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大阪府箕面市のお家で、子育てしたり、整体したり、書いたり、猫たちとモフモフしたりしている34才。オルタナティブスクールに通う6才息子に育てられる日々。体をもむみたいに、心ももめたらいいのにな。▶▶▶整体×整心お家サロン「pono-me」https://pono-me.com/

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  • こころもみエッセイ。

    体をもんでゆるめるように、心ももんでゆるめられたらいいのにな、と思うことがあります。なにげなく読んだ文章で、心がふっとゆるむことってあると思う。

  • たくさんの方に読んでもらえた【お祝いnote】

    note編集部さんのおすすめ記事にのせてもらったり、スキ!をたくさんもらえた大切なnoteたちをまとめています。

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ママの私が「夜中のコンビニ」でアルバイトをする理由。

私は週に2回だけ、夜中のコンビニでアルバイトをしている。 21時に息子と一緒に寝て、 23時に起きてコーヒーを飲んで、 23時45分に家を出て自転車をこぎ、 0時から7時まで働く。 なんだかんだで1年ちょっと、そのアルバイトを続けている。 去年の3月のこと。 息子が4月からついに幼稚園入園ということで、入学金やら制服やらで久しぶりに大きなお金が動いた。  ふと預金通帳の残高を見てみると、やばいことに気づいてしまった。 7880円。 目を疑った。 この数字は、う

    • 子供との「最高の思い出」の作り方。

      大阪府の箕面市。小野原というところに、「コロッケ・クロケッタ」というコロッケ屋さんがある。 夏休みに友達と遊んだ時、そこのコロッケやお弁当を買って、その友達の家で食べよう、ということになった。 友達は、買ってきたコロッケと、お家で炊いたご飯と、インスタント味噌汁を食べていた。私と息子にも、インスタント味噌汁を分けてくれた。 私はからあげ丼と、チーズクリームコロッケを単品で買った。それらを、もらったインスタント味噌汁をすすりながら食べた。 すすりながら、なぜだか急に胸が

      • 「ひま」から生まれる、素敵な何か。

        夏休みがおわった。 私も仕事はポツリポツリしかせず、毎日息子といっしょに過ごした。 週に1〜2回は、友達と遊んだり、どこかに出かけたりはしたけれど、それ以外は近所や家でのんびり過ごした。 息子の学校は、決められた宿題がない。 そして、習い事は1つもしていない。 そんな息子の夏休みは、すべての時間が「自由」だ。 ここまで「自由」な夏休みを過ごしている小学生は、少ないのかもしない。 そう思いはじめると、ムクムクと不安が湧いてくる。「何かしたほうがいいんじゃないか。習い

        • ひとりっ子の夏休み、どう過ごす?

          夏休みがはじまって。 小学校1年生の息子と、べったりと過ごしている。まるで幼稚園に入る前の生活に戻ったみたいだ。 ふと幼稚園に入る前の生活を思い出してみる。 オムツだったよなぁ。 ごはんを全然食べてくれなかったよなぁ。 買い物に行くのも一苦労だったよなぁ。 外食なんて絶対したくなかったよなぁ。 母ちゃん、母ちゃんって毎日数えきれないくらい呼ばれて、なんだか抱っこばかりしていたなぁ。 うん。今はそうじゃない。 トイレでおしっこをするし、ごはんも好き嫌いは多いけれどだ

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          お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

          どこの家庭でもあるあるかもしれないけれど、父ちゃんは息子と一緒にいる時間がすごく短い。平日の朝と夜に、ちょっとずつ会えるか会えないか。土日は仕事がなければ1日一緒にいるけれど、仕事の日もわりとある。 私が息子と一緒にいる時間と比べたら、きっと半分以下だろう。だからこそ余計に、一緒に過ごすときの「密度」が大切だよね、と思うのだけれど。 仕事で疲れているのはわかるけれど、土日は隙あらばソファに寝転がって、スマホをいじっている。息子が父ちゃんに話しかけたり絡みに行っても、心のこ

          お父さんの「愛し方」って、こんな感じ?

          もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

          「では梅川さん、こちらで靴をぬいでください。」 彼女がそう言ったので、キョロキョロ動かしていた目線を彼女の方に向けた。でもおかしい。彼女は私の方を見ていない。彼女の目線の先には、息子がいた。私にではなく、息子に向かって投げかけていた言葉だったのだ。 梅川さん。 私たち家族の苗字は「梅川」だから、もちろん息子だって「梅川さん」なのだけれど。息子はおそらく自分のことだと気づいていないのだろう。振り向くこともなく、靴を脱ぐ気配もなく、校舎の少しくすんだ白い壁に近づき、なぜかベ

          もうすぐ夏休み。学童の申込みをしなかった理由。

          家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

          小学校1年生の息子は、家では1人でトイレに行けないことが多い。 廊下が薄暗くて怖いらしい。理由は一応そう言っているけれど、きっと「なんか妙に怖い」というのが本音なんだろうと思う。どうしてそう思うのかというと、私もそうだったからだ。大人になって、さすがに昼間に怖いと思うことはなくなったけれど、夜にトイレに行くのは今だに怖いときがある。家を選ぶときに1番大切にしたことは「廊下が短いかどうか」だったから、限りなくその回数は減ったけれど。 変なところが遺伝してしまったなぁと思う。

          家族の絆を深める「会話のタネ」の育て方。

          「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

          幼稚園が嫌いだった息子が、小学生になって。オルタナティブスクールに通うことになった。 毎日楽しそうに学校に通う息子を見ていると「ここに通っていれば、息子は大丈夫だ。」という根拠のない安心感に包まれる。 「息子に合っているだろう学校を選ぶ」という大仕事を終えて、ホッとしていたのはほんのつかの間。 幼稚園のときは預かり保育があったので、6時頃に迎えに行っていたけれど、今は4時に迎えに行っている。お迎えが2時間早いだけで、妙に時間が足りない。車の混み具合にもよるけれど、なんだ

          「お母さんを辞めたい」とググッてしまったら。

          子供から「毒」を遠ざけるよりも大切なこと。

          息子が通うオルタナティブスクールには、「給食」がない。つまり、毎日お昼ごはんを何かしら準備しないといけない。 大変だ。そりゃ大変だ・・・ 入学する前は、毎日お弁当を作らないといけないなんてどうしよう、しんどすぎる、と思っていたけれど。 「うちは、おにぎりだけ持たせているよ!」 「この間は、ランチパックだけ持たせた!」 「毎日カップラーメンのお兄ちゃんもいるらしいよ。」 などなど、周りのお母さんたちの話を聞いているうちに、肩の力が抜けていった。 それにお弁当も毎日

          子供から「毒」を遠ざけるよりも大切なこと。

          息子を変えるのではなくて、私が変わろうと決めた。

          3月の終わりのまだまだ肌寒い季節に、息子のためにグレーのパーカーを買った。 その何気ない購入が、私をあんなに悩ませるきっかけになるなんて、そのときはこれっぽっちも想像していなかった。 肌寒いときに、息子が気楽にはおれそうな上着を求めて、ユニクロの店内をウロウロしていた。 パーカー、いいかも。 そう思って、目についたパーカーを手に取った瞬間、うわぁ・・・と思った。最高の肌触りだったのだ。私もほしいと思うほどに。 2000円ちょっとのその商品。息子の服にしては高いなと思

          息子を変えるのではなくて、私が変わろうと決めた。

          ママにとっての「自分を大切にする」とは?

          息子が通うオルタナティブスクールでは、毎週金曜日に「青色のファイル」を持ち帰る。 そのファイルの中には、1週間の振り返りをするプリントがはさまれている。 毎週金曜日、スタッフさんと話しながら、今週の振り返りをして、来週取り組むことを決める時間があるらしい。その内容が、このプリントに詰まっている。 私はこのプリントを見るのが好きだ。 息子が1週間どんなことをしたのかふんわり想像できるし、それを見ながら息子に質問すると、おもしろいエピソードを聞けたりする。 息子がはじめ

          ママにとっての「自分を大切にする」とは?

          「地球がシャワーを浴びている世界」は美しかった。

          息子を小学校へ送り届ける途中。 その日の私の心は、曇っていた。 そして空も、曇り空。 淡々と、黙々と、運転する。 赤信号のとき、後部座席に座っている息子にチラッと目をやる。ボンヤリと窓からの景色を眺めている。 心が曇っているときは、フロントガラスから見える世界だって、曇って見える。 今の自分にしっくりくる音楽は、RADWIMPS。いつもは息子のリクエストでマイケルジャクソンを聴いたり、私が大好きなアーティストのチャットモンチーの曲を聴いたりしているけれど、それらは今

          「地球がシャワーを浴びている世界」は美しかった。

          愛車に「EVトゥクトゥク」を選んだ理由。

          家から少し離れた小学校に通うことになった息子。 バスを降りてから、大人の足でも徒歩15分という、少し不便な場所にある。1度一緒に歩いてみたら、30分くらいかかった。息子はとってものんびり歩く。 とりあえず1年生のうちは送り迎えをしよう、ということになったけれど、わが家には車がない。 自転車では30分。体験授業のとき、息子の送迎で2往復してみた。1日のうち、2時間も自転車をこいだことになる。送迎を終えて自転車から降りると、オマタがジンジンと痛かった。これを毎日続けるのは、

          愛車に「EVトゥクトゥク」を選んだ理由。

          「合う場所」に自分を置いてあげること。

          「母ちゃん、ぼく明日がだいっきらい。」 幼稚園に通っていた頃、息子が寝る前によく言っていた言葉だ。 なんて悲しい言葉なんだろう。 息子の横で添い寝しながら聞くその言葉は、私の頭の中にクッキリとこびりついて離れない。「息子からのSOS」とも言えるその言葉に、何と返していいのかわからなかった。 明日が大嫌いだと思いながら布団に入る。 起きたら大嫌いな明日がはじまってしまう。 少しでも「今日」を長くしたいのだろうか。 息子の目はなかなか閉まらない。 そして、 今日をはじめ

          「合う場所」に自分を置いてあげること。

          お家サロン、壁を塗る。イルカの壁紙よ、さようなら。

          自宅サロンをはじめようと決めてから、部屋を「サロンっぽく」しようとしてみた。 まずは、すでに家にある物を使ってやってみる。 やばい。ダサい。 絶対にうまくいかない自信が湧いてくる。 さて、どこから変えればいいかしらと考えたとき、「イルカ柄の壁紙」が目に入る。 3年前くらいに、水回りのみをリフォームして、中古のマンションを購入した。リビング以外の2つの部屋の壁紙が、「イルカ柄」だった。 当時、壁紙を貼り替えるかどうか迷ったけれど、壁紙自体はキレイだったし、イルカの家族

          お家サロン、壁を塗る。イルカの壁紙よ、さようなら。

          ウマの合わない息子&じーじの、ステキな関係。

          息子のじーじ、つまり私の父親は、 子供と体を使ってあそぶのが上手だ。 188センチの巨体。 坊主。 なかなかイカツイ。 持ち上げられたり 逆さまにされたり 追いかけられたり びっくりさせられたり こちょばされたり 私と弟はお風呂上がりにもかかわらず、汗をかくくらいにキャッキャと言いながら盛り上がる。 そんな子供の頃の映像が、今でもフワッとよみがえることがある。 でも、息子にはその遊び方が通用しない。 持ち上げられたり 逆さまにされたら 「怖いからほんとにやめて!

          ウマの合わない息子&じーじの、ステキな関係。