「真の男」になりたがっている男たち、
五月二日
午前十時三一分。扁桃三つ、濃緑茶。ほんらい起きしなにものを口にいれてはいけない。小中学生のころぎりぎりまで寝てたから朝飯が苦痛だった。
三か月以上昼夜逆転せずに生活できている。抑鬱もさして重くない。そこそこ調子がいいのは、たんに冬が終わり、花粉の季節が終わったからだろう。最悪でないというだけで「気分の良さ」を感じられるなんて。きょうは天気がいいからまた遠征するか。「えんせい」を漢字変換すると厭世になった。厭世という言葉の美しさ。厭世を感じない人間などいるのだろうか