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哲学が最弱の学問である

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ゲームに勝つことではなくゲーム盤を壊すことが哲学の仕事。哲学者たちの考えたことを超ざっくりと解説します。
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記事一覧

空海の哲学をざっくり解説【真言密教とは何か】

日本でいちばん尊敬されている人物といえばだれでしょうか? これといった偉人が思い浮かばな…

chaco@独学術
2か月前
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シェリングの哲学をざっくり解説【美はすべてを解決する】

シェリングは19世紀ドイツ観念論を代表する大物のひとり。 フィヒテから影響を受け、ヘーゲル…

chaco@独学術
3か月前
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フィヒテの哲学をざっくり解説

フィヒテ(1762-1814)はドイツ観念論を代表する哲学者。 カント哲学を継承し、シェリングや…

chaco@独学術
4か月前
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ハイデガーの『存在と時間』をざっくり解説

20世紀を代表する哲学者ハイデガーの主著は『存在と時間』(本人にとっては失敗作)。 刊行さ…

chaco@独学術
7か月前
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ニーチェの哲学をざっくり解説【ニヒリズム・超人・永遠回帰】

現代日本でもっとも人気のある哲学者はたぶんニーチェ(1844-1900)。 でも彼が実際になにを…

chaco@独学術
8か月前
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西田幾多郎の『善の研究』をざっくり解説

西田幾多郎(1870-1945)の哲学といえば、日本における哲学の誕生地点。 みずからの禅修行と…

chaco@独学術
9か月前
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プラトン哲学をわかりやすく解説【イデアから国家論まで】

哲学の王と呼ばれるプラトン。 20世紀英国の哲学者ホワイトヘッドは、「西洋哲学とはプラトンへの長い脚注にすぎない」とまで言っています。それほどまでに後世への影響力が絶大。 じゃあプラトンは具体的に、どんな思想を展開したのでしょうか? ざっくりと解説しようと思います。 ちなみに僕は岩波文庫で入手できるプラトン作品はすべて読んでます。マイナーな初期作品も英訳版で読破。 彼の作品は対話篇と呼ばれ、劇みたいな文学作品としても読める。初心者にもおすすめできる哲学書です(どれか

【解説】ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉』機械化と神秘主義のシナジー

ベルクソン4大主著のひとつにして最後の大著『道徳と宗教の二つの源泉』。 長らく積読してい…

chaco@独学術
11か月前
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トマス・アクィナスの哲学をざっくり解説【神は存在そのもの】

トマス・アクィナス(1225年-1274年)は西欧中世スコラ哲学を代表する超大物。 代表作のひと…

chaco@独学術
11か月前
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アンセルムスと「神の存在論的証明」【神の概念から存在を導き出せる?】

古来より、神の存在を理論的に証明しようとする試みはいくつもなされてきました。 もっとも有…

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