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「大人」になるのは大変だ、ひきこもりの孫、パナマ運河の春、リンダの股関節、贈り物ハラスメント、学問なしでは生きられない、
四月二一日 午前十一時五四分。緑茶、カルパス、アーモンド。このごろ早朝覚醒がある。そのうえ隣のヤニカス年金爺さんがあろうことか午前中からピンポンを鳴らしてくる。俺がスターリンだったらいまごろもう銃殺されてるよ。ちゃんとまいにち眠れることは才能だ。きょうは書くことがない。というか愚痴をこぼしたい気分ではない。だから読売新聞の「人生案内」の相談に答えてみようと思う。なぜか知らんけど(たぶん腹が立ったから)切り抜いてあるんだ。「識者」による回答はゲロが出そうなほど詰まらないものだ
料理についてのブルゾン的見解、家事もできない男ははやく絶滅しろ、北海道はエイの形、阪神歴史的貧打、開けポンキックバック、唐茄子屋倶楽部、
四月十九日 午前十一時四〇分。扁桃、加納貯古齢唐。「夢つかめ豪華なパワー」の応援歌が頭を離れない。森下翔太の打率が上がらない。ここ一番では打つからそこまでひどさは感じないのだけど。CoCo壱番屋というカレー屋があった。一度だけ行ったことがある。その店はいまもう別の店になっている。カレーのくせに高いんだよ。高い店は嫌いだ。高い店は俺の敵だ。外食なんてしないで自分で料理した方がずっと楽しい。さくやニラと鶏皮を一緒に炒めて食った。味付けはニンニクと塩だけ。こんご生き続けるとしたら
まずはすべての家なき人に家を配れ、話はそれからだ、残酷なメロディ、龍、伝説から、C調言葉にだまされんな、おうちでおなろう、目糞微苦笑おみなえし、
四月十五日 午前十一時五五分。緑茶、マヨネーズかけマッシュポテト。いまから寝てない自慢をする。寝てないというより、ほとんど寝られなかった。酒と寝る前に豚肉を食い過ぎたせいだ。「いま消化してる感」がハンパなかったせいだ。ゲンキーのカナダポークは安いね。金のない俺は安いものが好き。いつまでもデフレ時代のノリではいられない、なんてのは建前であって、利己的消費者以外の何ものでもない俺はやっぱ安いものが好きだ。出来ることならなんでもロハでほしい。半額シールにむらがる小汚い貧民どもを軽
世紀末ギミックⅣ、想像を絶する蒙昧遊戯、茫漠恥丘を超えて、-120℃の世界線、悲しみに凍り付く燕たち、多神教崇拝のピットフォール、ハリボテ男子、
四月十四日 午後十二時十六分。マッシュポテト(マヨネーズかけ)、緑茶。目覚めが悪い。きのうは夜七時一〇分ごろ、うつのみや香林坊店でレム・コールハース『錯乱のニューヨーク』を一六五〇円で買う。本当は熊野純彦訳の『純粋理性批判』を買うつもりだったのだけどなかった。無料開放中のため馬鹿面観光客のひしめく兼六園経由で帰宅後、麻婆豆腐を食って森の里のイオンで2.7リットルのブラックニッカクリアを二八〇〇円くらいで買う。きょうの寝覚めの悪さは約一か月ぶりに飲んだこのヒゲウイスキーのせい
<地球>は明らかに人間の住むところではない、ガルーラ旋風、無子高齢化社会、生存は賭博に等しい、メローな頽落形態、存在論的詐欺、
四月十三日 午前十一時三三分。緑茶、ガーナチョコ、アーモンド。体調はまあまあ。日々の体調をいちいちこうやって「報告」するのはあまりいいことではない、という自覚はある。コンディションセンサーとしての役割を引き受け過ぎることは明らかに私の本意でない。人には「言動一致」への志向性があるようだから、「きょうはだるいな」なんて書くと、「きょうはだるいな、なんて書いたからにはだるそうに振る舞わねば」となって、けっきょく予言の自己成就的なことになってしまう。ネガティブ自己診断はきょくりょ
残念ながらほとんど人間は自分は賢いと思っている、漲る鈍感力、らでつき行進曲、愛はかつ海舟、虫魔ゆきお、ブルーギルの刺身、えっち麻薬、
四月十二日 午後十二時七分。緑茶、柿の種(チョコアーモンド)。午前三時四〇分頃、太もも裏の筋肉(ハムストリング)がつる。crane。激痛なの。ひさしぶりに歩き過ぎたからかも。「つる」とは「筋肉収縮の不具合」のことらしい。名犬ラッシー。こういう痛みを経験しないといけないから生きるのはイヤなんだ。「痛みOK,俺そういうの大好きだから」なんて言ったことはないはずである。なのにしばしば痛みに襲われる。なんでよ。このことに俺はまいかい怒っている。この怒りは真正のもの。またいずれこうい