見出し画像

無脳症の現実 『願い事』


以前から妻は『子どもは3人くらい欲しい、だから20代で絶対に生みたいな』と僕に話していた。


男の僕には少しプレッシャーがかかる部分もあるが、『兄弟がいた方が良い』という考えには、兄と姉がいる僕としても賛成だ。


そんな僕らは結婚してからも、色々なことがあった。


籍を入れてから1年後に、北海道で挙式をしたり、転職をしたり、色んな場所に旅行に行ったりとバタバタしながらも楽しい時間を過ごした。


しかしそんな充実した日々の間にも、1つだけ叶わなかったことがある。


それが『子宝に恵まれないこと』だった。


旅行先に有名なお寺や神社があればお祈りをしたし、毎年の初詣のときもお願い事をしてきた。


自然にできることを信じて疑わなかったが、どうやら『何かがおかしい』と感じてきた。


1年ほど自然妊娠を試みたが、ここでいわゆる『不妊』という事実を早々に受け入れ、病院に行って色々な処置をおこなった。


妻は仕事をしながらも病院に通い、痛い思いをし、毎日投薬し、毎月くる生理に落胆していた。


それはとても辛い日々だったはずだ。


それなのに妻は気丈に振る舞い、前に進むことを止めなかった。


それまでの僕は、これからの将来のこと、子どもが生まれてからの金銭的不安などのことばかりを考えていた。


心配性な僕は、まだ『親になる』という覚悟ができてなかったのかもしれない。


しかし、妻の『赤ちゃんが欲しい』という気持ちを受け入れ、『なかなか子宝に恵まれない』という現実も受け入れた。


そしてついに僕らは不妊治療の最終工程、『体外受精』のスケジュールを病院に相談した。

#無脳症
#体外受精
#妊娠
#妊娠出産
#妊娠生活
#妊娠中
#妊娠初期
#妊娠生活の記録
#妊娠日記
#不妊
#不妊治療
#不妊治療記録
#高度不妊治療
#不妊治療からの妊娠
#不妊治療費が保険適用外っておかしくね
#HSP
#HSP気質
#不安
#将来への不安
#うつ
#うつ状態
#うつ日記
#抑うつ
#日記
#イラスト
#小説
#心理
#毎日note
#note
#note毎日更新
#noteでよかったこと
#noteの書き方
#短編小説
#連載小説
#オリジナル小説
#長編小説
#悩み
#不幸
#悲しみ
#悲しい思い出
#中絶
#中絶手術
#夫婦
#夫婦関係
#夫婦生活
#夫婦の会話
#赤ちゃん
#赤ちゃんのいる生活
#赤ちゃんの話
#病気
#病気の話
#子どもの病気
#死
#生と死
#別れ
#お別れ
#出会いと別れ
#梅雨
#梅雨明け
#梅雨の晴れ間
#梅雨空
#夏
#夏の思い出
#妻
#夫
#辛い
#人生はなぜ辛いのか
#辛い時
#生き辛い
#辛いこと
#辛いとき
#病院
#子ども
#子どもとの関わり
#子どもの成長
#胎児
#妊活
#妊活記録
#顕微受精
#お金



この記事が参加している募集

noteでよかったこと

noteの書き方

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?