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ぼくらは映画が始まって何分ぐらいのところにいるんだろう

なかなか動きづらい日々が続いてますよね。

ぼくらの会社は設立して1年ちょいなので、もっと知名度を上げたいしビジネスも広げていきたいなーと思っています。

そのうえでも、本来であればセミナーをやったりイベントをやったり、会食をして新しい人に会ったりいろいろしたいわけですが、、、やっぱりこういう状況なのでなかなか動きづらいんですよね……。

もっとできるはず。でも、できない。

その行ったり来たりで「どうしたもんかなー」と思っていたんです。

そこで昨日の朝、まだ会社の「3カ年計画」みたいなものを立てたことがなかったので、つくってみました。今年、来年、再来年とどんなふうに進んでいきたいかをイメージして言葉にしてみた。

そうしたら、すごくスッキリしたんです。

2021年は焦らずに地盤を固める年にする

3カ年計画を立ててみて思ったのが「今年は地盤を固める年にしよう」ということでした。

今年はどうしても手を広げるのはむずかしい。ならば、トコトン地盤を固めようと思ったわけです。

まずはあたりまえですが、いまご契約いただいているクライアントさんに全力を注ぐ。そこできちんと成果を出す。焦らず、手を広げず、目の前の仕事に集中する。それがかならず来年、再来年につながるはずです。

そうやっていまの仕事を最高のものに磨き上げるとともに、未来の社員も地道に探しつつ、サイトをメディア化する準備も始めようと思いました。

会社の体制をきちんと強固なものにする。2021年は、その最高のタイミングだと気づいたんです。

あとは、マニュアルというかメソッドをきちんと整理する必要があることにも気づきました。「顧問編集者」というあまり知られていない仕事を広めていくうえで、あんまり職人的・属人的なものにはしたくない。

素質のある人であれば、それを見れば6〜7割くらいまではできるような「メソッド」をきちんと確立する。そうすれば、もっと提供できる価値も増やすことができる。メソッドづくりは早速昨日から始めています。

今年はそうやって地盤を固め、来年きちっとしたかたちで発表し、再来年以降飛躍していく。そんなイメージをつくりました。

すると、やることもハッキリ見えてきたし、ぜんぜん焦る必要もないとわかった。凹む必要もないことに気づいたんです。

自分と他人のストーリーを比べる無意味さ

ついつい人は、短期でものごとを見てしまって、そのたびに一喜一憂しがちです。もっと長い目で見る必要があります。

長い目で見ると、まわりで成功している人や目立つ動きをしている人がいても動じなくなります。

人はそれぞれ「成長のフェーズ」が違います。映画に置き換えるなら「ストーリーの進み方」がまったく違う。

ある会社は、映画のクライマックスを迎えているかもしれません。でもぼくの会社に至っては、まだ始まったばかりです。映画が始まって1〜2分のところにいる。そこでいきなりクライマックスが訪れるわけがありません。

人と比べてしまったり、嫉妬してしまったり、まわりの成功を見て焦ったりするのは、このあたりが原因じゃないかなと思います。

「自分のストーリー」と「誰かのストーリー」を今という時間で切って比べてしまっている。そりゃ差が気になるに決まっています。

こちらは始まって1〜2分なのに、向こうは始まって1時間半くらいの物語がいちばん盛り上がるところに来ていたりするからです。

自分のストーリーと他人のストーリーを「いま」という時点で比べてもまったく意味がありません。

自分の物語を着々と歩んでいけばいいのです。

長い目で見ることを忘れそうになったら、自分たちにこう問いかけてみるといいかもしれません。

ぼくらは映画が始まって何分ぐらいのところにいるんだろう。

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