はむっち@ケンブリッジ英検
労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。
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ウクライナ、ロシア、ベラルーシの歴史、文学など
私と友人の青野浩氏の翻訳書『自由の国と感染症-法制度が映すアメリカのイデオロギー』が本日みすず書房から発行される。 2015年に出版された、経済史家ヴェルナー・トレスケン氏による”Pox of Liberty”の邦訳である。 公衆衛生、憲法、経済の観点からアメリカ史を叙述したもので、いまこの時代において、紛れもなく重要な意義を持つと確信している。 この重要な書籍をようやく日本の皆さんにお届けできる。 英語に自信ニキは原書もどうぞ。 経緯から説明してみる。 青野氏か
今月おつかれさまでした。ようやっと秋らしくなってきましたね。 さて先日の衆院選ですが、予想されていたとおり自公過半数割れとなった。 そのぶん立憲民主党が議席数を伸ばしたが、自公がどうにか政権与党を維持できそうなほどに留まったため、さほど荒れてはいない。 立憲民主党が、野田党首が増税を明言したにもかかわらず、大幅に伸びたのはやや驚きだったかな。増税を打ち出し、高齢者福祉を維持すると言っているのに、そうなったってことは、労働者のことなどどうでもいいという人間がむちゃんこ多い
先週末のプレミアリーグ9節だが、私が観た範囲でもいろいろありましたね。 まずブライトンとホームで最下位ウルブズと対戦。 三笘は相変わらず好調、そして今季絶好調のウェルベック師匠が前半終了間際に先制弾だ。 後半追いつかれるも、ファーガソンがきれいに決めて勝ち越し。久しぶりに活躍してるのみたね、、、 このまま勝ち切るかと思われ、そして終了間際にカウンターでゴールに迫るり、4対1の場面を作った。ところがその一人しかいない相手DFにパスしてしまった。。。 敵陣で4対1という
今週は暑さが若干ぶり返した。こういうときに調子に乗って薄着をすると体調を崩すので気をつけないといけない。 さっきワールドシリーズ第1戦を見てたが、なんかすげえなあと思ったんである。フィジカルがぜんぜん違うね。その違いが一番出るのは内野の守備と、そしてなんといってもホームランである。スタントンもフリーマンもすげえ本塁打でしたね。 さて、今週の振返りであるけれども。 一昨日くらいに、経済評論家の池田信夫さんと、社会学者の西田亮介さんがレスバしていた。 まあレスバっていうか
白饅頭こと御田寺圭さんの新著が出たので読んだ。 本書は、スタジオジブリの機関誌『熱風』に連載された記事を中心にしたものらしい。 熱風に連載を持っているのは知っていたが、同誌はやや入手しにくいこともあり読んでなかった。ありがたい。 しかし、著者の文章を何年もほぼ毎日読んでいる私でも暗い気分になってしまう記事がいくつかあり、おいおい、これをジブリのファンに読ませたんかい、、、と驚いてしまったのである。 暗い話が多いと言っても、著者の文章を読み慣れている人は知っているだろう
先日のプレミアリーグ第8節でのボンマスに対する敗北はかなり堪えている。 私がアーセナルを応援し始めてから、つまり冨安健洋がアーセナルに加入してからもっともがっかりした試合だった。暗黒期はこんな試合がいっぱいあったんだろうなあ。 というわけで、昨日は早朝覚醒して、CLを見ていたのである。 相手はシャフタール・ドネツクであり、わざわざロンドンまで来ていただいたのである。 シャフタールのホームはその名のとおりドネツクなのだが、ドネツクといえば絶賛ロシアが占領中なので、今は
ピエール瀧主演の人気ドラマ『地面師たち』で一躍脚光を浴びたのが司法書士という職業である。 そういうわけでこんな本を読んでみたのである。 当初の帯は、「この方法なら10回中9回受かる」みたいな煽りまくりな文言で軽く炎上していた。それくらい別にええでしょう、、、とピエール瀧みたいに言ってあげたくもなるところだが、著者らは現在のものに差し替えたとのことである。 まあ司法書士試験を受けるかどうかは別として、非常にためになる本であった。 計画の立て方、目次学習、アクティブリコー
代表ウィーク明けのプレミアリーグはアーセナルにとっては厳しいものとなった。 まず冨安健洋が再び膝を怪我したということでかなり萎えた。ファンとしては復活を信じて待つしかないのだが、、、 試合はアウェーでボンマスだったが、前半28分くらいにサリバが一発レッド。トロサールの不用意なバックパスに相手FWが抜け出そうとしたところ、サリバが倒してしまったもの。 ちょっと交錯して倒れただけに見えたし、審判も最初はイエローを提示。しかしVARの結果、一発レッドとなった。 まあ後ろから肩
大ベストセラーである。 原題は4000 weeksである。つまりアメリカ人の平均寿命である80歳弱くらいで死ぬとしたら、人生は4000週間しかないって意味だ。 だからこの邦題は間違いではないが、時間管理術の本かと誤解する人も多いだろう。私も誤解した。 著者はかつて生産性に心臓を捧げた民であったらしい。それが1周回って、そんなことに意味はないと気が付いたとか、、、 だから時間管理とかタスク管理の話は1ミリもないです。。。 まあ生産性を高めたからといってラクにはならない
今週も皆さんお疲れ様でした。 週の初めは夏日みたいになってたし、週末は雨模様で蒸し暑いっていう、、、 えーとAmazonプライム感謝祭やってます。 意識がブチ上がるお勉強グッズを紹介しているので、ぜひ見てってください。 さて今週も、MLBやNPBのポストシーズンが盛り上がってますね。 DENAは今日ようやく負けたな。巨人が好きなわけではけっしてないのだが、下剋上はレギュラーシーズンの趣旨を没却するから嫌なんよね。まあ阪神もういないからどっちでもいいけど。 そういや先
去年から日本にも導入されたAmazonプライム感謝祭が今週末に控えている。 てか先行セールはすでに始まっている。 そういうわけで久々に買ってよかったものやってみよう。 まず前提として、このところ取り組んでいるお勉強は、大学受験以来のしんどさで、毎日脳が擦り切れそうになってる。 これはモニターを見ている時間が長いことが原因の一つである。仕事でも腹腔鏡やら電子カルテの画面を長時間みつめている上、プライベートのお勉強でもPCやタブレットを見つめている時間が長い。 眼は脳の
今年7月の都知事選のこと皆さんまだ覚えていますか。愛、覚えていますか。 石丸伸二氏の躍進、蓮舫氏のバーサカー化、暇空茜氏の大健闘、安野貴博夫妻の清廉さなどなど、話題豊富でしたね。 そして一部で話題だったのが内海聡氏の大善戦である。 組織的な選挙戦を展開しているとの情報はあったが、12万票って、、、安野氏と暇空氏の間である。 内海聡氏は自らキチガ医を名乗り、反標準医療(反医療ではない)、反ワクチンの急先鋒である。もっとはっきり言えば、陰謀論丸出しの怪しい人だ。まともな医
阪神のクライマックスシリーズいつのまにか終わってた。CSおもんないわ。 来季は藤川球児が監督するとかしないとか。球児は解説がおもろいから、ずっと解説者でもええような気もするが、、、
今日は、ドジャーズとパドレスのディヴィジョンシリーズ最終戦をちょっと観ていた。 ドジャーズは山本由伸、パドレスはダルビッシュ有が先発であった。両投手とも素晴らしいピッチングだった。 オッサンとしてはダルビッシュを応援していたのだが、わずか3安打に抑えるも、そのうち2安打がソロホームランで、0-2で敗れてしまった。数少ない失投を見逃さないのがメジャーの強打者だ。すごいね。 大谷を含め、ほぼ完璧に抑え込んでいたので残念である。 まあなんにせよ、ドジャーズのみなさんリーグチャ
いやあ、これは面白かった。 今、Kindle版はお安くなってます。 三浦清美氏のことは、この本で知った。 氏は主に正教からみたロシアの精神史について書かれていた。それが興味深くて、単著を読みたくなったのである。 高橋沙奈美氏のこの本は、より深く正教に突っ込んでいくのに対して、三浦氏はどちらかというとロシア、ウクライナ、ベラルーシの歴史、特に精神史と絡めて語っているのが特徴である。 ものすごく大雑把にまとめると、東スラブ3国の歴史は、もともと一つだった東スラブ人が、タ
ちょっと前に、防衛大学の哲学教授であるところの轟孝夫先生のこの記事がバズっていた。いわゆる「黒いノート」刊行以降、ドイツではハイデガーに触れるのはタブーとなっているが、日本では相変わらず人気という話題である。 日本では、もともとユダヤ人差別など存在しないからか、ハイデガーは変わることなく読まれ続けているのだ。私は読んでないけど。 そういうわけでマルクス・ガブリエルが日本にやってきたさい、老婆親切にも「ハイデガーなんて読むな」と宣ったそうな。 ユダヤ人をさんざん迫害した国