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書店と本屋の違い

今年も異常気象による被害が深刻ですね。
猛暑、豪雨、なんと両極端な毎日なのだろうと思いつつ、扇風機で過ごせる自分ってすごいかもと思っているかねこです。
PCは泣いていますが(笑)

以前、本屋B&Bさんについてご紹介させていただきましたが、「これからの本屋読本」の書店と本屋の違いについてお伝えさせてください。
イメージ画像は、「知らない間に雨が上がっていた」のメイプル楓さんの画像にさせていただくと決めていました(笑)
この書籍は、本の上部の両角がカットされていて、本屋さんの屋根を体現していて、とってもかわいらしいくて、斬新です。

さて、本題ですが、本書では、「本屋」という表現が主に使われていますが、そもそもどんな違いがあるかというと次のとおりです。

「書店」というのは、本という商品を扱い陳列してある「空間」。広いほどいいし立地も単純明快な方がよく、サービスの質をどんどん向上させていくものです。「本屋」はどちらかというと「人」で、本を媒介にした「人」とのコミュニケーションを求める。
これからの本屋

「本屋」は、「本をそろえて売買する人」あるいは「本を専門としている人」で、「本屋」ということばへの愛着は、「人」に属する愛着であり、「人」あってこその「場所」なのだという気持ちのあらわれだそうです。

本屋について、著者は次のような問いを投げかけます。
『本屋は大きいほどよいか、新しい興味に出会わせてくれるのは、大きな本屋か』

さらに、次の具体例を加え、問いかけます。
『500人集まるパーティと5人で開催する飲み会があったとして、その先も付き合うことになるような、あたらしい友人と出会える確率はどちらかが高いか』

私は、500人集まるパーティに参加したことで、20年来の友人に出会えました。しかしこの猛暑の今日の自分は、間違いなく5人の飲み会に行きます。

みなさんはいかがでしょうか。

もちろん大きな本屋もいい。けれど「大きいほどよい」かというと、必ずしもそうではない。
これからの本屋

この言葉につきるなと思いつつ、目の前の事象に流されることなく、猛暑とたたかいながら、引き続き本書で紹介されている「本」の魅力をお伝えしていきたいと思います。

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