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アクション映画

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アクション映画まとめ
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2023年1月の記事一覧

シン・映画日記『THE LEGEND & BUTTERFLY』

シン・映画日記『THE LEGEND & BUTTERFLY』

新宿バルト9で木村拓哉&綾瀬はるかのW主演映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』を見てきた。

木村拓哉の織田信長と綾瀬はるかの濃姫など、
主演クラスの有名俳優・女優による織田信長一代記ダイジェストを、織田信長と濃姫にポイントを当ててみました、という感じ。

検事であろうが、
盲目の武士であろうが、
ホテルに潜入捜査をする刑事であろうが、
木村拓哉。
そして、
織田信長であろうが木村

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シン・映画日記『シャドウプレイ【完全版】』

シン・映画日記『シャドウプレイ【完全版】』

新宿のK's cinemaでロウ・イエ監督作品『シャドウプレイ【完全版】』を見てきた。

『パープル・バタフライ』、『天安門、恋人たち』、『スプリング・フィーバー』、『パリ、ただよう花』、『二重生活』、『ブラインド・マッサージ』のロウ・イエ監督の2018年の作品で、2019年に東京フィルメックスのオープニングで上映されるが、今回は大幅にカットされた部分を加えた『シャドウプレイ【完全版】』で、ある意

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蔵出し映画レビュー『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

蔵出し映画レビュー『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』



元の『ジュラシック・パーク』シリーズが三部作だったからか、『ジュラシック・ワールド』シリーズも三部作というつもりで作る側も見る側も思って見た『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。

後半はそれなりに面白いと思える部分もあるにはあったけど、全体的に「何でこうなったかな?」とか「これ、違くない?」と思うシーンが多いシリーズ最終章だった。

確かに凶暴なギガノトサウルスとかアロサウルスとか出

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シン・映画日記『カンフースタントマン 龍虎武師』

シン・映画日記『カンフースタントマン 龍虎武師』

TOHOシネマズ錦糸町 オリナスで香港カンフー映画のスタントマン達のドキュメンタリー映画『カンフースタントマン 龍虎武師』を見てきた。

これ、まさしく、香港アクション/カンフー映画の栄枯盛衰を描いたドキュメンタリー。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・香港と言うか、
ワンス・アポン・ア・タイム・ショウ・ブラザーズと言うか、
ワンス・アポン・ア・タイム・ゴールデン・ハーベストとでも言うか。

本作

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2022年 映画ベストテン(ハリウッド、アメコミ他大作映画部門)

2022年 映画ベストテン(ハリウッド、アメコミ他大作映画部門)

■総評:アニメ映画部門だけでなく、他にもジャンル特化型のベストテンを作ってもいいかなと思って作ったのがこれ。人によって好みの傾向もあって、その場その場では高い評価を出しても、いざ年間ベストテンを組むと中規模、小規模の作品と比べにくいというのがある。ということで、アメコミ映画やハリウッド映画等に特化したハリウッド・アメコミ・大作映画部門を作ってみた。そうなるとMCUの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・

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シン・映画日記『非常宣言』

シン・映画日記『非常宣言』

MOVIX三郷にて韓国映画『非常宣言』を見てきた。

ソン・ガンホとイ・ビョンホンという韓国2大スター共演のフライトパニックムービー。

ソン・ガンホ演じる刑事ク・イノの奥さんやイ・ビョンホン演じる元パイロットと娘の親子などがハワイ行きの航空機内で離陸後、乗客達が謎の死を遂げる事件が続発しパニックになる中、地上でク・イノが追っていた事件の犯人が飛行機内でウイルステロを行う予告動画を見つけ、それがク

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蔵出し映画レビュー『モガディシュ 脱出までの14日間』

蔵出し映画レビュー『モガディシュ 脱出までの14日間』

ソマリアは薄っすら知ってるぐらいで、首都モガディシュにいたってはよく知らないぐらいで見た『モガディシュ 脱出までの14日間』。これ、見事に韓国の内乱、暴動ものの映画を応用して、アフリカの内戦での出来事に上手くアジャストしており、韓国の社会派ドラマ映画とアフリカの少年兵やテロリストが出てくるような映画をエンターテインメント映画として昇華させている!

まずは、モガディシュの内戦の荒れ模様や、銃を持っ

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蔵出し映画レビュー『峠 最後のサムライ』

蔵出し映画レビュー『峠 最後のサムライ』

『雨あがる』、『蜩ノ記』、『散り椿』など情緒ある時代劇映画を作らせたら随一の小泉堯史監督・脚本最新作。というより、同じ司馬遼太郎原作で『燃えよ剣』と共に新型コロナウイルスのために公開を2年待たされてようやく公開となった『峠 最後のサムライ』。戊辰戦争の最中、変わりつつある日本の最後の武士文化をアクション、ドラマ、それと情緒ある夫婦ドラマとたっぷりたっぷりな役所広司で見せた時代劇映画で、侍としての生

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蔵出し映画レビュー『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

蔵出し映画レビュー『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

アニメはそれほど見てなくてもジャンプ黄金期をオンタイムで経験した世代ということもあって劇場の新作は一通り見る「ドラゴンボール」の劇場アニメ映画最新作。新キャラの弱さは否めないが、当作品で古くからあるキャラクター、レッドリボン軍を上手く使ったり、悟空・ベジータといった二大メジャーキャラをほぼほぼ抜きで作った展開は見応えは十分。

基本的には劇場アニメ映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の続編ながら、「

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蔵出し映画レビュー『トップガン マーヴェリック』

蔵出し映画レビュー『トップガン マーヴェリック』



『トップガン』が公開した36年前は筆者もまだ小学生高学年だったため、VHFで後追いで見た。そのトム・クルーズ主演映画『トップガン』の正当な続編に当たる『トップガン マーヴェリック』。前作で監督を勤めていたトニー・スコットが亡くなったから続編は不可能だろうと思われた『トップガン』の続編が本当にトム・クルーズ主演映画として36年ぶりに蘇った!!

『トランスフォーマー』シリーズの脚本を手掛けてい

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