柄谷行人の『力と交換様式』を読んでみた
最近の柄谷行人は、「交換様式」の観点からマルクスの『資本論』を解釈し継承するという仕事をおこなっています。
社会システムの根底には4つの交換様式(A,B,C,D)があって、その4つのうちのどれが優位に立っているかによって社会システムの性格が変わってくるという考え方。
A(贈与交換)が優位なら伝統的な共同体社会(村っぽいやつ)になる
B(支配と服従)が優位なら帝国(帝国主義ではない)みたいになる
C(商品経済)が優位なら資本主義になる
D(普遍宗教)が優位なら…?これはまだ