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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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2021年9月の記事一覧

わかおの日記42

わかおの日記42

朝からバイトの原稿の書き直しに追われていた。担当の人からは全て書き直すように言われたのだが、それはさすがに大変なので、なんとかそうしないで済むようにと、必死の抵抗をはかっていた。
原稿をプリントアウトし、赤のボールペンで修正していると、なんだか受験生のころに戻ったような気がして懐かしかった。

そのようにして作業に精をだしていると、気がついたら昼時になっていた。家に誰もいなかったので、腕をブンブン

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わかおの日記41

わかおの日記41

特にやることもなかったので、朝から映画を観ていた。今日は、親に勧められて「ニューシネマパラダイス」を見た。派手な面白さのある映画ではなかったが、じわじわ心に残るようないい映画だった。イタリア映画を初めて見たが、非常に風情があってよかった。結局ぼくは、成就しない恋愛に感情移入してしまうのである。マインドが負け犬なのだ。すこしあの人のことを思い出して悲しくなった。

それから適当に昼ごはんをすませ、昼

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わかおの日記40

わかおの日記40

なんとなくやる気が起きなくて、目を覚ましてからもずっとぼーっとしていた。ぼっーとしたまま適当にギターを弾いたりしていると、あっという間に昼前になっていた。
昼は三鷹にあるインドカレー屋さんに行った。そこそこ広めの店内には、デシミュージックが絶え間なく流れており、とてもインドを感じる空間だった。すこし段差があり、舞台のようになっている空間に、シタールやタブラなどの楽器が置かれていて、とても異国情緒を

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わかおの日記39

わかおの日記39

異常に指が痒くなり、早朝に目が覚めた。最初は蚊に刺されたのだろうと思っていたが、どうも勝手が違う。何故か左中指の第一関節が異常に腫れ上がっていた。得体のしれない症状に恐怖を覚えたが、どうしようもないので塗り薬を塗布して二度寝したら治っていた。一体なんだったのだろうか。

午前中は履修を組んでいた。春学期は「楽単とかじゃなくて、本当に興味のある科目を取るべきだよな」という厄介な尖り方をしていたが、期

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わかおの日記38

わかおの日記38

昨日Amazonで注文した、ギターのエフェクターが届いた。ここ何年か、何かものを手に入れてワクワクするといった感覚を全く味わっていなかったが、久しぶりにその感覚を味わうことが出来て感動した。
エフェクターを繋いでギターを弾いてみると、普段のしょぼい1万円のギターが、すごくいい音になってびっくりした。適当にアドリブソロを弾いてみたが、やはり音がいいと、下手くそでも誤魔化せるような気がする。午前中はそ

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わかおの日記37

わかおの日記37

ここ2年ほど、肩の痛みと付き合ってきた。一時期は右手を上にあげられないほど痛かったが、受験期にほとんど野球をしなかったのが功を奏したのか、最近はあまり肩の痛みが気にならなくなっていた。しかし、急に野球への情熱が再燃して練習に精を出していたせいか、またもや肩を痛めてしまった。そもそもは完治していなかったのだろう。しかしもうこれ以上この痛みを誤魔化すわけにはいかない。ぼくはもっと速い球が投げられるよう

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わかおの日記36

わかおの日記36

朝起きたら、弟の飼っていたハムスターが息絶えていた。案の定弟は泣き叫び、家の空気がお通夜のようになってしまった。どう考えても死因は、弟が構いすぎたことによりハムスターにストレスが蓄積したことである。弟はハムスターを溺愛していた。ハムスターが寝ていてもお構い無しに四六時中撫で回し、客人がくるとハムスターを見せびらかしていた。しかし彼のハムスターへの愛は、自己中心的なものに過ぎない。愛玩動物としてハム

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わかおの日記35

わかおの日記35

釣りに行く前の日は、なぜだか落ち着かない。現地でトラブルになる不安を払拭するために、やたらと準備を張り切ってしまう。
午前中は自転車を漕いで、釣り用のバケツや餌などを調達しに行った。もう9月も終わりに差し掛かっているというのに、7月くらいの暑さであった。自転車を漕ぎながら、「佐久間宣行のオールナイトニッポンゼロ」を聴いていた。今回は個人的に当たり回だったと思う。毎回思うことだが、佐久間宣行のオール

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わかおの日記34

わかおの日記34

今日は、非常に休日らしい休日であった。朝起きて、情熱に任せて遊水池へと出かけたが、まだ水浸しであった。いくらなんでも水はけが悪すぎるのではないか。この調子だと、あと一週間くらいは壁あてが出来なさそうである。
仕方がないので、帰宅して途中で見るのをやめていた映画を見直した。「悪魔のいけにえ」というホラー映画である。とても古い作品であり、ホラー映画のお約束といったようなものをしっかりと踏まえてある古典

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わかおの日記31

わかおの日記31

今日は憎たらしいほどのいい天気であった。こんな日には壁当てをするに限る。ぼくは、わくわくしながら遊水地に向かったものの、前日の雨のせいで遊水地はすっかり浸水しており、入り口にカギがかかっていた。遊水地というのは本来水をためておく場所なのであって、こうなっていることは想像に難くなかったはずだ。

ぼくは肩を落としながら、どうしようか真剣に考えた。その結果、田無にあるバッティングセンターに行けばいいじ

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わかおの日記30

わかおの日記30

今日でこの日記をはじめて30日になる。思い付きで始めた日記が30日も続くのは、結構すごいことではないだろうか。ぼくはとにかく継続することが得意だ。野球に情熱を傾けていた高校生の頃は毎日柔軟体操を行い、股関節と肩関節をガバガバにしていたし、受験生になってからは毎日欠かさず英単語帳と古文単語帳の暗記を行い、受験が終わるまでにざっと100周以上はしたと思う。「継続は力なり」とはよく言うが、ぼくは継続が徐

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わかおの日記29

わかおの日記29

昨日はなかなか眠ることができなかったので、今日は起きるのも遅かった。何故だかわからないが全身がだるかったので、起きた後もボーっとしていた。朝食も食べずにいたので、強烈な空腹感に襲われ、午前中は何も手につかなかった。

とにかくお腹が空いていたので、何か高カロリーなものを食べてやろうと思い、近所のラーメン店に行った。以前紹介した「一丸」ではない。かなり高カロリーな豚骨ラーメンだったが、食欲がとてつも

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わかおの日記28

わかおの日記28

午前中は、アルバイトのメールに忙殺されていた。税制上の理由から、ただ業務報告書を書くだけなのにやたらと面倒な手続きを踏まねばならず辟易した。社会人に、ましてや個人事業主になどなったら、もっと面倒なのだろうか、恐ろしいことである。しかしこの仕事によって得られる収入は莫大なので、まだ我慢はできよう。

家に幼馴染の母娘が遊びに来た。本当ならこの話題で字数を稼ぎたいところなのだが、このひとたちはどうやら

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わかおの日記27

わかおの日記27

野球に情熱を傾けていたせいで、すっかり小説のことを忘れていた。このままではこの夏休みで残した作品はこの日記だけという惨事になりかねないので、今日こそは何かいいアイデアを考えようと思ってたのである。

図書館に向かって、自転車をこいでいる最中にぼくは考えた。どのような話にすれば面白いだろうか、どんなキャラクターが登場すればより良い展開になるだろうか、書き出しはどんな風にしようかなどなど。その結果ぼく

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