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アタシがしたセックス、全部レイプ ~20代のアタシ~
第4話
アタシは今、
男に刃物を突きつけられている。
ってなったら、緊迫感があってドラマみたいだが、実際は刃物じゃない。
バイブだ。”大人のおもちゃ”のね。
アタシは今、
男に”バイブ”を突きつけられている。
この男、客の中では一番厄介ってわけじゃなかった。最初は紳士で優しかった。少し要求が多いだけ。それにアタシは答えすぎたんだ。
今となっては、毎回要求がエスカレートして、アタシが”
私に新しい”明日”はない。
私に新しい”明日”はない。
本当は”明日”があることは気づいてる。ちゃんと知ってるんだ。
でもって、
なぜ”明日”がないって言うのかって?
アイツが壁になってるんだ!
”明日”の前に立ちはだかって私にのしかかってくる、押さえ込んでくる。
だから私は”今日”を行ったり来たりしている。
アイツの前で、
反抗しても、もがいても、叫んでも、暴れても、泣き叫んでも、お願いしても、
ダメだ。。。
アタシがしたセックス、全部レイプ 〜20代のアタシ〜
第3話
次の日、その駅に行った。昨日死んだ人が居たのに、いつもと変わらないただの駅だった。
飛び込んだ人が立った場所に今立っているサラリーマンはきっと、その死んだ人のことなんて知りもしないし、気にしてない。歩いてる人、電話してる人、タバコ吸ってる人、おしゃべりしてる人みんな、誰も彼もがいつもの日常で、自分や家族や友達なんかのことだけ考えて生きてる。だから、人1人死んだところで、みんなの日常は何も
アタシがしたセックス、全部レイプ ~20代のアタシ~
第2話
アタシはあんまり大きな鏡の前に立たない。
自分の身体全体見たくない。なんか悲しくなる。
触られたくないのに触られたオッパイやお尻、舐められたくもないのに舐められた背中や太もも、そしてそれを拒否しなかった自分の顔。
鏡に映ると、その汚い手や気持ち悪いベロが蘇ってくるから。悲しいのに泣いてない自分の顔が蘇って悔しくて腹が立つ。だから、大きな鏡は嫌い。
あと、電車のホームの1番前は絶対立
アタシがしたセックス、全部レイプ ~20代のアタシ~
第1話
「していい?」
「入れていい?」
「したくなってきた」
「いいでしょ?」
「欲しがってるよ?」
この言葉たちに、アタシは全て「YES」って言ってきたんだ。全て受け入れてきたんだ。なぜ受け入れたんだろ?
気持ちよくなりたかったからなのか、お金欲しかったからなのか、好きだったからなのか、その人ちょっと怖かったからなのか。
今もわかんないし、たぶんそん時のアタシもわかってない。
私のある日の朝 〜私たち夫婦の営み ・ 妻の涙〜
息ができない…
空気を吸っているのか吐いているのか…
ふと気づくと私は、体に力が入っている。呼吸が浅いが、かろうじて息はしている。
ギューっと、手で自分の腕を握っている。自分の腕に爪まで立てて。手に、全身の力が集中するように自分の腕を強く握っている。他からくる”何か”よりも我慢できない痛みを自分に与えるかのように、ひたすら力を入れている。
私は今、夫に抱かれようとしている。今日もまた、完全に
「お坊さんにお坊さんの書いた本をプレゼントした。」って話
私は今ドキドキしている。ハラハラもしている。
やっぱり調子外れなことをしてしまったかな。。。
穴があったら入りたいわけではないが、入らなければいけなくなるかも。
その穴を用意しなければ。
最近、熟読した本があった。
『反応しない練習』あらゆる悩みが消えていく ブッタの超・合理的な 「考え方」
草薙龍瞬
古代インドの賢者ブッタの教えを元