記事一覧
ことばの根っこをどう育てるか。
ゲスいことは書かない。
もしも若いライターさんに文章力向上についてアドバイスを求められたとしたら、ぼくはそう答えるかもしれない。テクニック以前の、身の置き場として。自分がどういうフィールドで切磋琢磨するかの話として。たぶんこれ、多くの人が思っている以上にたいせつな話だと思う。
たとえば、「あの人、書いてることはゲスくて賛同できないことも多いんだけど、文章はうまいんだよなあ。なーんか読ませちゃう
わたしはトラである、と考える。
ああいう特集は、いまでもあるのだろうか。
子どものころに読んだ児童雑誌に『トラとライオン、どっちが強い?』みたいな特集ページがあった。ライオンといえば、百獣の王である。しかしながらトラが簡単に負けるとは思えない。ライオンが君臨する「百獣」ランドのなかに、トラは含まれていないのかもしれない。特集ページでは、それぞれの体長、足の速さ、ジャンプ力、主食としている動物、その他習性が事細かに記されていた。
【サイトマップ】このつきと言います!
デンマークにワーホリで滞在。フォルケホイスコーレ3つに留学しています。人生の理想を、理想のままにしないため、あれこれを模索し、主にそれについて書いています。毎日瞑想をし、毎日noteを更新しています。気軽に「このつきちゃん」と呼んでください!
自己紹介
お知らせ
「スキ数」が一定数以上のもののみ載せています。
気になるところを、読んでいってください!
🇩🇰 ヒュッゲの国、デンマークライ
エネルギーを生み出すのは「振れ幅」
大都市と地方都市のちがい
ぼくはここ数年、首都圏と地方を往復する生活を送っている。
頻繁に行き来していると両者のちがいについて感じさせられることが多いのだけど、いちばんのちがいはダイナミズム(力強さ)にあると思うようになった。かんたんに言えば、大都市のほうが、なにごとも振れ幅が大きい。
東京には、超富裕層だけが集まる場所もある一方で、ホームレスだけが集まる地区もあり、そのあいだで有象無象の人
「共感」は疲弊するが、「思いやり」は健やかで優しい、という研究
年明けから能登の震災、続いて羽田空港での接触事故と、心の痛む事案が続きました。親族との楽しい団欒のふとした合間にもニュースが気になり、話題にし、いたたまれない気持ちになり、そしてまた団欒に戻る…。そんな2日間を私は過ごしてきました。
そんな折、画像の組織心理学者 Adam Grant の投稿がタイムラインに流れてきました。あまりにタイムリーな内容で驚きました。
粗訳しました。
投稿と共に、A
「なんで、ふつうにできないの?」そう浴びせられてきた人たちへ。
「なんで、ふつうにできないの?」
という言葉を、何度人生で浴びせられただろう。何度頭のなかで反芻しただろう。母の説教を、クライアントの怒号を、右から左に聞き流しながら、「そんなの、わたしが1番知りたいんだが〜!」と憤っていた。
「ふつう」って何やねん。どうしたらそこに到達できるのよ。散々悩んで、試行錯誤した挙句、とうとうわたしは「ふつう」になれず、会社を辞めて、フリーランスのライターとして働
「まだ大丈夫」と心は嘘をつくから。しんどさに素直になる技術の育て方
ぼくはときどき、ぼくに嘘をつくぼくはムダにプライドが高い。
ちょっと難しそうな仕事を頼まれても「これくらい余裕です」という顔をしてしまう。それで、とんでもないことを引き受けてしまった……とあとから一人で勝手に困っていたりする。
おまけに、ぼくは考えていることがとても顔に出やすいので(だからトランプ遊びもとても弱い)、誰かがすぐに気づいて「大丈夫なの?」と声をかけてくれる。だけどムダにかっこつ
自分を健康的に保つもの
ここ数ヶ月、自分でもおどろくほどに、まったくメンタルが落ち込まない。そんなことを言うと、友達には「何があったの?」「たしかに楽しそうだね」とおどろかれたり納得されたりして、しばしばその理由を聞かれるようになった。
考えてみれば、いくつかの理由を思いついたので、今日はその理由をつらつらと書いてみたいな、と思う。
*
まずひとつめは、生理との付き合い方が変わったこと。これは私にとって、かなり大き
「本当のこと」を求めすぎない
「本当の気持ちはどこにあるの?」「本当に大切なことは何?」といったセリフを、今までの人生の中で何度聞いただろうか。
「真実の愛」「本当の自分」なんて言葉がこの世でしばしば使われるように、小説や映画の中でも、現実世界のあちらこちらでも、いつだって人は「本当」や「真実」を求めているよな、と思う。
私自身、自分の気持ちや何か行動するときの理由に対しては、ずっと「本当のこと」がどこかに存在するものだと