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#育児

旅に出た時の思いと思い出とおいしいものなど~国内編

旅に出た時の思いと思い出とおいしいものなど~国内編

旅が好きです。
リフレッシュとストレス解消で、何度も出ていました。
その時の思い出と、感謝と、驚いたこと、感じたこと。

この記事では国内を集めています。

東北への桜旅。また行きたい願いを込めて。

横浜・中華街を女友だちと食べ歩いた時のこと。

中華街へ行ったときに泊まったホテル ニューグランド。

夫の故郷・金沢と近くの温泉を回ったとき。夫婦ともに食いしん坊で、食べること中心の旅。

旅では

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家から外へと足を踏み出していく春の短歌

家から外へと足を踏み出していく春の短歌

春。
外の風に触れたくなって。

俳句に続いて、短歌を詠みます。
詠めませんが、詠んでみました。

新緑は菜の花、エンドウ、春キャベツ オリーブオイルかけて我も染まれり

萌える若葉青葉は木だけではありません。
春野菜の青々とした鮮やかさ。

サッとゆでて。
オリーブオイルをかけると、それだけでおいしくて。
モリモリ食べて、自分も新緑に染まった気持ちになります。

空青くいずこも花のあふれおり ゆ

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春爛漫の花を見つめて抱きしめて🌼noteのあなたにお届けします

春爛漫の花を見つめて抱きしめて🌼noteのあなたにお届けします

数えたら、20の花。
ここに咲いています。

桜が散っても、次々に花が咲いていて。
花にむせるような、酔うような、春真っ盛り。

歩くと花を見つけて。
撮って。
3歩進むと、ちがう花が咲いていて。
また撮って。

なかなか進まない散歩。

そんな、私が撮った春の花。

ソメイヨシノではない桜の花が、見ごろ。

花が白く、葉も一緒だけど華やか。

たわわで、かわいらしい八重桜。

ピンクが濃い八重桜

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ふたたび見たい桜が待っている🌸今度はあなたと一緒に

ふたたび見たい桜が待っている🌸今度はあなたと一緒に

ああ、こんな桜があるのか。

広がる桜と、酔う桜。

🌸             🌸             🌸

独身時代、無性に桜を見る旅に出たくなった。
仕事に疲れて、孤独を感じて。

旅に出た。
見たことのない桜に、会いに。

ひとり東北へ向かった。

北上の鯉のぼりと桜

岩手・北上川の上を泳ぐ、鯉のぼりの群れ。
川面に映る桜とともに、圧巻で。

鯉も、桜も、思いも、広がる。
青空

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うちのおにぎりから広がる、見る、読む、考えること

うちのおにぎりから広がる、見る、読む、考えること

息子の朝ごはんと、お弁当におにぎりをよく作った。
受験の朝。

片手で食べられて、量を調整しやすい。
お昼に食欲がないとか、眠くなりそうだと思っても残しやすい。

いくつか作った中で気に入ってくれたのは、たくあん入り。

はじめはたくあんを細かく切って、すりごまと一緒にご飯に混ぜて握った。

「おいしかったけど、もう少し大きく切って具にしたほうがいいな。
しっかり味がするし」
息子はたくあん好きな

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心をきれいにしてくれる修復されたフェルメール

心をきれいにしてくれる修復されたフェルメール

心の傷を治すように、やさしく繊細に。

「元に戻す」
かんたんにいうけれど、かんたんではない。
気が遠くなる手間と時間をかけたもの。

フェルメールの、1枚の絵。

綿棒に液を含ませて。
絵の上を転がす。

汚れが取れて、少しずつ色が出てくる。

綿棒できれいになるのは数ミリ。
それを何度も何度も繰り返す。

そのあとで、顕微鏡を覗き込みながら表面を削っていく。
本来の絵を傷つけないように、わずか

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私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

「ママ、だっこ」
と手を伸ばす息子。
2歳くらいのとき、ベビーカーに乗せて美術館へ行った。

はじめはもの珍しそうに見ていたが、2,3分後にあきて、抱っこをせがむ。
仕方ないよね、と思いながら抱っこする。

片手でベビーカーを押しながら、進む。

不自由だったけれど、そうしないとどこにも行けなかったから。
どこへでもベビーカーを押し、抱っこ紐を持ち、出かけた。

動物好きだったので、動物の絵を見せ

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新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

「あ~、しんど」
思わずつぶやいている。
そんな自分がイヤ。

頭も心も、停滞しているというか、疲れているというか。
こんなことではいけない、と思いながらも、なかなか前に進めない。

noteも、仕事も、日常生活も。
どれも中途半端で。

そうすると腰も重くなって。
外へ出てリフレッシュしよう、となかなかできなくて。

もやもやもや。

会社、家、買い物・・・の繰り返し。

新しい場所、新しい店、

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生きづらさを小さな宝物のように抱きしめて

生きづらさを小さな宝物のように抱きしめて

ふたつ上の姉に、よくお気に入りのビーズやおやつを取られていた。
「ちょっと借りるだけだから」といってアクセサリーなどを作り、「もう取り出せないから、返せないや」などと。

いい返せなくて黙り込んでしまっていた。

それがイヤだった。
くやしくて。

姉との口げんかでも鍛えられ、いつしか口が達者になったらしい。

ビーズやおやつを守るために。

いいのか、悪いのか。

いつからか社交的、といわれてい

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心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

美術館や美術展に行くのは好き。

だけど美大出でもないし、勉強をしていないから、見方は我流でいい加減。
好きだから、時どきnoteにも書くけれど、自信はまったくなくて。

ヒヤリ、ドキリとしながら書いている。

お料理だって、資格はもちろんないし、お料理学校に通ったこともないので、自信はない。

コンプレックスだらけだ。

勉強は大事。
そう思う。

一方で見ながら、考えながら、感じながら・・・と

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ゴッホがゴッホになるまでを見て地べたから考える

ゴッホがゴッホになるまでを見て地べたから考える

「絵が、動いている感じがするよね」

息子が、かつてゴッホの絵を見た時にいった言葉。

躍動感があって、空気がふるえているような、絵。

心から惹かれるけれど、リビングやダイニングには飾れない。

常に魂を揺さぶられそうで。

落ち着かなくて。ドキドキして。

そういって、息子と笑ったことがある。

そんな贅沢は、ありえないのだけど。

ひと目で惹きつけられる絵と、激しい生涯から天才と呼ばれる画家

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草間彌生のかぼちゃがどうなるか気になっている

草間彌生のかぼちゃがどうなるか気になっている

写真は、お菓子のパッケージ。息子へのお土産だ。

草間彌生の実際にあるかぼちゃを模していて、中身は赤い方はグミ、黄色い方はクッキー。大きさは本当は逆で、赤い方が大きいんだけど。

草間彌生さんは大ブームを起こした、前衛芸術家。
水玉のモチーフがとても有名。

ふたつのかぼちゃはアートの島・直島(香川県)にある。

私はここに2回訪れたことがある。

最初はは3年に一度行われる「瀬戸内国際芸術祭」で

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誰かを選んだら世の中が変わるのだろうか?

誰かを選んだら世の中が変わるのだろうか?

選ぶって勇気のいる行為だ。

夕飯の買い物で何を買うか、も。
どの本を読むか、も。

もっと大きな選択もたくさんある。

進路や、仕事。

中でも人を選ぶということ。
結婚、とか。

でも実はもっと身近で、しょっちゅう人を選ぶ行為がある。
それが選挙。

息子に初めての投票用紙が来た。7月4日の都議選だ。

18歳になったということ。
親子で実感する。

18歳の誕生日に「18歳になってかわったこ

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読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

読まれなかった1冊の本の旅~大原美術館と原田マハ

「うおお・・・」
圧倒されたように、息子は感嘆した。

大原美術館の威容を見たときだ。

倉敷の美観地区の中に、突如として現れるギリシャ建築の本館。

最後の家族旅行は去年のお正月。
行き先は広島と倉敷だった。

この旅の大きな目的のひとつは、大原美術館だ。
夫は大学で美学を専攻した美術オタク。
私も専門知識はないが、高校のころからちらほらと美術展を見ている。
小さいころから美術館につき合わせたせ

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