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【202310(14)+X】 ”おとな”の居場所
そう、マスターは言っていた。
話の脈略をたどると、それは友人に向けて放たれた文言だったのだけれど、そのフレーズはじんわり、ぽつーんと、たしかに私の胸にも光をともしてくれたのだった。
たったひと晩のできごとが、
今でも忘れられない。
*
▼ 1軒目
「おっす~!」
1年弱会っていないことがまるでウソみたいに、親友との再会はいつもどうりの軽やかな挨拶ではじまった。
進学・就職のために若くし
2023年、”マチュア”な私へ。
こんばんは、中山かず葉です。
2月となりましたが、今回は本年の目標を書いていきたいと思います。
2023年の目標はずばり、
【マチュアな私に近づく】こと!
以下、詳しく書いていくので、気になる項目だけでも読んでいただけると嬉しいです。
”マチュア”との出会いマチュアという単語を知ったのは、2022年の終わり頃。美容家であるジュミ・ソンさんの著書『自分にあるものだけを見る』を読んだのがきっかけ
「あなたのように」が私をつよくする─鷺沢萠『眼鏡越しの空』
「あぁッ!」
図書館で『ビューティフル・ネーム』という小説を見つけたとき、もっといえば『眼鏡越しの空』という文字が目に入ったときに、つい小さく叫んでしまった。
大好きな歌と作家が一堂に会した瞬間、私は主人公である奈蘭と同様に「運命」を感じずにはいられなかったのだ。
◇
初めて『眼鏡越しの空』を聴いたのは、14歳の頃だった。『ドォーモ』という九州の深夜番組で当時のエンディング曲に使用されてい
心の中に、ダイアモンドを。
「かっこいい」という単語を、これまで
どれくらい口にしてきただろうか。
それは時に「かっけぇ!」「格好いい」
「うわー!何じゃこれー!」といった姿に
カタチを変えて、幾度となく使用してきた。
数える方が難しいんじゃないかとさえ思う。
私はこの「かっこいい」という言葉が口から
発せられる少し前の、魂が震える瞬間
というものがたまらなく好きです。
目が釘付けになる、という表現がありますが
心を、