シダライマチサ

田舎でカフェを経営しながら音楽とかやっています。https://www.youtube…

シダライマチサ

田舎でカフェを経営しながら音楽とかやっています。https://www.youtube.com/channel/UCZRppmSxkC6JC3TjXI0_m-A

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ラミレスで弾く「水とワイン」

ジスモンチの「水とワイン」。奏者はジェリル・レフィク・カヤ。29歳の若さでこの音と表現力はすばらしい。 これはDaniel Wolff編曲の譜面を使っていると思う。僕も同じ譜面で練習しているが、中間部が激ムズで苦労している。 ギターはセゴビアが所有していたラミレス1a。これぞラミレストーンっていう音だね。

    • ハカランダ

      エレキ、アコギ、クラギを問わずギタリストが目の色を変える稀少木材「ハカランダ」。ブラジリアン・ローズウッドとも呼ばれる。 外見的にはチョコレートのような色味、独特なうねりのある杢目が特徴。あと本当にお菓子のような甘い匂いがする。色が濃くて柾目に近いほど珍重され値段も上がる。よく似た杢目のマダガスカル・ローズウッドという材があるが、あれは甘い匂いはしないのでサウンドホールに鼻を近づければ見分け(嗅ぎ分け)られる。 硬くて重たい材なので裏板や横板に使うと音響的に良いとされている

      • 弦交換:河野賢

        メインギターが杉のラミレスに決まったので、松のギターをどうするか考えている。いま松のギターは河野、松井、西野と3本あって、どれも捨てがたい良さがある。でも僕はあまりギターをたくさん持ちたくない主義というか性格だ。 クラシックギターはライフワークではあるが、完全に趣味と割り切っている。今後コンクールに出るような野心も実力もないし、人前で弾くことすらほとんどないだろう。目標といえば、好きな曲とできれば自作曲を録音して6曲くらいのEPを作って、子どもたちが大人になった時に聴いてくれ

        • 情報が多いほど真似が上手くなる。情報が少ないほど個性が強くなる。

        ラミレスで弾く「水とワイン」

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          思い出のGibson ES-335

          忘れられないギターというものが何本かある。大阪時代に使っていたこのギブソンES-335もそんな一本だ。 1976年製で、名古屋の楽器屋から通販で手に入れた。 そのときから状態は悪かった。下手くそな職人がネックリセットをしたらしく黄色いボンドがはみ出していた。ブリッジが陥没していたので、ハンマーで叩いて直した。 フレットレスワンダーというもともと低いフレットがさらに何度も擦り合わされてペタペタに削れており、ナローネック期の極細ネックでとにかく弾きにくかった。 のちに判明し

          思い出のGibson ES-335

          人は音楽を聴きながらその中に物語を見ている。

          人は音楽を聴きながらその中に物語を見ている。

          Fender USA American Professional Stratocaster

          エレキギターのメイン。Youtubeに上げている曲のほとんどはこれで録っている。 音はもう抜群にいい。抜けがよくて張りがあってサステインも長く、生音で弾いてもアコースティックのように響く。 ピッキングしてから音が出るまでのレスポンスがものすごく早いので、いろんなフレーズが自由に生まれてくるし、難しいフレーズでも指がヌルヌル動いて自分がうまくなったような気がする。 フェンダーのギターは個体差が大きくて、もっさりしてたり逆にキンキンだったりする個体も多いけど、たまに現行品で

          Fender USA American Professional Stratocaster