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風景画とわたし②

風景画とわたし②

そう思ってから2年が経った。

色々な絵に挑戦していた。

人は変わっていくけれど
なかなか変わらないものでもあって

私は変わらず人物ばかりをかいていた。

2023年

ひょんなきっかけで美大の教授に
絵を見てもらう機会があった。

私の絵を一通り見終わった後。

手元に作品として残せるものがあることは
とても良いことだなと思います。
色々な絵が描けることは良いことですが
うーん、あなたは何を

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風景画とわたし ①

風景画とわたし ①

本格的に絵の練習をし始めたのは

小学5年生、11歳くらいの頃だった。

その頃から私の興味は

"人物"に一直線。

模写ではなくオリジナルで

絵を描き始めるとわかると思うが

髪型や服装に頼らずに

男女をかきわけてみようと思うと

なかなか難しい。

性別不明のイラストが生まれやすい。

そこで絵にはそう見える

"意図"や"らしさ"のようなポイントが

なにかあるのだと知った。

私は人

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○○のくせにという言葉に潜む巧妙な闇

○○のくせにという言葉に潜む巧妙な闇

「年下のくせに」

以前一緒に働いていた方々から

言われた言葉。

語尾にいい意味で、と言われても

いい意味ではないことはわかった。

わたしはそのときに

年齢は関係ありませんと

話をしたら

火に油だった。

それはもう一気に燃え広がった。

(ASD炸裂😇)

そして、なんて非常識極まりない奴だと

袋叩きにあい、怒られた。

日本の文化とは難しいものである。

年下なのに、すごい。

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無価値感と罪悪感の先にあるもの

無価値感と罪悪感の先にあるもの

先日、訪れたターニングポイント。

休むこと

立ち止まること

誰かに甘えること

誰かの手をかりること

助けてもらうこと

ずっとずっと下手っぴで

たくさんたくさん

向き合ってきて

そんな自分をひとつ

ひとつ許してきた。

だけれどまたその壁に

ぶつかってしまった。

今まで言われてきた言葉が

フラッシュバックする。

すごいスピードで

幻聴のようにリフレインして

何度も何度

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ゆるしあうせかい

ゆるしあうせかい

わたしは

メンヘラだよねとか

メンタル弱いよねとか

そういう言葉が好きじゃないです。

なぜなら人には

必ずそうなった原因があると

思っているからです。

そうなった人を目の前にして

今のその人の表面だけを切り取ることが

すごく嫌なんです。

※誤解しないで頂きたいのですが

地雷メイクとかファッション的に使う

メンヘラという文化自体はむしろ好きです。

今回は他人から言われる

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"絵への愛を思い出すまで"を終えて

"絵への愛を思い出すまで"を終えて

心と体が今とっても軽くて

絵を描くって

ものづくりって

こんなに楽しかったんだ。

なにかを表現するって

こんなに軽やかで

怖くなかったんだ。

そう感じる自分がいます。

今までの人生であまり

味わうことのなかった感覚を

とても久しぶりのような感覚を

深呼吸するように、味わっています。

今は、一体

何にあんなに怯えていたのだろう

と、夢から醒めたような気持ちです。

ずっと

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絵への愛を思い出すまで7

絵への愛を思い出すまで7

"絵への愛を思い出すまで"を

これまで読んでくださった方

スキをしてくださった方

ありがとうございます。

これが最後のお話になります。

絵が大好きだった気持ちを

突然思い出したように、蓋があいて

それからひとつずつ紐解くように絵と向き合い

自分と向き合ってきましたがひとつだけ

何をしてもずっと消えない感覚があり

"表現することへの恐怖"が

私の体と心にトラウマのように

染み

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絵への愛を思い出すまで6

絵への愛を思い出すまで6

"私は奪われる"

いつの頃からか気付いた時には

そういう感覚が自分の中にあった。

私の得意な部分だけをみて

絵、得意なんだって?

私この絵が好きなの!

同じの描いてよ。

器用なんでしょ?

こういうのが欲しいから

これと同じ物作ってよと

自分の都合の良いように

私を使おうとする人が居たり

私の好きなものや

大切にしているもの

描いた絵や作品などを

知らない間に

真似さ

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豊かさがめぐる時間

豊かさがめぐる時間

ずっと書きたいと思っていた

私の大好きな"ごはん"の時間について

考えていることを書いていきます。

ここ最近、家族が

うちにごはんを食べにきてくれた。

この間は弟夫婦と

夜ごはんを食べて

5万人が選んだゲーム投票をみて

あーでもないこーでもないと

それぞれがやってきた

ゲーム作品について語り合った。

ごはんに用意したのは、おにぎり。

鮭とたらこのほぐし身と

梅干しに鰹節を

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花束はドライフラワーになって散った

花束はドライフラワーになって散った

「結婚してください」

よくあるドラマのように

目の前にはパカリと開かれた箱に

婚約指輪のダイヤが輝いていた。

23歳の誕生日。

私は自分でも驚くほど冷めていた。

あぁ、私はドラマのヒロインのような

タイプではないのだと

この時に初めて、静かに知った。

この人は私をみてない。

結婚がしたいんだ。

直感的にそう感じた。

Mr.Childrenの

渇いたkissのメロディーが

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絵への愛を思い出すまで5

絵への愛を思い出すまで5

私が私自身に貼ったレッテルを

ベリベリと剥がしていく。

もういらないのなら

貼ったものは剥がせばいい。

言葉は簡単なのに

不思議なことに

剥がすのにも、痛みが伴う。

絵を褒められたり

絵を描いて欲しいと頼まれるたびに

素直に、嬉しいって喜んだり

喜んで!何描いて欲しい?と答えて

すぐに描き上げて渡すような人だった私が

いつからか

私の口癖は

「プロじゃないから出来ない。

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思い出のマーニー

思い出のマーニー

私は映画を見るタイミングというのを

とても大切にしている。

本や音楽に関してもそうだけれど

映画などの映像作品は特に繊細になる。

視覚で入ってくるものに対して

感じるものが私はとても多くて

何に対しても深く没入してしまう。

だからいつも準備が必要で

今没入しても大丈夫な心か

感受性の扉が開いているか

そのタイミングをいつも見つめている。

読む前・観る前と

読んだ後・観た後

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プレゼントからみつめる愛

プレゼントからみつめる愛

私は本当に愛されているのか

私は自分をどれほど知って

伝えられているのだろうかと

思い知らされる瞬間が

サプライズやプレゼント

という場面だった。

私はもともと

嘘をつくということがとても苦手で

好きではないものを

貰った時に選んでくれた相手を

思いやってありがとうと

喜ぶことが苦痛で仕方なかった。

"本当に愛される"とは

どういうことかもわからなかった私は

自分ではな

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絵への愛を思い出すまで4

絵への愛を思い出すまで4

HTLのイラスト部で体験した

もうひとつの話。

HTLイラスト部のなかでは

たびたびイラストの募集が行われる。

こんなもの作りたいです!

締め切りは何日まで!

投稿してくれた方の中から選考!

というお知らせを見ては

イラスト部のなかで描きたい人が

応募していき、その行方をみんなで見守る。

こんな想いで描きましたと

文章が添えられているものから

楽しそうだから応募してみま

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