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催眠・催眠療法・他心理療法について

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#生きづらさ

その中で守られている選択と、囲われている選択は違う-が、受け取りかたでどちらとも思いこむことはできるかもしれない

急激に世界の広さが本当の意味で見えるようになってくると、それまで驚くほど狭い方向性や角度から物を言っていた(そして支配されよう支配されようという風に周りをコントロールしようとしていた)「自分自身の」言葉や見え方や思考回路と今の自分にギャップを覚え、それがゆえにしばしば「今までの自分」を受け止め寄り添い合わせてくれていた相手や環境に自分が支配され縛られていたのだ、と思い込む。
ちなみにこれは成長段階

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あなたの優先順位は、あなたの中身ではなく、あなた全体を動かすこと

あなたの人生での優先順位は常に、
「あなたが自己実現をしながらあなた自身の人生全体を進めて行くこと」
です。
その中身の一部だけを動かすことが優先順位でもないし、
その中身の一部だけを「消す」ことが優先順位でもないし、

その中身の一部だけにフォーカスしてそればかりしか見えなくなったら、全体も動かないどころかそのフォーカスしている対象も動きません。
なぜなら、全部全体が動かなければ中身も動かないし

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Easy Going Life Community、座談会第1回

Easy Going Life Communityで始まりました座談会の音声アーカイヴ、第1回目の第1部を動画化、公開いたしました。

EGLCのYoutubeチャンネル名「いむら庵」の由来、EGLC代表イムラーン、副代表ゆか、監事ひろゆき、それぞれの紹介。

どんなひとたちのどんな会なのか?感じていただけたら嬉しく思います。

そして、ぜひWebsiteにも遊びにきてください。

Website

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読書の重要性―「読書」というだけのことが如何に「ヒト」が生きる上で必要なすべての要素を育てるか

私はここ2週間程、毎日、点字図書で借りてきた「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治・著)を読んでいる。
私の目的としてはまず第一には点字を読む、ということ自体の訓練。
そこで、あらゆる事情が重なって、第一弾として宮沢賢治の銀河鉄道の夜を選ぶ運びとなった。

そのあらゆる事情というのはこの記事では割愛するが、そのうちの理由の中で大きなひとつが、今回の記事でお話したいことでもある。
元々その目的もあったのだが、毎

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自分を見下してしまうひと、いつも相手を見下しているひと、いつも何か被害を受けてしまっているひと

交流分析の理論の中に、「人生態度」という考え方がある。
人生(日常)の生き方のスタンスとして、4つのスタンス(ポジション)があると考える。

第1のポジション:I am OK, You are OK. (私もOK、周り・みんなもOK)
第2のポジション:I am NOT OK, You are OK. (私はダメだけど、みんなはOK)
第3のポジション:I am OK, You are NOT O

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「自由」でありたいがために、自分自身の「自由」を、いつの間にか塞いでしまっていませんか?

間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。ーガンジー

あなたの人生は、今、自由ですか?
いや、自由だと、感じることができていますか?

あなたは、もしかしたら、あなたの人生の常にそうである「選択」、次の瞬間に関して、
「もし~となってしまったら…」
「これは間違いでは…」
「間違ってはならない」
「この選択ひとつで八方塞がりになるかもしれない」
「正解がわからない」
「こ

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社会的マイノリティのつぶやき

そう。とても言葉にすることが難しいが、

必要以上の配慮

というのは、
怖いのだよな。

配慮されようとしてしまっている、気をつかわせてしまっている、
と感じて、
逆に”自分の動き”がとれなくなる。
自分の動きで動いてはいけないと感じ、封じられて(自分で自分を封じて)しまう。

例えば、食事のときでも、私はついこの前、本気でその場で初対面の人と食事をして、よくわかった。
この人とは完全に初めて食

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自分の人生(姿)を見ている(見たい)のは、実は自分自身だけ

自分の人生(姿)を見ている(見たい)のは、実は自分自身だけ

自分は今、あの人からどう見られているのだろう…
あの時、私は〇〇さんにどう思われただろう…
自分は周りからどう見えているのだろう…
〇〇さんは私のこと、〇〇と見えている、思っているに違いない、そうなはずだ
周りはみんな、私のことをこう思っているに違いない

……などなどと、日常、人生の中で、いつも思ってしまう人、ありませんか?

いつもいつも、どんな場所でもどんな時でも、そこに誰かいてもいなくても

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生きることは、活きること―息をし、粋に、生き、活き、行き、逝く

生きることは、活きること―息をし、粋に、生き、活き、行き、逝く

生きるとは、呼吸することではない。行動することだ。-ルソー

生きることは、活きる、活かされる、ことです。
そしてまた、”逝き”方も、ご自身にとって、より好くなることです。

もちろんですが、生きる(活きる)と、呼吸の意味での”息”も楽に円滑に、あなたにとってより好くなります。

生き

活き
逝き

大きな一連がすべて、一体となり、あなたの中で最大に動き出し、あなた自身が最大最高に発揮されるこ

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依存とは

私は、本来は医療関係者や心や身体の専門家などがお互い同士で使う専門用語、もしくは専門家と”その”クライアントがお互いに話をわかりやすく早く通じやすくするために使っていた目的のはずの言葉が、現代はいつの間にかYoutubeやら漫画やらスピリチュアルやらいろいろなツールで広まり、その概念が深く理解されないまま流行語になってしまっている、というような記事を何回か書いています。
「トラウマ」だとか「投影」

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2024年新春のご挨拶/今年の活動のお知らせ

2024年の初日が明けましたね。
2024年1月1日元旦のご挨拶をさせていただきます。

2023年お見守りくださいました皆様、誠にありがとうございました。
本年も、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、引き続きの方も、本年また新しく出会ってくださる方にも、本年の活動をここにお知らせいたします。

<カウンセリング・セラピー>本年もセラピストとしての活動は継続して参ります。
心の問

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催眠療法の適用領域/催眠療法受講体験講座、基礎講座、事前無料個別相談、開催のお知らせ

催眠療法家(ヒプノセラピスト)として開業をすると、いろいろなクライアントさんが来られる。

まだほそぼそとの活動である私ですら、性別も年齢も、主訴も、バックボーンも、考え方も本当に様々な方がクライアントさんとして連絡をして来られる。

しかしながら、クライアントさんが催眠療法を求めて来られるからと、本人がやりたいと言っていても、必ずしも催眠療法が最適であるわけではない、寧ろ、催眠療法をやらない方が

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あなたの人生の成功体験は、あなただけのもの―独りで転んでしまわないための方法

馬で行くことも、車で行くことも、二人で行くことも、三人で行くこともできる。
だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。-ゲーテ

以前にも記事で取り上げたことのある、ゲーテの言葉です。

これは、結局人生は孤独だ、という意味では、決してない。

と、セラピストをやっていて、最近また殊につくづく思います。

人生の目標(もちろん最後の目標だけではなくて、通過点である途中途中の小さなゴールも

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