【神は】トマス・アクィナスをざっくり解説【存在そのもの】
トマス・アクィナス(1225年-1274年)は西欧中世スコラ哲学を代表する超大物。
代表作のひとつである『神学大全』(実は入門書)は、キリスト教神学の教科書として君臨しました。
ちなみに現代日本でよく目にする「~大全」というタイトルは、トマスのこの著作へのオマージュです。
トマスはキリスト教神学とアリストテレス哲学を融合させ、さらにそこから「存在そのもの」をめぐるオリジナルの思索を生み出します。
過去の人かというと実はそうでもない。むしろ近未来を先取りしている部分があ