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死に損なった家族について
姉が、死に損なった。
私は、「ちゃんと死ねたら良かったのにね」と思った。
「死に損なう」なんて、家族である私が使う表現としてあまりにも薄情に映るんだろうか。死にたくて死にたくてしょうがなかった世界に、姉は無理やり連れ戻されて、重い障害を背負い自我をなくし、もう自分で死ぬことも叶わなくなってしまった。
自死について、なんで世の中では悪いことみたいな共通認識になっているのか、理解できなくな
KAZENONE BOOKの週報(3/23~3/31)
3月23日から始めた、間借り本屋「KAZENONE BOOK」。詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。
オープンしてから8日ほどの営業日を過ごしただけなのですが、控えめに言って、控えめに言って、ものすっっっっっごく楽しいです。
楽しすぎて、5月末に終えるのが悲しい。きっとそれ以降は私、抜け殻になってしまうだろうなあと今から思うくらい。
始める前は「大好きな本が嫌いになったらどうしよう」「お店
大切なことを大切にしたい。そしてnoteオンライン雑談会終わりました〜
大切にしたいことはなんですか?
そんな問いをテーマに始まった「noteオンライン雑談会」。
(テーマについてゆる〜くZoomでお話しする交流会です)
今回の参加者は、Sarahさん、笠井さん、Takakiさんのお三方でした。
みなさん「海外」が共通しており、好奇心旺盛な方々です。
どこか似た雰囲気を持ちつつも、話してみると各々の個性がキラリと光っていました。
大切にしたいことを中心に話つ
SNSで繰り広げられるお金の話を好きになれない理由
SNSでお金の話をすると嫌われるとよく耳にする。過去にライターさんを採用する立場になったときに、SNSでお金の話をする人は省きましょうという話になった。お金の話をする人はお金の問題によって離れていくがその人たちの持論だった。お金の話はしてもいいし、するべきだと思うが、その場所はSNSではないと考えている。
かつて自身にも未払い問題で悩む時期があった。何もなす術がなくなったときに知り合いに相談する
諸行無常とマイブーム。
中学時代、まったく古文に熱心な生徒ではなかった。
それでも平家物語で知った「諸行無常」と「盛者必衰」というふたつのことばは、なんだかやけに耳に残り、心に残っていた。意味なんて、ほんとうのところではまるでわかっていない。お勉強として暗記した辞書的な「正解」を知っているだけで、腹のところでどっしりわかるには、中学生の自分はあまりに若すぎた。
数年前に、四六時中考えていたこと。十年前に、これは自分の
私もまた、言葉に救われている。
まだまだ私は言葉を舐めていた。乾いた土に雨水がぐんぐん染み込んでいくように、私の心は言葉のあたたかさに満ちていく。
たかが人間の、意思疎通を図るために生み出された言葉。単なる言語。なのに私たちはどうして、そこに言葉を超えた意味を見出し、心に広げていけるのだろう。
こうして文章を公開するようになって、3年が経つ。3年もいると素晴らしい出会いもあれば、まあ苦々しい別れだってあった。だけどこんなに続
そこに正解はいらないのだ。
「女性は『答え』を求めているのではなく、共感を求めているのです」
男性読者向けの恋愛指南やコミュニケーション術系の本に、よく書かれる話だ。たとえば女性が、風邪を引いたかもしれないと訴えてくる。そこで男性は「この薬、けっこう効くよ」と風邪薬を手渡す。違うのだ、と指南本は言う。女性はそういう問題解決の答えを求めているのではなく、「大丈夫?」のひと言がほしいのだと。
男女を問わずそれはそうだろうなあ
公園とキャッチボール。
犬の散歩で公園に行くと、キャッチボールする人らをよく見かける。
元野球部っぽい人らは、一瞬でそれとわかるほどキャッチボールがうまい。どこに投げられても平然と手を伸ばし、見事ボールをキャッチする。いや、当たり前のようにやっているけれど、あれってほとんど曲芸ですよ。なんてことを野球素人のぼくは思う。手を伸ばす位置、手首の微妙な角度、グローブを開いて掴むタイミング、あんなふうには取れないもん。
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