実熊 秀史

2022年3月29日現在で75歳です。noteには、約2年ほど前に登録しましたが、投稿したのは、つい最近です。何を書こうとかと悩んでいますが、とりあえず、以前に書いて、Evernoteに保存していた読書メモを少しアレンジして、投稿しています。

実熊 秀史

2022年3月29日現在で75歳です。noteには、約2年ほど前に登録しましたが、投稿したのは、つい最近です。何を書こうとかと悩んでいますが、とりあえず、以前に書いて、Evernoteに保存していた読書メモを少しアレンジして、投稿しています。

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    「超高齢社会の介護問題を参院選の争点にしないでどうする 」(マル激)を観て、2005年度からの介護保険法改正の経緯をたどってみた

    当方は、2004年中頃に、それまでに務めていた、技術職(配管設計)の仕事を定年前に、辞めて、通所介護(デイサービス)の世界に入った。甥(妻の弟)が経営していたので、事務職兼雑用という形での仕事だった。杜撰な経営ぶりだったので、翌年には甥は辞めるという具合に、いきなり、荒波にのまれた。 それでも、別社長の下で、通所介護自体は続けることができた。そのため、2005年度の介護保険法改正で、介護報酬制度が大幅に変更になったので、その対応に追われることになった。60歳には、退職したが

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      • ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂病』(7)読書メモ

        第三章 第二節 原始大地機械 原始社会的機械が領土的なものでないことは明らかである。ただ国家装置だけが領土的であろう。 エンゲルス の 定式 に よれ ば、〈 国家〉 装置 は、「 国民 を 細分 する のでは なく て、 領土 を 細分 し」、 部族 的 組織 を 地理的組織に変えるものであるからである。 それゆえ未開の原始社会体こそまさに、厳密な意味で唯一の大地機械で あっ た の だ。 そして、 原始 大地 機械 の 機能 は、 次 の よう な もの だ。 〈

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        • ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂病』(6)読書メモ

          第三章 未開人、野蛮人、文明人 第一節 登記する社会体 普遍的なものとは、最後に器官なき身体と欲望的生産として存在し、見たところ勝利者である資本主義によって規定される諸条件の下にあるとすれば、私たちはどうして無邪気に普遍的歴史を語ったり できる だろ う。 欲望 的 生産 は、 始め から 存在 し て いる もの でも ある。 社会的 な 生産 および 再生産 が 存在 し た とき から、 欲望 的 生産 はもう存在している。しかし、資本主義以前の社会的機械は、きわめて

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          • ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂病』(5)読書メモ

            第二章 第九節 プロセス 私 たち が 精神病 を プロセス そのもの と 呼ぶ か、 それとも 逆 に プロセスの中断と呼ぶかにしたがって、すべて変わってくる(そしてこれは、どのような種類の中断なのか)。プロセスとしての分裂症は欲望的生産であるが、それは限界における欲望的生産であり、資本主義の諸条件において規定された社会的生産の極限にある。 ここで次のプロセスの二つの方向が合流する。 ①自分自身の脱領土化を果てるまで進める社会的生産の運動 ②新しい大地に欲望を導き再生産す

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            • 58-4【<第四章>宗教と映画大百科〜『A』シリーズ,『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』,『ザ・マスター』,『星の子』や,『教祖誕生』,『カルト教団:ウェイコ事件の真相』etc...が描くカルトの内と外】を聴いて

              赤塚不二夫の話題が出たので思い出したことがある。30年以上前の40代のころに、スナックでたまたま、隣に座った見知らぬ人から「あなたは、赤塚不二夫に似ているね」と唐突に言われたことがあって、少し、気分を害したことについてです。今回の番組では、「それでいいのだ~」がキーワードの一つとなっていたので、逆に気分を良くした。単純ですね。 この「それでいいのだ~」という言葉が、安倍元首相襲撃をした山上容疑者に関連して出てきた、宗教2世問題に、関わってくるという話しであった。これは、カル

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              • ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂病』(4)読書メモ

                第二章 第八節 神経症と精神病 フロイト は、 1924年 に、 神経症 と 精神病 を 区別 する 簡単 な 基準 を 提示 し て い た。 神経症において、〈それ〉(エス)の諸欲動を抑圧するとしても、自我は現実のもろもの要求にしたがうのである。 ところが精神病において、自我は現実と断絶するとしても〈それ〉(エス)の支配下にある。 フロイト が、 独自 な 道 を たどり ながら、 伝統 的 な 精神医学 に おなじみ の 観念 を 再発見 し て いるということは、

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                • ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ 『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂病』(3)読書メモ

                  第二章 第七節 抑制と抑圧 それは社会的抑制であり、社会的抑制の諸力なのである。ドゥルーズ+ガタリは、「抑制」と「抑圧」を使い分けている。「抑圧」の方が、無意識へと抑圧されているときの「抑圧」で、「抑制」の方が、普通に日常語で使用している抑圧というもの、社会的に特定の集団やタイプにプレッシャーをかけるというものをさしている。現在、話題となっている統一教会へのマスコミや大衆の批判のようなものだろう。 前者は、社会的「抑制」と無意識の「抑圧」が相互にどういう関係にあるかという

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                  • なぜ日本だけがここまで統一教会の食い物にされたのか マル激トーク・オン・ディマンド(第1114回)#マル激

                    「なぜ日本だけがここまで統一教会の食い物にされたのか」について、弁護士 山口広氏、ジャーナリスト(前参議院議員)有田芳生氏、宮台真司氏、神保哲生氏で討論が行われた。 まずは、本番組及び他番組から得た情報を参考にして、統一教会問題を整理してみる。 冷戦時代に反共体制を固めるために、韓国軍事政権だった朴正煕と岸元首相は、KCIAの指示で統一教会から派生した勝共連合を創始した文鮮明を媒介して、協力することとなった。岸元首相と統一教会は、フィクサーの児玉誉士夫によってすでにつなが

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                    • 仲正 昌樹(著)『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』読書メモ

                      国民国家 で「 市民」 として 想定 さ れ た のは、 自分 たち の 利益 や、 それ を 守るには どう 行動 すれ ば いい か という こと を 明確 に 意識 し て いる 人 たち です。 彼ら は 自分 たちの 利益 を 代表 する 政党 を 選び、 政党 は 市民 間 の 利害 を 調整 し て、 その 支持 を 保っ て い ました。 「市民」 社会 における 政党 が 特定 の 利益 を 代表 し て い た の に対し、 何が 自分 にとって の 利益

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                      • 武村政春(著)『ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ』読書メモ

                        (1)ウイルス の 存在 が 認識 さ れる 前 から バクテリオファージ で 病    原菌 を 制御 しよ う という アイデア は あっ た よう です が、 抗生    物質 の登場 によって 廃れ て しまい まし た。 耐性菌 の 問題 が 大    きく なっ た 現代、「 ファージセラピー」 として あらためて 注目    を 集める よう に なっ て い ます。 (2)この「 DNA → RNA → タンパク質」 という 遺伝情報 の 流れ を    生

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                        • 川井康雄弁護士出演!『統一教会問題を徹底深掘りする』#深堀TV ver2

                          このところ、統一教会絡みの新しいニュースが続いたので、これらを冷静に整理して、分析する番組となっているので、勉強になりました。 川井弁護士:相談案件で、亡くなった父母についてが多い。遺品に壺とかの霊感商法のものがあった。この父母たちは、こうした霊感商法に騙された世代であったことを如実に占めしている。 宮台氏:朝日新聞のインタビュー記事が、削除された件について、若い(30代、40代前半)記者に尋ねてみると、「原理研運動については、知らないため、社会部に確認する必要がある」と

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                          • 安倍元首相/統一教会事件に見るジェンダー問題|銃撃事件で表面化した第1次・第2次安倍政権の女性政策を支えたネオリベラル・フェミニズムと宗教保守の親和性を分析|ゲスト:菊地夏野

                            菊池氏は、ツイッターで下記のように述べていました。 「安倍元首相のジェンダー分析すると、A面が女性活躍のネオリベフェミ的経済政策で、B面が保守的伝統的な家族主義で、このふたつがミックスされることで女性の心身は相当な負担を受けています。これまで一般にはA面ばかりが強調されリベラルみたいな評価をされてきたけど。今回の事件でB面が急に浮上してきた。 だけどB面は華やかなA面に覆われることで生き延びているし、A面も今回の宗教団団体とのつながりで言われているように保守宗教勢力からの

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                            • 報道ヨミトキMONDAY #68|ペロシ米下院議長訪台に中国反発、統一教会と自民党、アルカイダのザワヒリ容疑者を空爆で殺害……|ゲスト:青木理・北丸雄二(8/8)#ポリタスTV

                              いつもなら、第3部は、アーカイブに残さないので、気楽な、話しで、1時間ほどで終わるが、途中から、北丸氏が、自身のことを語り始めてから、熱が入り、終わったころには、日付が変わっていた。この部分は、アーカイブに残すこととなったようです。 北丸氏が語っていたことを箇条書きします。  ・高校生のころは、同性愛という概念すら無かったので、自分   がゲイであったことすら知らなかった。友人に相談しても、   それは、個人の趣味のことであり、返答のしようがない、と   突き放されていた

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                              • 苫野 一徳(著)『 「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 』      「自由」とは何か

                                苫野 一徳(著)『 「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 』に基づいて、「自由」とは何かについて学びました。 第三章 「自由」とは何か   「自由」 は 今日、 多く の 疑念 に さらさ れ た 概念 だ。それゆえ現代思  想は、今これに代わる理念を模索している。 「自由」の 本質 など あり 得 ない、 それ は 多義的 かつ 操作 可能 な 概念  である、というのは、現代思想の常套句だ。  しかし、言語の多義性・操作可能性は織り込み済みの前提であって、わた

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                                • 「お前」呼ばわりの罵倒のコメントを受けました。

                                  当方の記事に対して、「お前」呼ばわりで、罵倒されました。 ツイッターでさえ受けたことのない、「お前」呼ばわりを note投稿記事で、受けるとは、想像だにしなかった。 とりあえず、誹謗中傷の報告をしたが、怒りよりも、言葉の 暴力で、恐怖さえ感じた。 Noteを始める前にを読むと、コメントするときは、誹謗中傷は止める ことと利用規約にはあるが、効果がないようです。 プロフィールを覗いてみると、自己紹介も投稿記事も無かった。 こうした方に、フォロワーが5人いることが

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                                  • 柄谷行人(著)『探求I』        命がけの飛躍と世界の境界

                                    第三章 命がけの飛躍  体系の変容を個々人の実践に帰すことができない以上、われわれは、差異体系が自ら変わる(自己差異化する)というほかなくなる。人間の実践とは無関係に言語そのものが自ら活動するかのように。 それは、われわれが道路で赤信号のときとまるとき、赤信号自体がわれわれをとまらせる力をもつかのように考えるのと似ている。  この場合、差異体系を”作品”とよび、自己差異的な差異体系を”テクスト”とよびかえれば、いわゆるテクスト論者のいい分も同じようなものだということが判

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