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2022年10月の記事一覧
時折チャンスが訪れるこのフライトを心から楽しんでいる
中学に上がった頃だっただろうか。
愛想笑いを繰り返す自分に嫌気が差した。
友達との会話で、おもしろくなくてもヘラヘラする自分が情けなかった。
その乾いたニセの笑い声は、まるでクラスに自らの存在をアピールするかのように、本当の笑い声より大きく高くカラカラと響いた。
もちろん、やりたくてやっていたわけではない。
すべて無意識のなせるわざ。
まぁ今にして思えば、人づきあいがそれほどうまくなかった僕の
「なぁなぁ、知っとぉ?」はまだまだ続く
僕は小さい頃から、かなりの教えたがりだった。
まぁ程度の差こそあれ、小さい子はだいたいは教えたがりだけど。
「なぁなぁ、知っとぉ?(ねぇねぇ、知ってる?)」と、自分が先に知ったことを人に教えたがる。
でもそのうち、たいていのことは多くの人が既に知っていることを知る。
自分の知識の範囲が狭いうちは、いくら自分が「へぇ!」と思ったところで、まだまだそれは他の人にとっては知識の範囲内なのだ。
なんや、
おそらくこの球場メシのおかげだとひそかに思っている
この2年、にわかに忙しい。
なぜって? それは応援するオリックスが急に強くなったからだ。
もちろん野球の話。
震災のあった1995年、イチローの活躍もあって神戸の球団として初めて優勝し、街に希望の灯火を点して以来のファンだ。
ところが、2000年から2020年までのパリーグでの順位変遷はこうだ。❹(2000)>❹>❻>❻>❻>❹>❺>❻>❷>❻>❺>❹>❻>❺>❷>❺>❻>❹>❹>❻>❻(2
その話をしたのは、10年ほど経って時効になってからのことだ
初めてケーキを作ろうとしたのは、大学生の時だった。
突然天命を帯びたごとく、ケーキを作らなければと思ったのだ。
僕の住んだ下宿は、かぐや姫の『神田川』を彷彿とさせる共同住宅だった。
さすがに「3畳一間」ではないが、自分のスペースは6畳一間だけ。
キッチンは共同だったから、自炊することは稀だった。
そこにきて、突然のケーキだ。
おそらく、そこに見え隠れするのは彼女の存在だ。
「今日、ケーキ焼いて
遠路はるばる、ごちそうさま
昔、東京で主夫をしていた頃、漬物に凝ったことがある。
ナス、キュウリの塩漬け、ぬか漬けといった定番もの、ゆで卵の醤油漬け、サワラの西京漬け、豚の味噌漬け、など。
漬けサイクルというものがあるのか、何かを漬け出すと途切れさせたくない気分になるから不思議だ。
たいてい漬け込むのに数日を要するから、今漬けているものを食べきる日を予測し、そこに照準を合わせて次を漬けるといったことを繰り返すうち、漬けサイ
「やっぱり人間てアホ?」
一昨日から体調少し下り坂。
ふだんの4日分に相当する長いプロフィールを書き上げたからか、昨年に続きオリックスが日本シリーズをとんでもなくハラハラと闘うせいか。
今朝は少し回復している気もするが、今日はおとなしくしておこう。
***
A long time ago in a galaxy far, far away…
――遠い昔はるか彼方の銀河系で…
先週まで2週間かけて「スターウォーズ」全9
そんな思いが農家のお姉さんの目に止まったのなら
「農業に興味お持ちなんですか?」
昨日の午後、近所で開かれていたマルシェに足を向けたときのこと。
有機農家の店を覗いていたら、店の若いお姉さんから声をかけられた。
おそらく有機に取り組むご本人だ。
――そうですね。
ベランダでオクラを育てたら30cmくらいにしかならず、しかもたった4cmの実がてっぺんについたんです。
えぇ、てっぺんですからね、それを収穫したら終わったんですよ。
わっはっは―
豪快な食べっぷりに惚れてしまった
ねこまんまが好きだ。
あまり褒められたことではないのだろうけど。
ねこまんまとは、味噌汁をかけたごはんのこと。
しかし東では、鰹節と醤油をかけたごはんを指すことが多いらしい。
人それぞれ別のものを思い浮かべてしまっては話しづらいので、この記事だけ「味噌汁をかけたごはん」のことを「NMM」と名づけよう。
僕は、元来が雑炊好きだ。
ねこまんまを好きにならないはずがない。
あ、違う、NMMを好きにな
光りもの三部作、ついに完結
昨日、迷いの記事をあげた。
ほかでもない、書くことについての迷いだったから、いつも以上に反響をいただいた。
改めて書くことについて考えた、こんな思いでnoteに書いている、など多くのコメントをいただいた。
皆さんやっぱり、書くことが大好きなんだと実感する。
時には、なんでnoteに書いてる?と自問自答しているとも。
思うに皆さん、もうホント、同志だ。
初めてコメントいただく方もおられて小躍りし
言外にあるのはもちろん、読む人の顔を思い浮かべて書く、だ
「スキとかフォローとか気にせず、書きたいことを書くんです」
noteで“時の人”とされる人たちがよく言うフレーズだ。
しかしその一方でこうも言う。
「それがスキやフォローをもらう秘訣です」
スキとかフォローとか気にせず、なんて言わなければいいのに。
“時の人”は、自分の価値がそれらの数値で表されていることを知っている。
たくさんのスキやフォローがもらえるようになりたいと願うnoterの前で講師を
国産国消するだけで自給率が上がるわけではない
何日か前の新聞に「食料自給率を高めてほしい」という投書があった。
要約するとこんな内容だ。
確かにそう願いたい。
外国に依存する日本の食糧事情はまさに綱渡り状態だ。
いつ途絶えるか分からない輸入に頼らず、自給率を上げなければ…
しかし話はそう簡単ではない。
消費者が国産国消するだけで自給率が上がるわけではないのだ。
過去にこんな記事をあげたことがある。
食料の生産には大量の水が必要であり、