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僕は本屋です。誰だって本屋を始められる。もう始めているのかもしれないのだから。

しゅんしゅしゅんです。

僕は本屋だ。

この3月から内沼晋太郎さんの「これからの本屋講座」に通いはじめました。

第一回目は長年本屋に向き合い続けた内沼さんの、今のそして今までの仕事を包み隠さず開示するという形で本屋への理解を深める回。

ところで、そもそも本屋とはなんだろうか?

店舗を構えて、新書を並べたら新刊書店。店舗を構えて、古本を並べたら古本屋。ネット上で販売するならネット書店。これらが本屋だろうか。

いや、これはかなり狭義の本屋だ。

内沼さんは「本に携わっていこうと思った人は本屋」だという。

この定義が僕は好き。

なぜなら。

僕は本が好きだ。だから本に携わりたい。でも狭い定義だと携わるのは途端に難しい。

紙の本が売れなくなっている時代に、実店舗を構えて本を仕入れる、その固定費をかかえるリスクは大きい。

ではあきらめないといけないのか?

いや、本に携わっていれば本屋という定義にした瞬間あきらめる必要はない。

本に携わっていれば本屋なのであれば、例えばnoteで書評を書いている僕だって既に本屋なのだ。

そうだ、僕は本屋だ。

そう思えただけで、大好きなことに関われている喜びがあふれ出る。

本への携わり方は色々あって、広義の本屋の形は広がり続ける。世界は広い。定義一つで世界は広がっていく。

詳細は割愛するが、講座の中だけでも多様な本屋が登場する。イベントとビールと本屋を掛け合わせた本屋、選書、本にまつわるグッズプロデュース。音楽と本を組み合わせて新たな読書体験を生む読書会。本との偶然の出会いはデザインする新たな売り方。そして本屋をやりたい人を応援する活動。これらはほんのほんの一例だ。

脳みそがちぎれるくらい本にむきあったら、こんなにあるのか。インスピレーションがすごい。本屋はこんなにも自由なのかと。

僕にも本屋のアイディアがある。

本が好きだからこそ
こんな本屋がほしい、
こんな本屋でありたい、
そんなアイディアがある。

僕はもう本屋だ。
僕はもっと本屋になれる。

ワクワク。

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