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反抗期の最中に親にできること

こんにちは。

牧 菜々子です。

反抗期の子どもが、親に暴言を言ったり、親を無視をしたりする。

これは、誤解を恐れずに言えば、親への人権侵害です。

どうして反抗期の子どもは親に対して人権侵害をするのかというと、親の存在を否定するのが反抗期だからです。

人格否定も、「存在の否定」に含まれます。

そしてこの「親の存在の否定」は、子どものほうも、やらざるを得ません。

どうしてかというと、成長ホルモンの威力には勝てないからです。

成長ホルモンが子どもに反抗期をもたらしますが、人間のホルモンの勢いというのは、すさまじいのです。

女性の産後や更年期もそうですし、男性の中年の危機もホルモンの影響です。

子どもの成長ホルモンが、親への人権侵害を加速させているのです。

「やめて」と言ってやめさせることはできない。

どうしてかというと、そこには子どもの個人差があるからです。

そして、子どもはわざと攻撃しているわけでもない。

それはホルモンによるものだからです。

そうなると、子どもの反抗期に親がやるべきことは、1つしかありません。

それは、気分転換をして気を紛らわせることです。

「やめて」と言っても解決しないし、子どももわざとやっているわけではないけれど、親は人格を否定され、人権侵害を受けている。

となると、別の場所で気分転換をして、気を紛らわせるしかありません。

反抗期に限らず、介護もそうですし、妊活、婚活、恋愛も、傷ついたり計画どおりにいかなかったりと、人権感覚にそぐわない面があるため、別の場所で気分転換をして気を紛らわせながらやらないとできないことはたくさんあります。

子どもの反抗期の最中には、別の場所で気分転換をして気を紛らわせることさえしていれば、親が壊れてしまうことはありません。

その代わり、それをしないと、親も壊れてしまいます。

子どもは、親を攻撃しなければならない。

親も、存在を否定されるとつらい。

子どもの反抗期は、親がどれだけ遊べるかにかかっているのです。