方は、同じ著者の『日本怪談集 妖怪篇(

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