(ハイデガー)「あらゆる思索者は存在の呼びかけをあてにしている。この呼びかけをどれほどあてにしているかによって、人を惑わす影響からの自由の程度が決定される」
(ハイデガー)「存在は存在者のうちに現れることによって、退きこもる」 (アレント・ハイデガー)それは真理としての存在が誤りの持続に介入し、「存在が画期をつくるという本質が現―存在(Da-sein)の脱自的本質を引きおこす」時である。
飲茶先生は全て読もう! と決めているので当然のように購入しましたが、「今回はハイデガーだから難しいだろうな(^▽^;)」とも思っていたのです。ですがこれ、小説仕立てでもの凄く読みやすい…! 本書を経て「存在と時間」の解説書を読んで、死ぬまでに「存在と時間」を読み通せたら本望です。