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心うたれたnote

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言葉にできないほど好きな文だったり、ためになったり、助けられたり。そんなnoteを集めています。
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#日記

毎日更新は、人生を色濃くする

毎日更新は、人生を色濃くする

昨日、noteを始めて4年が経ったという記事を書いた。

この4年間は、わたしの人生が大きく動いた4年間。だと思っていた。
だって、色んな印象に残る出来事や、ライフステージが大きく変わるようなことがあったから。

だけど、この4年間を色濃く思い出せるのは、起きた出来事をきちんと言語化していたからだと気づいた。

たまたまこの4年が濃かったんじゃない。その日に起きた出来事を、その時に感じたことを、考

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【第一部】清世展覧会2022閉幕宣言【シメるぞ!!!】

【第一部】清世展覧会2022閉幕宣言【シメるぞ!!!】

こんばんは、清世です。
こちらは清世展覧会2022マガジンの最終回記事です。
この記事を以て清世展覧会2022"note to exhibition"閉幕とさせていただきます。オンラインオフラインともに応援・ご高覧いただいた皆様に感謝と御礼を申し上げます。

マガジン記事は今書いている記事を含めて、91本になりました。

今週は清世組に2つだけお題を出して、あとは自由に締めを書いてもらいました。

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負担になる読書から、心を満たす読書へ

負担になる読書から、心を満たす読書へ

 自分が好きになった本を「自分の本」と呼ぶことにした。心が動いた言葉と出会い、自分の胸の中に何かが生まれた本ならば、それはもう私の本だ。
 おこがましい表現かもしれないが、勇気を出して、そう思ってみる。

 「この本を読みたい」と思う時、その中には「その本を好きな人になりたい」みたいな思いが、自分の中に渦巻いてしまうことがある。

 自分の価値を肯定できなくて、それを本に押し付けてしまう。その本を

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忘れる読書

忘れる読書

昔から自分はあまり記憶力が良くないのではないか、と思っていた。例えば小学生の頃は漢字の書き取りの練習とかをしたのだけれど、なかなか漢字を効率よく覚えられない。

授業も割と真剣に聞いているのだが、内容の多くを忘れてしまったりする。だから、忘れないようにあらゆることを記録しておくという意味で、書く、ということに昔から関心が深かったのかもしれない。
 
自分が忘れっぽいというのも多分あるのだと思うのだ

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緑のいる暮らし。

緑のいる暮らし。

植物が自分のそばで育ってゆくのを
眺めているのは楽しい。
昨日まで何もなかった土の上に、
ある日とつぜん
黄緑色の芽が顔を出す。
いかにも真新しいすべすべした葉と、
うぶ毛の生えた茎。
双葉の上に
茶色い種殻の帽子を乗せていたりすると、
愛おしくて思わず声をかけてしまう。

ほんの小さな種は宇宙。
1ミリしかないような堅い種の中に、
秘密を抱えている。
種よりも何倍もぐんぐん育って、
時には見上げ

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これで、いいのだ

これで、いいのだ

日々の暮らしの中で、今日は頑張れそうだと思える日と、今日は無理だと思ってしまう日がある。後者が頭に浮かんでしまったときは、もう何をやっても意味がない。頑張れそうなときは頑張るし、無理なときは「今日は無理だから明日の自分に託す」と明日の自分に期待してもいいんだと思う。

「ずっと頑張らなくちゃ」って思っている人も多いけれど、人生はマラソンみたいなものだから、無理なときは思い切って休むことも立派な務め

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エッセイを楽しむ【とるにたらないものもの】

エッセイを楽しむ【とるにたらないものもの】

エッセイって、

その人ならではの感性やものの見方が
プラスされることで、
くすっと笑えたり、共感できたり。
自分は持ってない、作者の感覚が
新鮮で心が躍ります。

江國香織の「とるにたらないものもの」
というエッセイ。

輪ゴムとか石けんとか砂糖とかお風呂とか
ほんと、とるにたらない60もの「もの」たちへの
愛や思い入れが語られてます。

江國香織の洗練された言葉のセンスや
無駄なものがない流れ

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必要だからやるんじゃなくて、ただやりたいからやる、がいい

必要だからやるんじゃなくて、ただやりたいからやる、がいい

50代からの10年をキャリアの集大成と思ってがんばろう、そう決めたときに、では40代後半の今から何を準備しておけばいいかと考えて真っ先に思い浮かんだのが英語力の向上でした。

ってね。ロジカルに考えると、この先、私がやりたいと思い描いていることに、英語力はそこまでいらないんです。そもそも私は日本語のライターで、これから見据えているキャリアもライターだからです。書くための情報集めという点では、日本語

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ひとりじゃない

ひとりじゃない

色紙をもらった。それも絵と写真とメッセージでいっぱいのどデカい色紙。
どう見ても人に恵まれている状況である。

先日、僕は1年ほど続けたアルバイトを辞めた。
バイトの詳細について書くことは控えるが、企業のオフィスでの勤務だった。
辞める僕に職場の人たちから寄せ書きのプレゼントがあったのである。

あ、ひとりじゃない。

世の中がどれだけ絶望的だったとしても、僕の周りにはいつも素敵な人がいたし、僕は

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しずかに発光する

しずかに発光する

ずっと気になっていた本をついに買った日、家に帰って最初の1ページをひらくまでの道中は、リュックサックに宝物を隠している気分になって背中にすべての意識が集まる。

そわそわ、わくわくする気持ちは、自分だけの秘密。電車で隣に座っている人も、道端ですれ違う人も、私の浮足立った気持ちを知らない。リュックサックの中に仕舞われた小さな宝物は、私にしか気づかれないくらいしずかに光を放って、心をほんのり照らす。

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ペルソナとは?文章は一人のあなたに向けて書こう!

ペルソナとは?文章は一人のあなたに向けて書こう!



あなたは誰に向けて文章を書くか決めてますか?

何を書けばいいんだ?

誰に向けて書いたらいいんだ?

こんな悩みを持ったことはありませんか?

noteで文章を書いているあなたなら、おそらく一度や二度はありますよね。

結論から言いましょう。

文章を読んでほしいターゲットは必ず決めなくてはなりません。

実は私も毎日noteを書き始めてからずっと悩んでたのですが、ある時こんな記事を見つけま

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“人生舐めててごめんなさい“

“人生舐めててごめんなさい“

「人生舐めすぎてるよね」

昔からそうだった。
友達や家族からそう言われた。

別に人生をなめているわけなんてどこもなくて、ただただ楽しく生きたいって
それだけだった。

ほんとにそれだけ。

それが結果的に「人生舐めてる」って言われると、とても悲しい。

顔には出さない。

「えへへ、そうかな〜」なんて適当に流して今まで生きてきたけど、
歳と重ねるにつれて、その言葉の意味が重くなってきているよう

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おひとりさまごはんの真髄

おひとりさまごはんの真髄

さく、じゅわ……と華やかに音が鳴る。
これは、渋谷のとある食堂で、私と一対一で対峙したアジフライを箸でつついたときに聞こえた音なのです。
耳からというより、箸を持つ指先から伝わってくるようなささやかな音。友達と一緒にいるときはついおしゃべりに夢中になって、聞き逃してしまう音。

五感をフルに活用しながら、ぱくりとアジフライにかじりつく。その瞬間、衣のサクサクとした食感と、ふっくらとした身から立ち昇

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ぼくらは映画が始まって何分ぐらいのところにいるんだろう

ぼくらは映画が始まって何分ぐらいのところにいるんだろう

なかなか動きづらい日々が続いてますよね。

ぼくらの会社は設立して1年ちょいなので、もっと知名度を上げたいしビジネスも広げていきたいなーと思っています。

そのうえでも、本来であればセミナーをやったりイベントをやったり、会食をして新しい人に会ったりいろいろしたいわけですが、、、やっぱりこういう状況なのでなかなか動きづらいんですよね……。

もっとできるはず。でも、できない。

その行ったり来たりで

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