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子育て

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#毎日更新3年目

出来ていたことが出来なくなるのは怠けているからではない

出来ていたことが出来なくなるのは怠けているからではない

こんにちは。

牧 菜々子です。

前は出来ていたことが、出来なくなる。

それは、怠けているからではありません。

怠けている人は、最初からそれをしないので、「出来ていた」という状態がそもそもない。

本当に怠けているのなら、「出来ていたことが出来なくなる」ということは起こらないのです。

年を取って頭の回転や行動が遅くなるのも、それは認知機能の低下であって、怠けているわけではありませんよね。

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子どものこだわりを和らげるには

子どものこだわりを和らげるには

こんにちは。

牧 菜々子です。

小学生のわが子は、こだわりが強い子。

集中すると他のことを忘れる、目の前にある探し物が見つけられないという特性もあります。

昔から雨に濡れるのが苦手で、通学にも傘を持ち歩いていたのですが…。

先日は、「まぁ、持って行かなくていいか!」と、威勢よく傘を持たずに出かけました。

こだわりを和らげるには、普段から家でリラックスすることが有効なのかもしれません。

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わが子を「お願いできない人」にさせないために

わが子を「お願いできない人」にさせないために

こんにちは。

牧 菜々子です。

自分の子どもが、「お願いできない人」になったら。

将来とても困ります。

世の中には、お願いをしない人がいます。

一言もお願いせずに、人にやってもらおうとするのです。

自分の子どもがそうならないためには、どうすればいいのでしょうか?

それは、人にお願いする時の言い方を常に練習させることです。

子どものうちからこれが身についていれば、大人になってからも周

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わが家には私の部屋がない

わが家には私の部屋がない

こんにちは。

牧 菜々子です。

わが家には、私の部屋がありません。

私の居場所は、リビングと、寝室と、クローゼットです。

キッチン裏のスペースや、ダイニングテーブルなどを、ちょこちょこと使っています。

クローゼットには眺めているだけでもウキウキする服がたくさんありますし、あとは寝室で寝られれば十分かなと思っています。

自分の部屋があったとしても、子どもが入って来るでしょうし…。

本棚

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子どもにはぜいたくをさせないほうがいい?

子どもにはぜいたくをさせないほうがいい?

こんにちは。

牧 菜々子です。

子育てをしていると、いろいろと疑問が出てきます。

子どものうちからあまりぜいたくをさせないほうがいいんだろうか?

欲しいものを買ってあげたり、大人と同じものを与えたり…。

思い悩むこともありましたが、今は、どっちでもいいんだということがわかってきました。

子どもは、いつまでも親の元にいるわけではありません。

今は親と一緒にいる以上、現実に合致しているの

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子どもに我慢させるよりも我慢できる脳にするためにしっかり眠らせる

子どもに我慢させるよりも我慢できる脳にするためにしっかり眠らせる

こんにちは。

牧 菜々子です。

子どもが言うことを聞かない。

何度注意してもやめない。

そうやって子どもが我慢できないのは、脳の「我慢を司る部分」がまだ発達していないからです。

いちいち我慢させようと躍起になるより、脳を発育させるために睡眠を取らせるほうが、労力が最低限で済みます。

寝る子は育つと言います。

脳の我慢を司る部分が発達すれば、あっさり我慢できるようになります。

食事が

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「正しいことを言う」のではなく「気持ちを考えて言う」

「正しいことを言う」のではなく「気持ちを考えて言う」

こんにちは。

牧 菜々子です。

子育てをするうえで、子どもたちに伝えていることがあります。

それは、「正しいことを言うのではなく、相手の気持ちを考えて言うんだよ」ということ。

正しいからといって、何でも言っていいわけじゃない。

正しさよりも、言われた相手の気持ちを考えて言う。

相手が嫌な気持ちになることは、たとえ事実でも、本音でも、あなたが相手に言う必要はないのよということを、繰り返し

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出産後にどのくらいの期間で元に戻れるかはママ本人にもわからない

出産後にどのくらいの期間で元に戻れるかはママ本人にもわからない

こんにちは。

牧 菜々子です。

出産前後の女性の体は、目まぐるしく変化しています。

特に出産後は、筋力も落ち、精神的にも落ち込みやすくなります。

「こんな状態が、一体いつまで続くんだろう?」

そう思うのですが、どのくらいの期間で元に戻れるかは、ママ本人にもわかりません。

2回目の出産だからわかるはずということでもありません。

毎回出産の状況は違いますし、産まれた赤ちゃんも前回とは別の

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子どもたちの家族観

子どもたちの家族観

こんにちは。

牧 菜々子です。

子どもたち3人は、家族への考え方がバラバラです。

一番上の子は、ママっ子。

インドア派で、家が大好きです。

真ん中の子は、「家族みんな大好き!みんな一番好き!」と言っています。

みんなからかわいがられるのを分かっているのかもしれません。

一番下の子は、おじいちゃんに顔がそっくりで、「おじいちゃんおじいちゃん」が口ぐせ。

次が「おとうさーん!」で、その

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「大変そうに見えないですね」

「大変そうに見えないですね」

こんにちは。

牧 菜々子です。

以前、こう言われたことがあります。

「大変そうに見えないですね」

えー‼ と、私はびっくり。

大変なのに、大変そうに見えてないんだ。

そこでふと思い出しました。

育児ノイローゼの真っ最中だった頃に撮ってもらった私の写真を、自分で見た時に、「私、つらそうに見えないな…」と、自分でも愕然としたことを。

あんなにつらかったのに、自分で見てもつらそうに見えな

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「お弁当おいしくなかったよ!」

「お弁当おいしくなかったよ!」

こんにちは。

牧 菜々子です。

ある日、園から元気いっぱいに帰ってきたわが子。

生き生きとした表情で、こう言いました。

「お母さん、お弁当おいしくなかったけど、全部食べたよ!!」

えっ…!「おいしくなかった」って言った…?

心臓をギュッと掴まれたその直後、精いっぱい平静を装ってこう返しました。

「全部食べたの⁉ とっても良くがんばったね!」

どうしても、1点だけもう一度確認させてく

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「わからない」「できない」と言ってくれるわが子

「わからない」「できない」と言ってくれるわが子

こんにちは。

牧 菜々子です。

わが家の2番目の子は、よく笑ってよくしゃべる子。

特に、「わからない」「できない」とはっきり言ってくれるところは、とても助かっています。

器用に何でもできるわけではなく、教えていないのに理解が早いというタイプでもない。

わからないことやできないことが多いことを自覚していて、それを伝えてくれるのはとても良いところだなと思います。

もし「わからない」「できな

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子どものピアノの発表会

子どものピアノの発表会

こんにちは。

牧 菜々子です。

先日、子どものピアノの発表会がありました。

衣装も靴も用意して、曲も何とか形になり…。

家を出る直前に、「失敗しそうだから発表会行かない」と言い出しました。

緊張してたんでしょうね。

無理に連れて行くより、好きにさせたほうが良さそうな気がしました。

「行かない」と存分に言わせて、「そうなの?そうかー」とこちらが答えているうちに、「何分に出るの?」と出発

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反抗期の最中に親にできること

反抗期の最中に親にできること

こんにちは。

牧 菜々子です。

反抗期の子どもが、親に暴言を言ったり、親を無視をしたりする。

これは、誤解を恐れずに言えば、親への人権侵害です。

どうして反抗期の子どもは親に対して人権侵害をするのかというと、親の存在を否定するのが反抗期だからです。

人格否定も、「存在の否定」に含まれます。

そしてこの「親の存在の否定」は、子どものほうも、やらざるを得ません。

どうしてかというと、成長

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