これからの本屋読本

読書日記 「これからの本屋読本」

登録して以来、放置していたnoteを2020年を迎えたことを機に、徒然なる読書日記として始めてみようと思う。

子供時代は、ずいぶんと本を読んだものだった。週末には図書館に連れて行ってもらって、5冊までの貸し出し可能冊数に満ちるまで選んでは家に着けばすぐに読み始めたものだった。

誕生日だとかクリスマスのプレゼントには、「はてしない物語」だとか普段はちょっと値が張って子供心にも親にお願いできなかっ

もっとみる

形を定めない本屋プロジェクト 「水の(ような)書店」、はじめました。

さまざまな場所で、
思い思いの形態で
「書店」を開いてみる。

そんな個人プロジェクトを、
この夏から月イチペースで始めてみよう。

一週間前に、ふと思いつきました。

■思いつきから一週間後、とりあえずやってみる。

あれこれ企画を練る前に、やっちゃってみよう。

そう思って、さっそく、代々木で友人が運営するバーで、一回目をやってみました。

「水の(ような)書店」

バーの片隅に、
ちっちゃな

もっとみる
ありがとうございます!
2

入場料のある本屋「文喫」のなんの価値に対して1500円を払うのか?それは「教養人である優越」ではないだろうか。

しゅんしゅしゅんです。

少し遅ればせながらですが、新しい本屋として話題の「文喫」にきました。

文喫とは、入場料のある、これまでにない新しい本屋。六本木の土地にマッチしたアート、デザイン、ビジネスを中心に、食、人文科学や自然科学、文学、他にも雑誌、コミックなどが揃ってる。1日中本に浸って、意中の1冊に出会うための時間を提供してくれる場所。

本屋の利益率は低い。出版不況が叫ばれている中、素で本を

もっとみる
このスキのおかげで後1日続けられます!
37

僕は本屋です。誰だって本屋を始められる。もう始めているのかもしれないのだから。

しゅんしゅしゅんです。

僕は本屋だ。

この3月から内沼晋太郎さんの「これからの本屋講座」に通いはじめました。

第一回目は長年本屋に向き合い続けた内沼さんの、今のそして今までの仕事を包み隠さず開示するという形で本屋への理解を深める回。

ところで、そもそも本屋とはなんだろうか?

店舗を構えて、新書を並べたら新刊書店。店舗を構えて、古本を並べたら古本屋。ネット上で販売するならネット書店。これら

もっとみる
このスキのおかげで後1日続けられます!
38

渋谷のアラカルト〜渋谷のことば〜

2019年2月26日(火) 10:00-10:55放送

00:00 | 00:30

第4週目はブックコーディネーター内沼晋太郎さんによる「渋谷のことば-season 2-」。

2か月ぶりの今回は内沼さんお一人で。

”平成”についてや、佐久間裕美子さん著『My Little New York Times』の製本へのこだわりなどなど。

【本日のプレイリスト】
1.Hi Tech Jazz / Galaxy 2 Galaxy
2.Las Palé / Feeling Kréyol

もっとみる

[BOOK REVIEW] HONトFONT #05 “2018”

今回のテーマはシンプルに「2018年で読んで面白かった本」です。今更か!と言うツッコミはさておき、今までのテーマにしっくりこなかったので、まだ紹介できておらず。。とはいえ、どれもイチオシです!ちなみに去年の読書量をカウントしてみたら全部で70冊でした。んー、今年は100冊いきたいナ!><

- CHAPTER 1 : “HON” -

[1]
これからの本屋読本 / 内沼 晋太郎
https:

もっとみる

昔ながらの本屋と、これからの本屋

第4章 小売業としての本屋(10)

 日本の出版業界における、新品の紙の本の売上のピークは一九九六年で、書籍と雑誌の合計は二兆七〇〇〇億円だった。二〇一七年の合計は一兆四〇〇〇億円となっており、この二〇年で約半分になっている。

 一九九六年までの間、売上は右肩上がりで伸びていて、新刊書店は安定した商売として知られていた。当時の店舗物件のオーナーにとって、新刊書店は安定的な需要が見込め、かつ返品

もっとみる

営業時間

第4章 小売業としての本屋(9)

 営業時間はどのように決めればよいか。一見、それほどこだわる必要がなさそうなところだが、とはいえ初めての人は決め方がわからないかもしれない。

 一番スタンダードな基準は、周辺の店の営業時間だ。たいていの小売店は、客の少ない時間には店を開けないので、周辺の店を見れば、その地域の客の動向がおおよそ分かる。効率だけを重視するなら、人のいる時間帯だけ店を開けておけばい

もっとみる

おわりに─︱世界に本屋を増やす仕事

ぼくはこれまで、自分の仕事は「本と人との出会いをつくる仕事」だと説明してきた。中身はまったく変わらないが、これからはそれを「世界に本屋を増やす仕事」と言い換えることにした。

「本屋B&B」がある下北沢を中心に、毎月通っている八戸や上田、最近関わることになった神保町、たくさんの同士がいるソウルや台北、そのほか今後縁をいただくあらゆる地域を拠点としながら、まず自分自身が「本屋」としての実践を繰り返し

もっとみる

東アジアが最先端かもしれない

第9章 ぼくはこうして本屋になった(12)

 二〇一七年九月、中国の四川省・成都市で行われた「成都国際書店論壇」にパネリストの一人として招聘された。世界中から書店経営者を招き、未来を話し合うというもので、中国の先進的な大型書店「方所」が主催している。そこで感じたのは、世界中どこでも近いことが起こっていて、程度の差こそあれ、語られる前提とそれに対する手段は、かなりの部分が共通しているということだ。

もっとみる