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セラピスト&ひとりっ子ママ。大阪の箕面市のお家サロンにて、からだとこころの健康サポート…

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セラピスト&ひとりっ子ママ。大阪の箕面市のお家サロンにて、からだとこころの健康サポートをしています。オルタナティブスクールに通う8才息子に育てられる日々。何気なく読んだ文章で、心がフワッとゆるむことってあると思う。https://pono-me.com/

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  • こころもみエッセイ。

    体をもんでゆるめるように、心ももんでゆるめられたらいいのにな、と思うことがあります。なにげなく読んだ文章で、心がふっとゆるむことってあると思う。

  • たくさんの方に読んでもらえた【お祝いnote】

    note編集部さんのおすすめ記事にのせてもらったり、たくさん読んでもらえた大切なnoteたちをまとめています。

記事一覧

今日も私は、息子のことがわからないけれど。

私の家族は、3人+2匹家族。 夫は男で、息子は男の子。 白黒の猫はオスで、茶トラの猫はオス。 女は私だけ。 私の家は、男だらけ。 今まではそこまで気にならなかっ…

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5時間前
21

こどもの写真をプリントアウトして残すメリット。

私は、幼い息子の写真を撮るのが上手じゃなかった。 「上手じゃない」というよりは、なんだか写真を撮るタイミングをうまくつかめなかった。 たとえば、息子がかわいい顔…

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2か月前
44

息子と私の「板ばさみ」になっている人。

「髪の毛ハネてるの、なおらない。なおらないから、今日は学校いかない。」 朝の8時30分。父ちゃんに髪の毛をなおしてもらっていたけれど、なかなかハネてるのがなおら…

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3か月前
58

ぼく、炭酸を飲むために生まれてきたのかも。

「ぼく、炭酸飲むために生まれてきたのかも。」 メロンソーダーからの、コーラからの、ジンジャーエールからのスプライト。ガストのドリンクバーでいろんな炭酸を飲みなが…

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4か月前
98

友達100人なんて、できっこないから。

新学期がはじまって、1ヶ月足らず。 息子は、ピカピカの小学校2年生。 そして、ピッカピカの小学校1年生が入学してきた。「入学」とか「小学校1年生」とか、そんなよ…

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4か月前
74

ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

EVトゥクトゥクという3輪の乗り物で、息子を小学校まで送迎している。 その乗り物に乗りはじめて、 もうすぐ1年だ。 小学校への道のりは、171号線という大きな道路…

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6か月前
58

お花のお墓

最近、家の中が私によそよそしい。 そんなことを思っていた。 いつも着ているコートも、いつも使っているテーブルも、いつもごはんを炊いている炊飯器も、いつも履いてい…

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7か月前
42

7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

小学校1年生の息子は、「朝」が苦手だ。 大キライだった幼稚園を卒業して、今の小学校に通いはじめてしばらくは、びっくりするくらい寝起きがよかった。 あれ?「朝」が…

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7か月前
51

ありがた迷惑で、ごめんなさい。

「前にここでケンカしたよね。今日も絶対に、メロンソーダーだからね。」 小学校の近くにあるモスバーガーに行くと、息子はそう念をおす。 小学校の入学式の帰り、家族で…

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7か月前
71

7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

父ちゃんは、映画が好きだ。特にアクション映画が大好きだ。戦ったり、勝ったり負けたり、殺したり殺されたり、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、銃で撃ったり撃た…

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8か月前
64

自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

小学校1年生の息子が好きなのは、「猫」と「黒色」と「戦い」だ。最近は、猫たちが戦いを繰り広げる物語の絵本を、黒い鉛筆1色で書くのにハマっている。 「母ちゃん、い…

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10か月前
146

息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

小学校1年生の息子の頭に、シラミがわいた。 なんだか頭がかゆそうだなぁとは思っていた。ある日、ふと息子の頭皮を見てみたら、髪の毛の根元に白いフケのようなものがた…

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11か月前
48

子供との「最高の思い出」の作り方。

大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。 夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家…

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1年前
72

「ひま」から生まれる、素敵な何か。

夏休みがおわった。 私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。 週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近…

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1年前
90

ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

夏休みがはじまって。 小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。 ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。 オ…

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1年前
136

お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一…

もよ
1年前
74
今日も私は、息子のことがわからないけれど。

今日も私は、息子のことがわからないけれど。

私の家族は、3人+2匹家族。

夫は男で、息子は男の子。
白黒の猫はオスで、茶トラの猫はオス。

女は私だけ。

私の家は、男だらけ。

今まではそこまで気にならなかったけれど、小学校2年生にもなると「男の子」感が妙に増してきて、最近「自分だけ女」ということを妙に意識するようになった。

***

息子は異様に「銃」が好きだ。100均に行けば必ず銃のオモチャをほしいと言う。ゲームセンターに行けば、

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こどもの写真をプリントアウトして残すメリット。

こどもの写真をプリントアウトして残すメリット。

私は、幼い息子の写真を撮るのが上手じゃなかった。

「上手じゃない」というよりは、なんだか写真を撮るタイミングをうまくつかめなかった。

たとえば、息子がかわいい顔をしている。
おもしろい顔をしている。
おもしろいことをしている。

その映像を自分の頭の中に刻むだけじゃなくて「残したい」と思う。だれかに見せたいと思う。

スマホをカバンから出して、ロックを外す。カメラを起動して、カメラを向ける。

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息子と私の「板ばさみ」になっている人。

息子と私の「板ばさみ」になっている人。

「髪の毛ハネてるの、なおらない。なおらないから、今日は学校いかない。」

朝の8時30分。父ちゃんに髪の毛をなおしてもらっていたけれど、なかなかハネてるのがなおらなかったらしい。息子は曇った表情でそう言った。

どれどれ。

私も息子の髪の毛のハネをなおそうとしてみる。いっぱい濡らして、クシでいろんな方向に梳かして、ドライヤーでかわかしてみる。

「まだちょっと変。これじゃ学校いけない。」

私が

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ぼく、炭酸を飲むために生まれてきたのかも。

ぼく、炭酸を飲むために生まれてきたのかも。

「ぼく、炭酸飲むために生まれてきたのかも。」

メロンソーダーからの、コーラからの、ジンジャーエールからのスプライト。ガストのドリンクバーでいろんな炭酸を飲みながら、息子はそう言った。

小学2年生の息子は、炭酸が大好きだ。

1か月500円のおこづかいを、すべて自動販売機にて、炭酸飲料を買うのに使っても後悔しない男だ。

「ぼく、ポテト食べるために生まれてきたのかも。」

なに食べたい?と聞くと

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友達100人なんて、できっこないから。

友達100人なんて、できっこないから。

新学期がはじまって、1ヶ月足らず。

息子は、ピカピカの小学校2年生。

そして、ピッカピカの小学校1年生が入学してきた。「入学」とか「小学校1年生」とか、そんなような言葉を聞くと、反射的に頭の中に流れてくる歌がある。

いちねんせいになったら〜
いちねんせいになったら〜
ともだち100人できるかな♪

息子の通うオルタナティブスクールは、1学年の定員は8人まで。同じ敷地内にある中学部まで合わせて

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ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

ママ35才。左車線の左ハシッコを、ノコノコ走る勇気。

EVトゥクトゥクという3輪の乗り物で、息子を小学校まで送迎している。

その乗り物に乗りはじめて、
もうすぐ1年だ。

小学校への道のりは、171号線という大きな道路をまっすぐまっすぐ走る。最高速度の標識には「50」という数字が表示されている。

その乗り物は、なんとか50キロまではスピードが出るけれど、電池が減っていくにつれて40キロくらいまでしかスピードが出なくなるという、なんだか不安定な乗り

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お花のお墓

お花のお墓

最近、家の中が私によそよそしい。

そんなことを思っていた。

いつも着ているコートも、いつも使っているテーブルも、いつもごはんを炊いている炊飯器も、いつも履いているスリッパも。

いつも歩いているフローリングも、いつも見ているテレビも、いつも用を足しているトイレも、いつもお味噌汁をつくるお鍋も。ぜんぶぜんぶ。

なんだか家の中にある物たちに、そっぽを向かれている感じがする。だから家にいてもなんだ

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7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

7歳息子の寝起きがよくなった「朝の過ごし方」。

小学校1年生の息子は、「朝」が苦手だ。

大キライだった幼稚園を卒業して、今の小学校に通いはじめてしばらくは、びっくりするくらい寝起きがよかった。

あれ?「朝」が苦手なんじゃなくて、幼稚園に行きたくないから「朝」が苦手だったのかも、と思ってホッとしていたのだけれど。

入学してしばらくすると、また寝起きが悪くなった。でも学校は楽しいとのこと。「入学ハイ」になっていて、なぜかスッキリと起きられてい

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ありがた迷惑で、ごめんなさい。

ありがた迷惑で、ごめんなさい。

「前にここでケンカしたよね。今日も絶対に、メロンソーダーだからね。」

小学校の近くにあるモスバーガーに行くと、息子はそう念をおす。

小学校の入学式の帰り、家族でモスバーガーに行った。息子はいつも通りキッズセット、そして飲み物は「メロンソーダー」にするとのこと。

息子と父ちゃんは席で待っていて、
私が注文しにいく。

「キッズメニューの飲み物はいかがされますか?」

店員さんに聞かれたので「メ

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7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

7才息子が「アクション映画」を観るのがイヤだったけれど。

父ちゃんは、映画が好きだ。特にアクション映画が大好きだ。戦ったり、勝ったり負けたり、殺したり殺されたり、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、銃で撃ったり撃たれたり、すんごいスピードで車を走らせたり、血がブシャッて飛び散ったりするような映画。「かっこいい」らしい。

私は、そういう映画が苦手だ。たとえばアバターの映画は物語が気になりすぎて見に行ったけれど、戦いのシーンも多くて長くて、映画が終わる

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自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

自作絵本♪「発達障害って何だろう?」と考えてみた。

小学校1年生の息子が好きなのは、「猫」と「黒色」と「戦い」だ。最近は、猫たちが戦いを繰り広げる物語の絵本を、黒い鉛筆1色で書くのにハマっている。

「母ちゃん、いっしょに絵本かこうよ。」

ある土曜日の朝、そんなお誘いを受けた。真っ白な紙を2枚、黒い鉛筆を2本準備して、2人で肩を並べて座卓の前にペタンと座った。真っ白な紙を目の前にして、なんだか妙にワクワクした。今からこの真っ白な紙に何を書いてもい

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息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

息子のアタマのシラミと戦いながら、感じたこと。

小学校1年生の息子の頭に、シラミがわいた。

なんだか頭がかゆそうだなぁとは思っていた。ある日、ふと息子の頭皮を見てみたら、髪の毛の根元に白いフケのようなものがたくさんあった。手で払おうとしても取れない。

あ、シラミだ。ぜったいシラミだ。

そう思った瞬間、ゾゾゾゾゾ〜ッとして、自分の頭もかゆくなってくる。「アタマジラミが確認されました。」というメールが何度か学校から送られてきたことがあるので、

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子供との「最高の思い出」の作り方。

子供との「最高の思い出」の作り方。

大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。

夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家で食べよう、ということになった。

友達は、買ってきたコロッケと、お家で炊いたご飯と、インスタント味噌汁を食べていた。私と息子にも、インスタント味噌汁を分けてくれた。

私はからあげ丼と、チーズクリームコロッケを単品で買った。それらを、も

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「ひま」から生まれる、素敵な何か。

「ひま」から生まれる、素敵な何か。

夏休みがおわった。

私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。

週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近所や家でのんびり過ごした。

息子の学校は、決められた宿題がない。
そして、習い事は1つもしていない。

そんな息子の夏休みは、すべての時間が「自由」だ。

ここまで「自由」な夏休みを過ごしている小学生は、少ないのかもしない。

そう思

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ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

夏休みがはじまって。

小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。

ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。

オムツだったよなぁ。
ごはんを全然食べてくれなかったよなぁ。
買い物に行くのも一苦労だったよなぁ。
外食なんて絶対したくなかったよなぁ。

母ちゃん、母ちゃんって毎日数えきれないくらい呼ばれて、なんだか抱っこばかりしていたなぁ。

うん

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お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一緒にいるけれど、仕事の日もわりとある。

私が息子と一緒にいる時間と比べたら、きっと半分以下だろう。だからこそ余計に、一緒に過ごすときの「密度」が大切だよね、と思うのだけれど。

仕事で疲れているのはわかるけれど、土日は隙あらばソファに寝転

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