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「みんなのフォトギャラリー」からねむいねこ🐈‍⬛の画像を使ってくださった方の記事です。 嬉しい😊
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#エッセイ

【エッセイ】今日は死ぬのにとても良い日だ

【エッセイ】今日は死ぬのにとても良い日だ

”今日は死ぬには良い日だ” と思った事はあるでしょうか?

僕はたまに、あります。

もちろん、本当に死ぬワケではありません。しかし死んでもいいやと思うくらい、”良い”時があるのです。

特別な事をした時にそう感じるのではありません。

ほんの些細な幸せを掴んだ時に、僕はそう思う事があるのです。

例えばコーヒーやお酒を用意してから見たドラマやアニメが素晴らしい出来だった時。
僕はまあまあ死にたく

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夜の冒険 〜知らない道を行く〜

夜の冒険 〜知らない道を行く〜

どうも西尾です。

今日の大阪の天気は晴時々曇・最高気温25℃の予報(Yahoo!天気より)で、昨日に続き、過ごしやすい1日となりそうです。

明日からは最高気温が28、29℃くらいにまで上がりそうですので、本格的にエアコンを稼働させなければいけなくなりそうです。

電気代も高騰する中で、あーヤダヤダ、となっております。

夜の冒険知らない道を行く

昨日、夜の道を自転車で走った。

この道を自転

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「観光だけでなく関係を紡げるまち」西陣に感じる大きな可能性

「観光だけでなく関係を紡げるまち」西陣に感じる大きな可能性

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

お店を構えるのは京都の「西陣」と呼ばれるエリア。
「西陣織」が有名ですが、このエリアの魅力は何といってもそこに住む人々たち。

西陣織の職人たちは織屋建ての町家に住み、「職」と「住」が一体になった暮らしを紡いできました。
西陣で暮らし、働くものが一体となってまちを形作ってきました。
そして今では、僕のように西陣でお店などを構

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カミングアウト

カミングアウト

 長年生きていると、色々な人との出会いがある。大人や子供、男性女性と色々な人が居て、ニューハーフやゲイの人とも出会った事がある。この年まで生きていると、そういう人との出会いも出てくるのである。

 何故急にこの話をしたのかというと、今の取引先にもゲイの人が居て、話の流れでカミングアウトをされたのである。私の性格的に「ウケですか?タチですか?それともリバーシブルですか?」と聞きそうになったのだが、聞

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もやもやの中に

もやもやの中に

エッセイを書くことで
しばらく休んでいたSNSを
少しずつ再開しています。

すると、そこからコメントや
ダイレクトメッセージを
いただくことがあるのですが、
いつも もやもやと
引っかかる人がいました。

私の経験に対して、
「自分もそうだった」というもの。
一見、共感に見えるけれど
「わかってほしい」が透けてみえるもの。

嫌だな、と感じる部分とは
私が自分に対して
許せていないことです。

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もうマリー・アントワネットのような人が生まれてはならないと考える理由

もうマリー・アントワネットのような人が生まれてはならないと考える理由

彼女は、メディアに殺された。

たしかに彼女の振る舞いや行いは、彼女の地位にはふさわしくなかったかもしれない。でもそれは、命をもって贖わなければならないほどの罪なのだろうか。

彼女は、美しいものや可愛らしいものが好きだっただけ、自分の友人や好きな人を精一杯愛しただけなのに。

無邪気なわたしのマリー・アントワネット彼女の名前は、マリー・アントワネット。おそらく世界でもっとも有名なフランス王妃だろ

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結局ショートケーキ

結局ショートケーキ

三部作の完結編。

昼休みに売店のフルーツサンドを食べて、その夕方には風邪による喉の違和感がスッキリしていた。その体験に味を占め、まだ完治しきっていない風邪に最後の一撃を加ゑむと、今日も売店のフルーツサンド売り場へ自然と足が向く。

するとどうだ。
フルーツサンドがない。

それはそうだ。だってただの売店にフルーツサンド売り場などという特定の売り場はないのだから。日替りサンドイッチ商品の中に先日は

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秋の知らせはセンチメンタルから。

秋の知らせはセンチメンタルから。

日差しが眩しい。
もう冬も間近だっていうのに。
ただでさえ今年は夏が長かった。今ですら日中は例年の秋よりも暖かくて、なんなら春のような気分になる。

まったく、やっと長袖を着たのになんでこういつまでたっても暑いんだ。

そんなことを思ってから、思い出した。
何日か前の風が強い日に「あぁ寒い。とうとう冬が近づいて来てしまった。ずっと暖かくてよかったのに」と嘆いていた自分を。

高い空の似合う音

高い空の似合う音

最近、あるトロンボーン奏者の演奏ばかり聴いている。聴いていると心が洗われるというか、大変落ち着く。深く深呼吸した後のような気持ちにさせてくれる。
中川英二郎さん。ご存知の方も多いと思う。多方面で活躍されている、名プレイヤーである。

私がこの人の演奏を初めて聴いたのは、NHKの朝の連続テレビドラマ小説『瞳』のテーマ曲(山下康介 作曲)だった。あまりにも綺麗な音で、これって本当にトロンボーンの音?ト

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自分勝手なあーぁと、なんでやねんと、やれやれのループ

自分勝手なあーぁと、なんでやねんと、やれやれのループ

あぁ、また始まった。
どこにも言えない。
そう思ってしまった。

いろいろなところに居場所があるはずなのに、また私はどん詰まってる気がする。

最初は自由にやっていたはずが、人と繋がるほどに人が近くに思えるほどに、見る人を気にして言葉や写真、表に出す「私」を選んでいたりして、結局それが私じゃなくなっていく。
誰もそんなにお前のことなんて見てないよと言い聞かせても私はかっこつけた私を作り出していく。

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#275『怖れの先にあるもの』

#275『怖れの先にあるもの』

やれば幸せだろうとは思う
それでも可能性のぬるま湯に身を委ねてしまう

そんな僕だけど
もうそろそろ一歩踏み出したいんだ
今よりももっと幸せな未来へ走り出したいんだ

だから怖くても踏み出すことにした
怖いってことはその先に更なる幸せがあるってことだから

過去のnoteを読み返してみよう

過去のnoteを読み返してみよう

ふと思い立ったときに、過去の自分が書いたnoteを読み返してみることがある。時期で検索をかけて、ランダムにピックアップするときもあるし、古いnoteにたまたまいいねをつけてもらったら、そのついでに読み返すこともある。今日は、このnoteを読み返した。

結構、あけすけに書いている。よっぽど思い悩んでいることがあったのか、人間関係に疲れてしまったのか、悩みに悩んで吹っ切れた感さえある。当時の私は(今

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どうせ最後は灰になって消えてしまうから

どうせ最後は灰になって消えてしまうから

大事な人が大事だったことを忘れて、うまく思い出せない過去の人と化していた。人の記憶はすぐに曖昧になるものだ。昨日食べた晩御飯は鮮明に覚えているのに、1週間前に食べたものがうまく思い出せない。学校の授業の内容は全部忘れたし、卒業アルバムに映る同級生のほとんどが実在していたのかすらも疑いたくなる。時間が経てば経つほどに思い出の輪郭が薄れていく。それが生きている証明であり、逃れられない人間の悲しき運命な

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要らない !u

要らない !u

大学の他人たちに次に住む場所や県をおしえたくなくて、そこに関しては嘘ばかりを吐いている。「山形で住み込みで温泉女将するよ」、「地元に帰って携帯を売るよ」、「山口で本屋さん開くよ」。嘘ばっかりリフレイン。

洗えないものを貸したくない。洗うのが大変な冬用の布団も、抱き枕も。さわんないでほしい。あなたのこと、断片すらも、残したくない。いつだって思ってる。

チョコレート・ムース作りました。おいしい、あ

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