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昔住んでいたお家まで散歩してきたよ🏙🚶その②【10km達成!】

当時の元カノと通話をしながらお散歩することに。
2020年5月4日のこと。

引きこもりの画伯ちゃんは体がなまって仕方なかったため、運動もお話も両立できることがとても幸せに思えた。

元カノが通話できるまで少し時間があったので、先に散歩を開始。


昔住んでいた街まで歩いてみると...

一帯が根こそぎ消えていた。

"14年間住んでいた街が消えた"


その場で立ちすくんだ。
ショックを受け、記憶の中に溺れかける。

画伯ちゃんが死んだら、あの風景は消え失せる。
絵を描く能力は無い。

"このnoteに書き残しておくしかない"


人生のすべてを、文章と音に変えてやる。
いつかここを読む君のことも。

・隣人の麦飯お婆さん
・真向かいに住むシーズー犬を飼う一家
・婚約していた幼馴染のゆかちゃん

など。


前回記した彼らと、二度と会うことは無い。
この記憶の中、あの頃の姿を模した空想の中でしか会えない。


一帯が消失した悲しみに呆然としていると、元カノから
「通話できるようになったよ〜👧🏻」との連絡。


泣きそうな気持ちをこらえ、
さっそく音声通話をかけた。


前回の記事↓↓↓


日常まとめマガジン↓↓↓


歩いていくよ、どこまでも

相手の声を聞いて、
落ち着きを取り戻していく画伯ちゃん。


「あっ!ちょっとビデオ通話に変えていい?」


ビデオ通話に切り替えて、"無くなった街並み"を元カノに見せた。
温度差があるのか、反応に困る元カノ。

開口一番に"住んでた街が消えた"って言われても、
確かにそういう反応しかできないよな...笑


その空気を察知し、歩き進めることに。
30分ほど河川敷をボーッと歩く作戦だ。

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こんなふうに川沿いを歩いていく。
いい天気だ。さっきまでの喪失感も晴れていきそう。

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この椅子なんなの!?笑
こういうタイプだったり、石タイプだったり。

この河川敷沿いには、謎のイスが増加していってる。


河川管理者か国土交通省が設置したのかな?
それとも各老人会が休憩ポイントを増やしているのか。

妙に小さいし、謎だ。

そんなくだらない"椅子の様子を見せよう"と、
ケータイ画面に目を移すと


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画面の向こうで、元カノが
"自分のお気に入り人形"を見せてつけてくれていた。

必死にフリフリしていてくれたことに気づいていなかった。

予想だにしない可愛さと、
面白さで普通に笑っていた画伯ちゃん。

そのおかげで椅子への疑問は飲み込めた。

ちゃんと飲み込めた!偉いよね!
イスを見せていたら、また困らせるところだったぜ...


余談

最近ネットで、元カノに似ている人を見つけたので想像しやすいように貼っておこう。

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ViViから引用

インスタでViViのストーリーを見ていると似てる女性がいた。
(誰なのか知りたくてwebまでくまなくチェックした😂)

元カノはこんな雰囲気の人だった。(服装以外の見た目)
(このブランディー系も画伯ちゃんの好きな感じだ...🤗)

ちなみに、このモデルさんの名前をご存知の方いませんか...?
調べてもわからない😭



30分経過したけれど...


どこまでも河川敷を歩いていった。
30分くらい進んだところで、

あっ!ここまで来たなら、
昔の彼女と同棲していた家も見に行こうかな...!


「ねぇねぇ!もう少し通話しながら散歩してもいい?」

「うん、いいよ〜👧🏻✨」


音声通話でイヤホンをしながら歩いていく。
彼女と話すことくらいしか声を出す機会が無かった。

引きこもりな画伯ちゃんにとっては。

自分のことを話すのが苦手な2人だからか、自然と50:50くらいの会話量に。
ただ画伯ちゃんが目に映るものの実況と、突拍子も無いことを発言するのが向こう的にはキツかったかもしれない...


川の反対側へ渡り、
20代後半に住んでいた頃の家の近くへ。

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新しくなった東淀川駅の構内。
噛みしめるように通り、線路の反対側へ。

線路沿いをひたすら歩いていく。
ポスティングしていた時期に毎日通っていた。

懐かしい。


このあたりのマンションの管理人には、いつも怒鳴られて追いかけ回されていた。

余談2

東淀川駅ってマジでなんであるの?
未だに存在理由がわかっていない。

新大阪からめちゃくちゃ近いし。乗り換えがあるわけでもないし。
めっちゃ豪華な駅が完成してるし。

謎だぜ...


そしてJR新大阪駅に向かって歩き進める。

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コロナホテル...?
こんな名前のホテルあったっけ...

営業するの大変そうやなって思いながら、駅横の広場で休憩。
15分くらい休んで、新大阪の高架を通り過ぎた。

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懐かしい新大阪駅前。
スピカというお店ができていた。
(多分ここ数年よね?)

いうて今の家からも近いし、当時も数年間住んでいたのに、この辺りのお店に入ったことがない。

美味しそうな気になるお店が何軒もあるのに。
入ってみようとまではならないんだよなぁ。

どの街に住んでも、たいがいお店に入ることができなかった。
(精神障害の発想や不安からくるものなのかな?)

しかし、その地を離れることになってから毎回後悔する。

余談3

最近、今の家近くの幼少期からあったお寿司屋さんが更地になっていた。
お好み焼き屋さんも工事業者の物置になったし、雀荘も害虫駆除業者の物置に。

"物置"か"更地"かの2択!

再開発も進んで、家も建ちまくってる状況。
10年後あたりに、今の幼い子供たちが総じてヤンキーになったらどうしよう...

バイクの音で寝れなくなりそう。

ぶんぶん...。


新大阪駅前からさらに西中島方面へ。

すると

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昔住んでいたマンションがあった!
前まで気が狂ったようなピンク色の外壁だったのが、青すぎる青に!

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家の前に無断で停めるスタイルだったのに、駐輪場もできていた。
(テナントを募集するの諦めたんだね...)


ポストエリアまで潜入。

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この"203"の文字は画伯ちゃんが当時書いたもの。
何人も住人は変わっているだろうに、まだ使ってくれていた🤗

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嬉しいね!


今回のnoteを書いた理由とは


もう少しだけ奥に潜入。
狂気ピンクの名残が、写真から少し見て取れると思う。

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そしてここ!ここなんだよ!

ここのことを書きたかったから、noteにここまでまとめてきたと言っても過言ではない。

ある日のこと。

ポスティングのバイトから帰ってくると、"うんこ"が落ちていた。
それはもう人間のもの。

ヒューマンでしかありえない"力強さ"と"存在感"を放っていた。

わかりやすく、段々の下に置かれていた。
通風口みたいなやつの横に。


当時、ポストを確認していた画伯ちゃん。
日常が壊れるくらいのスピードで襲いかかってきたのが、その野性味あふれる匂いだった。

少しうろついて発見したときは、
外国人が"ジーザス..."と呟く理由がわかったような気がした。

一緒に住んでいた当時の元カノに
「管理会社に連絡しよう」と相談すると


「すぐ掃除くるやろうし、わざわざ電話せんでもええやろ〜」と話していた。
まぁそれもそうかと思ったが、2日しても3日しても奴はそこにいた。

匂いは劣化せず。
存在感も変わらず。

"少しだけ乾燥しはったんかな〜?"
とお見受けするくらい。

お水でもまいてはったんかな?


管理会社に電話して掃除の約束を取り付けるも、
さらにそれから4日ほど奴はいた。

トータル1週間も奴はいたんだ。


最後には、"友達"になれたような気さえし始めていた。
急に掃除されて消えちゃったから。

失ってから、喪ってから
大事なものだったと気づくのかもしれない。

人間というのは。

まぁ、うんこでしかないねんけど。


ほんま誰なんや!あそこにうんこした奴!
近所のBARで酔っ払った奴やと推測しとる!

うんこたれー!


そんな一連の流れを、音声通話先の彼女に話す。
なんか、これもうまく伝わってなかった...

画伯ちゃんは何もかも下手くそなのかもしれない!
幼少期に住んでいた一帯を失ったことと、うんこがあったことは、わざわざ女性に話すことではなかったのかもしれない。

返事しにくいよね...


ここまで5kmほど歩いていた。
そろそろ帰らないと。


1時間以上、通話していた。


懐かしさに足を絡めながら進んでいく

この新大阪に住んでいたころ、
高架の反対側に"マニアには有名な楽器屋さん"があった。

こちらだ。

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音遊洞。
2011年頃まで通っていて、何本もギターを購入していた。

高校時代の友人が昔から通っていて、教えてもらった穴場スポットだ。

なんであんなに安いのかわからないし、どこで見つけてきたのかもわからないギターがたくさんあった。

安いエレキギターは大きな音で演奏すると、たいてい悲しい音(チープ)しか鳴らなかったが、アコースティックギターは3000円のものでもクソいい音が鳴っていた。

自分や知り合いが購入したアコギは全部当たりだった。


しかしこの街から離れ、大阪からも逃げていた数年の間に潰れてしまったのかもしれない。

この日を含めて3~4度、営業時間に訪れたけど開いていなかった。
写真にも見えている敷地内の車に、"障害者マーク"がついてあったので色々あったのかなぁと推測しているけど。

単にお店を閉めて、ネット上で営業しているのかもしれない。
もし情報を知っている人がいたらコメントで教えてください😎


時間は16時半。
30分の散歩予定が、もう1時間半を超えていた。

躁状態かもしれない...こんな波のあとは鬱がくる...
怖いから早く帰らないと...


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こんな姿になってしまわないうちに帰らないと...!

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託児所前だから落ちていたのか、干していたのか、子供ウケをよくするためなのか。
このアンパンマンをニヤニヤしながら撮影する画伯ちゃんを、警察官が見ていた。

通話して話しているから、より不審者としてお見受けしていただけたのかもしれない。

余談4

障害者手帳を取得してから1度も職質を受けなくなった。
それまで一日に3度受けることだってあったのに。

職質を受けて障害者手帳を見せたら、どんな反応をするのか知りたい!
4年ほど機会を待ってる。

早く職質してくれ!


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少し進むと、クソデカソファーが捨てられていた。

これを河川敷に持っていって、謎に増えている椅子たちの1部にしたいと妄想。
彼女とは普通に世間話をしていた。

その妄想を口に出してしまわないようにしながら。

これ以上、意味のわからない話を通話先の彼女にしたら
愛想をつかされると思って。


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17時。十三病院を通過。

そして18時頃に家へ帰った。

その間の17:30頃に通話先の彼女は

「ちょっと疲れたから休むね...」

と言って1人の世界へ旅立った。


こうまとめていくと、
画伯ちゃんの謎テンションは相手を困らせて、疲れさせていくと気づくね。

もっと早めに通話を切って、1人の散歩に切り替えるべきだったなぁと今では思う。

いつだってリアルタイムでは気づけない。
気づけないんだよなぁ。


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10km、1万3000歩!

すごい!優秀!
脱引きこもり的なデータ!

ヘルパーさんとの移動支援タイムを失った当時
彼女との通話散歩だけが画伯ちゃんの外出の機会だった。

コロナでバンドは止まり、人と会うことも無くなっていた。


・歩けた充実感
・知らないところでいろんなものが消えていた事実
・思い出した過去の記憶

・通話していた彼女と画伯ちゃん
・5月は2人とも体調ヤバい説


5月4日が終わろうとしていた。
しかし、まだ5月は始まったばかりだ。

"みんなどうなっていくんだろう...?"

どうなると思う...?

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