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就職活動のポイント#2〜働き方改革の現状とは〜

一流企業&総合職に就職するためのポイントの続きを述べる前に、前提条件があったのでお伝えしたいと思う。

:前回の記事「一流企業から内定頂いたわけ」
https://note.mu/next9/n/n0a489a0d7eba


さて、今回の目次は以下のとおり

1.働き方改革について
2.毎月の残業時間ってどのくらい?
3.昇進を望むなら
4.まとめ

1.働き方改革について

「一流企業(東証1部上場企業)」かつ「総合職」で働こうと思っている方の場合、「ほどほどの給料で良いから、定時(夕方)には仕事を終えて、プライベートの時間も楽しみたい」という考え方は、とりあえず、捨てた方が良いと思う。

各会社ともに推進はしているが、まだまだ浸透はしていないのが現状だ。

なぜなら、会社の中の「部署または仕事内容」によって、「働き方改革が進みやすいか否か」に大きな差があるからだ。

総合職を目指す皆さんの場合、転勤により様々な部署を経験し、キャリアupされるでしょうから、配属された部署や仕事内容によって働き方が異なることになる。

例えば、私の会社の場合、
働き方改革が進んでいる部署=定時(夕方)に帰れる部署は、ザクッとまとめると、
「総務・人事・経理等コーポレートの部署」
「あまり売上が上がっていない商品を作っている部署
(仕事が無いから暇)」である。

私がいる部署は、働き方が進んでいない部署である。
売上が多く儲かっている部署のため、お客様からの注文も多く、この商品の企画担当・設計(エンジニア)担当・資材調達担当(バイヤー)・製造担当・営業担当は、毎日夜遅くまで仕事をし、土日出勤することも多い。(労働基準法の範囲内で)
他にも、海外向け商品担当であれば、客先との時差があるため、トラブルなどがあった場合は特に、夜中に電話会議やテレビ会議を行う生活になる。
また、海外出張の飛行機はビジネスクラスとなるが、その分、機内で仕事をしなければならない。
海外勤務となれば、国によっては、プール付きの家orマンションに車の運転手やメイド(お手伝いさん)が付くことになるが、その分、日本と昼夜が逆転する中で多忙な仕事を遂行することになる。


2.毎月の残業時間ってどのくらい?

働き方改革が進んでいる部署の社員からこんな話を聞いた。
・残業できないから給料が下がった
・家に帰っても何もする事がない
・給料が下がったから、派手に遊べない
・むしろ残業したい

という意見である。

これを聞いて、私は、今の部署で良かったーと思った。

残業したとしても、労働基準法範囲内となるため基本は、毎月45時間しか残業できない(詳しくいうと特例があるがココでは触れない)。
一流企業の場合、一応守っていると思う。法定違反になると世間を騒がす大ニュースになるからだ。もし、これを法律違反を強いる上司の部下になったら、会社のコンプライアンス委員会に訴えて良い(若いうちは)一応、そういう教育をされるたぶん。
少なくとも、私の会社はそうだ。

つまり、45時間を平日20日で割ると、毎日約2時間半。仮に18時が定時の会社の場合、20時半までの残業だ。あくまでも平均だが、20時半は、体力的に辛い時間ではない。仮に飲み会と比べてみると、21時か22時までは確実に飲むでしょ?学生時代なら終電まで飲んでるのでは?
そう考えると、20時半は全然ラクな時間。
これで残業手当が45時間分つくのだから、入社1年目の場合、(会社によって異なるが)給料が月に20-30万だとすると、残業込みで給料が25万〜40万超となる。(29歳頃時には年収500-800万超えになる)
残業も、給料の観点から考えれば悪いものではないと思っている。会社経営の立場からすると「働き方改革は、残業代という給料削減も目的なのになー」と言ったところであろうが。


3.昇進を望むなら

残業➡︎あまりしない
かつ
仕事帰りに語学や資格など勉強➡︎あまりしない
でも、キャリアupして高所得者になりたい

これは、非常に困難だと思う

なぜなら、いくら、働き方改革が進んで残業不可になったとしても、社員の中に「定時後仕事帰りに勉強したり、仕事の企画を練ったり」努力する人間がいるからだ。
しかも、そういう人間は、大抵、頭もよく、仕事の効率もよく仕事が早い。鬼に金棒である。
そんな人間が昇進し、高い給料をもらう立場になるのだ。(アホなのに、ゴマスリだけで昇進するケースは、ココでは触れない。あくまで一般論の話)

欧米で働き方改革が進んでいるとはいえ、昇進し高所得を得る人間になる人は、どこの国も「カゲの努力」をしている。

どんなサイズの会社であったとしても、業績の良い会社の経営者なら尚更、高い頭脳・努力・精神力が求められ、そんな人だから会社が成功していると考える。


4.まとめ

就活のポイントとして、「自分の軸」を考える前に「働き方改革=仕事とプライベートの両立」について考えて頂きたかったので、述べさせて頂きました。

あなたは、仕事とプライベート、どのような比率で働きたいですか?

私の場合、
仕事90%(勉強や自己啓発も含む)
プライベート10%(趣味や恋愛など)
という配分の人生を送っている。

ブラック&パワハラ発言になるだろうが、
敢えて言わせて頂きたい。

まだまだ終身雇用が基本の日本企業は、
総合職の社員には、わざわざ高い給料を払って、仕事を教えながらも、キャリアupのために教育(講義や海外研修など)にも金と時間をかけ、リスクを背負って色んな仕事に挑戦させ、育てあげる。
だから、「ラクな会社で働きたい」「怒られたくない」「辛い仕事とか嫌だ」と思っているなら、なおさら、一流企業&総合職は諦めた方がよい。

そのようなマインドの人間なら、一般職や派遣社員に向いている(もちろん会社によるが、一般職や派遣社員なら、朝まで残業や、理不尽な客先への謝罪や、怒鳴り散らされるという事は比較的少ないだろう)
むしろ世の中には、優秀でやる気もあるのに、たまたま縁がなくて一般職や派遣社員となった方が大勢いるのだ。矛盾していると私は思う。(それを見抜けず判断を下した人事担当者もアホなのだが)

世の中、ラクなことなんてない。
どんな会社も同じ。
働かざる者、食うべからず。である。

総合職は、他の職種に比べて、仕事の難易度が高く、責任も重く、辛いこともたくさんある。

しかし、
大きな仕事、新しい仕事、
人のためになる・世界のためになる。
世の中を変え、後世まで功績が残る。
そんな仕事のチャンスがある。


私は、どんなに辛くても苦しくても悔しくても、喜びや達成感の方が(比較にならないほど)格段に大きいから、今の会社で、そして総合職で本当によかったと思っている。
一応お伝えしておくが、プライベートもちゃんと確保して充実しているし、1週間以上の休暇をとって海外など旅行もたくさんできている。




総合職として働こうと思っている方は、キャリア(エリート)を目指して欲しい。
その経験や能力を生かして、「会社や世の中の、未来につながる仕事、未来を変える仕事」そんな仕事ができる人間になって欲しい。

そして、これこそ就活の面接でみられるポイントなのである。「辛くても苦しくても乗り越えられる精神力があるか。成果を残すために必要な、頭脳・行動力・地味な努力・精神力・コミュニケーション能力などがあるのか」チェックされるのだ。
だから、就活面接では、「学生が、面接官へ(上記の)そのような事ができる優秀な人材である事を自分のエピソード付きでアピールする」ことが求められるのだ。


っと、、偉そうな事言いましたが、
私はまだまだ30代。
少なくとも私は、
現在、所属している部署でキャリアを目指し、画期的な商品を開発し、より良い世界に変える。
そういう目標を持って仕事をしています。。


以上

蒼井加奈でした。


※この記事について不愉快に思った方がいらっしゃったらごめんなさい。
所詮はサラリーマンなので、専門職や自営業に比べれば楽な仕事であることは理解した上で述べさせて頂きました。
また、世の中には様々な会社や様々な職種があり、一つとしてかけてはならない仕事だと思っております。あくまでも総合職というテーマに絞った一般論として聞き流して頂ければ幸いです。


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