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解離性同一性障害

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#DID

障碍、社会的マイノリティを抱える方、周りの方へ…

精神障碍、身体障碍、社会的マイノリティなどの当事者として、更に今セラピストとして生きてきて、つくづく大事だと感じることは、

・本人なりの社会適応の仕方を見つける過程
・適応が難しい場合に適切に自分のことを伝えたり助けを求める方法を見つけ、身につける過程
・何かあった時、相談できる場

特に外からわかりづらい上に更に複合的に複雑なものを抱えながら、それでいながら社会的にはかなりグレーゾーンを生

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人格が「混ざる」とは?混ざった時の対処法

(これは、2021年5月、私がまだ完全に解離状態で交代人格達がはっきりと存在している時期に執筆した記事に、僅か修正を加えて投稿しています。)

解離者あるあるだと思います。

「混ざる」

交代人格が「混ざる」って?

これは、人格交代をする時に完全に交代しきれずに、その前に表意識に出ていた(私達は表意識に出ていることを”浮上している”と言います)人と混ざってしまっていたり、表に浮上した時に既に複

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悪魔祓い、という言葉からふと思い出した出来事

悪魔祓い。

ふと、思い起こしたことがあった。

別に悪魔祓いの儀式を良くする宗教などに関わっていたわけではないのだが。

ただ、私達の器はキリスト教家系だ。プロテスタントであるし、元々日本基督教団であったので悪魔祓いなどというものはまるで知らずに育った。

そんなものの存在を知ったのはなぜかと言えば、恐らく心理学関係で自分達の状態を知るために解離性同一性障害に関しての資料を調べていたような時。こ

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『声』のお仕事

本日の個人的な日記

今まで自分でそこまで認めてこなかったが…

『声』のお仕事、『演技』のお仕事って、やっぱり楽しい、ことがわかった。

今まで「どうせ女の器の女の声が暴露されるだけだし(←寧ろ嫌悪とトラウマに近い)、女役やら”女子供のような声、優しい声、透き通った声、高い声”を求められるから」という理由で、寧ろいやだに近い思いすらあった。

しかし、最近、声のお仕事に挑戦する機会があり。

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初めまして。自己紹介

初めまして。自己紹介

初めまして。
Easy Going Life Partner-マイノリティコンシェルジューという、独自の活動をしております、Iramと申します。
(Iramは総合名称として名乗りました。活動をしていた媒体によって、活動名が違うことがあり、Harlequins、Caelum、流星と名乗っている時もあります。ややこしくて申し訳ありませんm(__)m)

どんな活動をしているの?

自身、生まれてから様

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自殺衝動の裏にあるもの/存在承認欲求は、強欲なこと?/交代人格の暴走を止める一番の方法

2020年7月21日のブログ記事からの移行です。
以前載せた移行記事と同じく、目次を追加するなど僅かに手を加えています。
(今から2年前の記事なので、私達の解離者としての事情や状況は当時と大分変わっています。)

自殺衝動の裏にあるもの世の中で異常だとか少数派だとかいろいろ言われるけれども、実は世の中に結構な数存在する…
これで苦しんでいる人達の話をします。

些細なことでしょっちゅう死にたくなる

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DIDあるあると視機能異常あるある

DIDあるあると視機能異常あるある

私達には、この器自体にもその傾向があるためもあるのか、視機能に異常を持つ者が多くいます。
その上、視機能が弱い者ほど代々表意識を持った時に、存在力(意識保持)も精神的にも安定している者が多いのです。

しかし!
DID(解離性同一性障害)と視機能弱者というのは、兼ね合うといろいろ都合がよろしくない…

というのも、視機能が弱い人達というのは後程説明加えますが、日常生活基本的に

●自分の記憶と経験

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交流者(対人関係担当)とは?

(※この記事は丁度1年程前、私達が100人越えで内界も自分たちの概念や自己イメージもかっきりくっきり切り分けられていた時に書かれたものです。解離当事者の交代人格としての記事としては、興味深いと感じていただける記事ではないかと思いましたので、記録としてアップしています。)

今日は…ネタが思いつかないので…ふと思いついた呟きからとりあえず初めてみようと思います。

これは、あくまでHarlequin

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各交代人格の筋肉や体内バランスの、器への影響

各交代人格の筋肉や体内バランスの、器への影響

これは以前使っていたブログより、記事を移行しています。
2年ほど前の、ある交代人格(勇志)による記事です。

※また、2年程以前なので、現在のIramの精神内部状態―解離状態―はこの時から随分と変わってはいます。ただ、ひとりひとりがかっきりくっきりとした100人越えの時は、こんな状態でした。
(状況だけは変わっていますが、メカニズムは今も同じように感じることはよくあります)

目次や文字効果などは

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