マガジンのカバー画像

私の日常-About My Days

237
私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
運営しているクリエイター

#子育て

音が鳴るクツという大発明。

音が鳴るクツという大発明。

街中を歩いていると、保育園児と思われる子どもたち10人くらいがいた。

保育士さんが前と真ん中と後ろに3人配置されており、子どもたちはカートの中に入れられて愛嬌を四方八方に振りまいている。

前方にいる保育士さんの両手には、2人の子どもの手がにぎられていて、カートに乗らなくても歩ける、という4才くらいの子どもが保育士さんの両脇をスケさんカクさんのように固めている。

その2人の子どものうち、右側に

もっとみる
チキチキ受精レース。

チキチキ受精レース。

なんちゅうタイトルだ。

平日の大通公園を歩いていた。札幌中心部にあるこの大通公園は、いつもたくさんの人でにぎわっている。

日中にここを歩くと、おそらく保育園児なのだろうか、カートに乗って運ばれる子どもたちを見かけることがある。

子どもたちはおそらく3歳前後で、黄色や緑の帽子をかぶって、通行人にすっとぼけた愛らしい姿を見せてくれる。当然、周りには保育士さんがいて、子どもたちと一緒に遊んだり、手

もっとみる
考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

考えていることがあるのに、それを誰にも話していないマダム。

今から1年以上前の話を引っ張り出して書く。

68歳の女性マダムと、仕事の打ち合わせをする機会があった。その方は、札幌市内のとある社団法人の理事長で、人前に出て話す仕事をしていた。

私と一緒に「セミナーをやりましょう」という話になり、打ち合わせをしていたわけ。

そのマダムは、綺麗な身なりをしていらっしゃって、話し言葉も丁寧。いわゆる「きちんとした」社会人生活を送ってこられたのであろう。

「そ

もっとみる
子どもがいない私だが、子育てが少し楽になる心構えをシミュレーションしてみる。

子どもがいない私だが、子育てが少し楽になる心構えをシミュレーションしてみる。

我が家には子どもがいない。

妻は絶賛不妊治療の真っ最中で、先日は先進医療である「二段階胚移植」をおこなった。が、着床することはなかった。今回が5回目の移植だったが、ここまで来るともはや夫婦ともども晴れやかな気持ちになってくる。晴れやかを通り越して健やかですらある。

私と妻と不妊治療については、
以前こちらの記事でご紹介した。

我が家には子どもがいないのだが、あらかじめ子育ての心構えを考えてみ

もっとみる
58歳の父と31歳の息子を繋ぐもの。

58歳の父と31歳の息子を繋ぐもの。

先日、友人とご飯を食べた。
彼は1年前にゴルフを始め、いまやその魅力に取り憑かれてゴルフ三昧の日々らしい。

「ゴルフはいいぞ〜」

ゴルフを始めた人がみんな言う台詞。
私はゴルフをやらないから、その魅力についてプレゼンして欲しい、と頼み、酒席でゴルフの良さについてプレゼンをしてもらった。

その中で私が「お、いいな」と思ったのは、彼が「この前、お父さんとゴルフに行った」と言った点だった。彼曰く、

もっとみる
お父さんが子どもに教えられる全部のこと。

お父さんが子どもに教えられる全部のこと。

DNAの力はすごい。

昨日、父と一緒に2人で釣りに行った。北海道の海で魚を釣りに行った。場所は濃昼と書いて「ごきびる」と読む。北海道の濃昼漁港である。釣り人は私たち以外に5組くらいだった。


前日に父と電話をし、

「早朝4時から出発するか?」
「いやそれは朝早すぎるな、起きれねぇな」
「8時とかでいいだろう」

と勝手に父が決めた結果、朝8時に父は私を車で迎えに来てくれた。同じ札幌市内に

もっとみる
NO 先祖、NO LIFE?

NO 先祖、NO LIFE?

今から1年前の夏、仕事でたまたま私の地元の町に行くことがあって。久しぶりに訪れたもんだから、つい懐かしくなっちゃって、仕事の合間に当時通っていた小学校まで足を運んだときのこと。

校舎は今はもう取り壊されているっぽいが、1年前の当時はまだあった。あれを郷愁とかノスタルジーとか言うんだろう。

小学校の隣には昔からお寺があって、小さな頃の私はそこへ除夜の鐘も鳴らしに行ったことがあった。大人になってそ

もっとみる